【原発処理水の海洋放出①】ALPS処理水の安全性と海洋放出をする理由とは?

 

 

今回のテーマは原発処理水の海洋放出で
ございますこの8月24日にですね福島第
一原発の方でですねまあその処理水を海洋
海にですね放出するぞということが始まっ
たぞというニュースがね世界中を駆け巡り
ましたこれに関して皆さんはですねどう
いう状況になってるのか不安に思う方も
多いと思うんですよねというのもですね
汚染水っていう言葉と処理水っていうこと
は両方出てくるんですけども一体何が違う
のかよくわからないという方とかですね
IAEA国際原子力機関がですねそれは
大丈夫だよなんていう報告書を出したこと
を受けてこの方ね行動に出てるわけです
けどもえーでもその
IAEAがいいって言っててもね
原子力を進める期間が言ってるわけでその
本当に大丈夫なのかわからない心配だ
なんていう風に思う方もいると思いますし
果てはですね中国の方で日本の水産物の
輸入を全面禁止したぞと中国はもう日本
からのお魚買いませんっていうねそういう
ことを言われててこれ国際社会的に大丈夫
なのと中国に物売れなくなって大丈夫なの
ともうますます不安になってる方多いと
思うんですねなので今回は
汚染水とは何なのか書類水とは何なのか
なぜ海洋放出をするに
至ったのかそして
IAEAとは中国とはそういったことがま
るっとわかる授業ですね私の方で解説して
いきたいと思いますので是非最後までご覧
いただければと思いますここで注意点の
アナウンスです今回の授業は主に
政府と東京電力の資料をもとに情報を整理
したものです
処理水の分析にあたっては
政府東京電力のほかに日本原子力研究開発
機構jaeaが第三者分析を行っていると
のことですそのことを踏まえた上でご覧
いただければと思います
まずはですね海洋放出の
背景から説明していきたいんですねまず
ですねなぜ海に流すことになったのかそれ
をですね知るにはやはり
東日本大震災の時のあのね
原発事故これをですね正確に理解する必要
があるわけなんですよねなぜ
原発がですねボーンというねものすごい
煙を上げてですね
大丈夫というすごい音を立てて大丈夫だと
あの事故何だったのかこれからですね
思い出したいわけですよね福島第一原発は
地震が来てすぐにですね自動的に停止する
システムが発動して自動停止したんですが
ですがここからが問題なんですよねこの
原子力発電所というものの仕組みからいっ
てですね真ん中にですねその燃料棒と言わ
れる非常に放射能を持った
放射性の物質を発するですねその
燃料棒というねそういうものがあるわけ
ですよそれはものすごい高音を
放つエネルギー体であるがゆえにうまく
コントロールしなきゃいけないわけですよ
ね冷やしたり
圧力かけたりいろいろやるわけですよそれ
がですね冷却しなきゃいけないよという
ことで冷却するシステムもちろんあったん
ですよですが
津波によってその冷却システムを動かし
続ける電源がダウンしてしまったんですよ
ねそのことによって地震が来て
緊急停止してその後予備電源でねこの電源
でずっと冷やし続けるよということは
できればよかったんですが
津波によってそれがダウンしてしまった
ことで冷やせなくなりどうなったか出せ
なくなった燃料棒はですね加熱されすぎて
溶け落ちてしまうというねことがあった
わけなんですよその時計落ちてしまった
ものが冷えて固まったものこれを
燃料デブリって言うんですね
燃料デブリって何とこのデブリって聞き
慣れないですけども
宇宙産業でもスペースデブリを除去し
なきゃいけないなんていう言葉が出てき
たりするんですねデブリっていうのはです
ねもう言ったらそのスペースデブリって
いう時には
宇宙ゴミって訳されるんですよね基本的に
どういうイメージかというと岩が崩れ落ち

岩クズみたいなものこういう大きな氷の
砕けた欠片みたいなんですね
欠片とか
破片とか
岩クズなんていう風に和訳されるものなん
ですねその燃料デブリってのも燃料棒って
いうものが高温によって溶けてそして形を
変えて
欠片になったものであるということなん
ですね
じゃあかけらになって冷えて固まってる
からもう大丈夫なのかと思いきやそんな
ことはないんですよねものすごい
エネルギーを発している
放射線を発しているっていう事なんですで
これが要するにコントロールできなくなっ
ているわけなんですよねつまりもその施設
ごとその
燃料棒を支えた物事崩れてですねそして
解けて下に落ちているということなので
この
燃料デブリというものこれが冷やし続け
なきゃいけない
難物になったわけなんですよはいこれを
冷やした
状態になりますけれどもこの燃料デブリを
冷やしますね冷却しますね冷却するとその
ものすごい高エネルギーの放射性物質に
触れた水っていうのはその
放射能をまとうことになるので
汚染水という風に言われるんですねつまり
ここでいう汚染水というのは
燃料デブリを冷却するために水をかけて
いるその水であるとか
雨が降ってきますよね屋根も壊れてます
から雨水がその燃料デブリに当たるそれで

汚染水になりますさらに地下水が上がって
きたりしますねその地下水でがその
汚染水と混ざることによってやはり
汚染水になるとこの
汚染水が1日どれくらい出るかなんです
けどなんと1日100トンできるわけです
ちょっと我々の想像をね絶しますね1トン
とか2トントラックみたいことでそれ
100トンできるらしいんですよそれ
ぐらい大量に水をかけなきゃいけないそれ
1日100トンできる
汚染水っていうのは
容易に外に出せませんはいこれを処理し
なきゃいけないぞということでこの
汚染水をアルプスという
フィルターの
施設ですねフィルタリングでですね
放射性物質を調教するというですね
施設に入れまして
汚染水を汲んでそれをアルプスに入れます
そしてアルプスで汚染物質を除去したもの
を処理水って言うんですよ
あーなるほどとまず汚染水がどうできるの

わからなければこのお話で入ってきません
よねでも第一原発は
震災によって冷却する
電源をなくした
津波によってそれによって
溶け落ちた燃料デブリ燃料棒のかけらたち
というのを冷やさなきゃいけないから
冷やした後にできるのが汚染水だその汚染
水を
汲んでフィルターに通して
除去したものが
処理水だそこまで分かりましたよね
処理水はもう安全なんですかっていうこと
なんですけど一つ南仏があるんですよそれ
がトリチウムという物質なんですねこの
トリチウムという物質はアルプスでも
除去をしづらいものになってるんですね
えーと
除去できないものがあるのとこの
トリチウム
30水素なんていう風に和訳されるらしい
んですけどもそんなやばいものが除去でき
ないんだったら処理水も安全じゃない
じゃんこうなるわけなんですけども
トリチウムというのは
比較的
恐れるに足りない物質だという風に言われ
てるんですねなんでかというと基本的には
自然界にもある物質で
放射線
放射性物質を発することになるんです
けれども非常に弱いんですね
ベータ線という非常に弱いですねその放射
線を発してそれはですねまあ
紙一枚で通過することができない
皮膚を貫通することはできないそういう風
に言われてるんですね基本的に放射性物質
っていうのはですねどういう考え方かと
いうともうそのちっちゃなちっちゃなです
ねこう固まりがですねパーンと放射状に全
方向にこう
放たれていると
見えない小さな小さなショットガンみたい
なものなんですよレントゲンてありますよ
ねあれ何でですねあの人間の体がわかるか
というと
バーンと放射線を一瞬だけ
微量に当てることで物質を体に貫通させる
んですねでも一瞬だし
微量だから体に影響はそんなにないだから
レントゲン技師とレントゲン室でいろいろ
厳重にやりますよねあれも放射線を使う
からなんですよ
放射線をすごく
薄く薄く使ったその一つの技術レントゲン
貫通したその具合でもってその体の中身の
写真を撮ることができるそれが発明だった
んですよねつまり何か体を貫通する物質が
あるわけですよですがこのトリチウムは
貫通する力が非常に
弱いって言うんですよねでもそれは外部
からのものがあって中に入れたら
摂取したら体の中で被爆したら体の中で
ダメージを与え続けるんじゃないかそれに
関しても
薄めることで大丈夫なんだっていうこと
らしいんですよ
薄まってさらに体の外に
排出されることができるそういう風にね
言われてるらしいんですねでこれの国が
儲けた基準日本が儲けた基準っていうのが
6万ベクレルって言われてるんですねはい
これベクレルっていうのはその放射能の強
さです
6万ベクレルそのトリチウムが発する1
リットルあたりの放射能が6万ベクレル
だったら大丈夫これどういう基準で大丈夫
って言ってるのかと言いますとその6万
ベクレル1リットルあたりで含まれたもの
をですよ生まれてから70歳になるまで
70年間の
毎日飲み続けて毎日2リットル飲み続けて
被爆量が1ミリシーベルトこのベクレルと
シーベルトってのはベクレルっていうのは
放射能の発する方のパワーですシーベルと
1ミリシーベルトっていうのは
被爆してる量です
被爆量が1ミリシーベルトっていうのは
その
Whoですねまあ許容範囲内と国際的に
許容範囲内の
被爆量と言われてるつまり70年間2
リットル飲んでも
許容範囲内の被爆量であるというのが
1Lあたり6万ベクレルであると
じゃあ6万ベクレルぐらいにの状態で流し
ちゃえばいいんじゃないということなん
ですけどもとはいえ風評被害があるよねと
なので国の基準の40分の1にまで薄めて
流しましょうって言ってその
処理水を海水で40分の1に薄めて1キロ
先の
沖合にパイプで放出するということやって
ますで
1/406万ベクレルの40分の1って
ことはこれ1500ベクレレなんですね
じゃあ1500ベクレルの
このトリチウムを含むお水っていうのは
どういうお水かというとwhoが飲料水に
規定しているベクレルの量が1万ベクレル
なんですよ
つまりこれ自然界にもあります水道水とか
にも含まれてますっていうベクレルの中で
飲料水として1万ベクレルぐらいが
ちょうどいいよねとそれぐらいだったら
まだいいよねって言われてるものよりも
低いのでWHOが飲んでいいよって言っ
てる
量よりもさらに
低いベクレルにしてから
放出していると
科学的にはですね安全なんですって
はあーなるほどと言ったらIAEA国際
原子力機関が報告書でね安全ですよって
言ったところで
我々一般市民からするとですよいやいや
いいえさんとの信頼関係ができてません
からわかりませんっていうことになるん
ですけれども
科学的に1ミリシーベルトの許容範囲内
ですよとか6万ベクレルを70年間2
リットル飲んでも大丈夫ですよとかその上
で6万ベクレル40分の1に薄めてるのは
wh1万ベクレルを飲料水とするよという
ものよりも低いんだからこれは安全だよね
ということは
理解はできましたよね
理解できたわけですよあなるほどねと
処理水じゃあ安全なんだそれ流してもいい
よねというお話でかもしれませんけど流さ
ないに越したことはないっていうねお話も
あると思うんですよ
でもそれを薄めてでも流すのは何でこれな
んですけれどもこれはですね要するにもう
土地がない一言で言うとそれなんですよ
敷地がない何の
処理水を置いておくタンクの土地がないん
です
1日にですねこの
汚染水が100トンできちゃうんですよ
冷却して雨水地下水汚染されちゃったねぇ
が毎日100とできるそれをアルプスに
入れてろ過してろ過してそれを
タンクに詰め込む
処理水をタンクに詰めて詰めて詰めてどう
なったか1043機タンクがあるんですよ
10001043期のタンクがなんと
すでに98%
埋まっているんです
そしてこのペースで作ったらどうなるか
2024年もう来年ですよねもう半年先と
言ってもいいですよ2024年の2月から
6月で
完全にパンパンになりますもう入れる場所
がありませんという状況になるわけなん
ですこれはもうどうしようもない土地が
なくてもなんとかなるかそんなことはない
わけですよ土地広げれるかそれでいいわけ
ではないなんでかというとこの福島第一
原発というのは今どこに向かっているのか
それはですねただ冷やし続けるだけじゃ
ないですよ配慮しなきゃいけないってこと
なんですよ
ハイロって何ですかこれですよね
捨てるの廃棄するもう知らんぷりするって
ことと違う知らんぷりできないんですよ
ずーっと危険なままだからだから廃炉って
いうのは運用を停止した上で
施設全体を解体して元の土地に戻すという
ことです
そのためには
燃料デブリを取り除かなきゃいけない
取り出して
厳重に
放射性物質を撒き散らさないように保管
するところまでいかなきゃいけないわけ
ですよそして周りの施設を解体するところ
までいかなきゃいけないですそれをするに
は土地がいるんですそれをやるための作業
をやるためのもしくは解体作業するための
土地がいるんですが今なんとその
処理水のタンクでパンパンになりつつある
んです
ここでお分かりいただけましてねもう
ニッチもさっちも行かないんです
廃炉するためにスペースが必要という1個
目の理由ともう一つが
汚染水が
処理水に変えて
タンクにしているけれどもそのタンクが
もうパンパンになっちゃうだからこれは
処理水を
薄めて海洋放出して流して流してスペース
を空けてその空きスペースで
廃炉のための準備をして
灰色のための施設を作って
燃料デブリを取り出して第一原発を
元の状態の土地に戻すこれまでが
ミッションなんですよ
なので海洋放出せざるを得ないともちろん
他の方法もあるんじゃないかっていうこと
なんですけども海洋放出が今のところ最も
コストが
低くて現実的なやり方だって言うんですね
お分かりいただけましたでしょうかでも
処理水で薄めたら安全なわけですからこれ
問題ありませんよねっていう風にね今思っ
ていただけたかもしれないんですけれども
そうはいかないのが国際政治の話なんです
よね
諸外国からの猛反発を受けてそれの実態に
ついて説明していきたいと思いますまずは
中国ですよね中国は声高に
反対を表明しているんですよね
それがですね8月24日
日本からの水産物の輸入を全面禁止した
これ相当強いです
地元の漁業者に関してはこの海洋方式に
勝って何て言ってるかというと実は一貫し
て反対してるんですよ
処理水は
科学的に安全だということと安全に配慮
できるかどうかっていうのはこれまた別
問題なわけです
ここが非常に難しいわけです
チケットの詳細はリンクからどうぞという
わけで
[音楽]
[音楽]
プログレス僕
らの夢を今から
かなえよいくらは超えて雨雲どけて道を
見せるから君
以外
[音楽]
どこどこ
まで人は何者にでもなれるいつからでも

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