【原発処理水の海洋放出②】中国や韓国など隣国の反応は?

 

 

中国は声高に
反対を表明しているんですよね
それがですね8月24日
日本からの水産物の輸入を全面禁止した
これ相当強いです何でこれがものすごい
大きいことになってるかというと日本から
中国への海産物の水産物の輸出ってのは
ですね全世界への輸出に占めるですね
22.5%なんですよ中国はお得意様なん
ですよ
1/5から1/4は中国に水産物売ってた
んですねそれを買わ
ないこれおかしな話だということで日本は
WTO世界貿易機関を通してこれに対して

訴えをしていくという風な方向性ですね
おかしいじゃないかとそれは不当な
輸入禁止だよということで動いていくと
いう流れにはなると思いますだから日本と
して
遺憾ですよとその上で変えてくださいよっ
て表明をするわけでですけれどもねWTO
ですとか
IAEAですとかそういった国際機関が
どこまで強制力を発揮できるのかっていう
のはまだまだちょっと不透明とかあります
よね
IAEAという国際原子力機関も言ったら
国連の保護のもとにある自治機関なんです

じゃあ国連がどれぐらいパワーを持ってる
かというとやはり国連
常任理事国であるところのアメリカ
イギリスフランスそしてロシアと中国この
辺りがやはり
意見を表明するとそこに国連とかは
ちょっと強くは言えないですよねそういっ
た国際機関の限界みたいなものが
常につきまといますからじゃあこれは
うまく解決するかというと難しいところが
あるんですよねつまり日本と中国との外交
関係において1枚のカードとして切られて
しまっているというのが実際の現状なわけ
ですよねですが中国が国としてですねそう
いった日本のものは危ないぞということで
輸入しないぞということ言ったものです
から中国の国民感情はかなり高ぶっていて
言ってみたらですね日本のものを不買運動
するそれはその水産物だけじゃなくて日本
の化粧品会社の化粧水ですとかそういう
ものも危険なんだということで
運動をしたりその現地の日本人に対して石
を投げるとか
暴言を吐くとかそういうことまで加熱して
行われているとさらには日本の飲食店に
ものすごい迷惑電話をかけるなんていう
ことまで加熱してきているから中国の共産
党系の有力新聞が社説でそういう行動は
注意してくれという風に一件を出して国と
しての政治としてのカードを切ったら国民
が動きすぎているので少しダウンさせよう
としてるぐらいの動きなんですねですが
これが非常に難しいところなのが中国の
原子力発電所もトリチウムという物質海洋
放出というのはしてるらしいんです
ここで注意点のアナウンスです中国および
韓国がトリチウムを海洋放出していると
いう情報は経産省の資料をもとにしてい
ますまたこの中国韓国の放出している
トリチウムは
原子力発電の過程で生成される自然な副
産物であり日本の
燃料デブリに触れて汚染された水を処理し
たトリチウムとは生成過程が違うことはご
了承くださいそのことを踏まえた上でご覧
いただければと思いますじゃあ中国
ちょっと
怖いやり方してくるじゃないと思うかも
しれませんけどもこれは国と国とのこの
外交のあるあるみたいなんですね言ったら
韓国もそうなわけですよね韓国は実はこの
処理水の放出に関しては
科学的根拠があり国際機関も
容認しているのであればそれに関しては
容認するぞという姿勢らしいんですよ韓国
はそれをまあその大統領の下のね首相が
方針を発表したんですねそれがですねある
わけなんですけれどもじゃあ韓国は中国と
違うのかというとそうではないですなぜか
韓国も日本からの
輸入に関しては制限かけてるんですよいつ
から2013年から
2011年
震災を受けて2013年の9月からですね
福島県及びそれの近隣の
合計8件からの水産物の輸入に関しては
禁止福島県とそれを含む15件からの
農産物の一部これは何品目と決まってです
ね20何品目を
輸入制限する
禁止するということ言ってるんですよなの
でそれは継続中なんですねなので韓国も
中国も買わないぞということでそういう
カード切ってるわけなんですよね
なので
容認するとか反対するっていうのもその時
の選挙の状況とかそういうの含めて対外的
にメッセージを出し日本もそれに対して
遺憾ですよというメッセージを出していく
じゃあこれ
何が一番被害を受けてるこれ地元の漁業
関係者なわけですよねそういうことで買わ
ないぞという風にされてしまうことで誰が
打撃受けてるのかというと地元の漁業者な
んですよ
地元の漁業者に関してはこの海洋放出に
関してなんて言ってるかというと実は一貫
して反対してるんですよ
それもちろん海洋を放出されてしまいます
とそういった中国ですと韓国ですとかそう
いったところの
不買とか輸入禁止というものが出てきます
からそうなると
余計にあやっぱり
危ないんだとなって
価格がガーンと下がってしまうんですね
売れなくなってしまうんですしまうらしい
んですよそうすることによってものすごく
ダメージがあるからどうか海洋放出以外の
方法でお願いしますと言ってきたわけなん
ですねですが国としてはいやいやもう
タンクがいっぱいですとそれ以外のやり方
はもっとお金がかかりますと現実的に
薄めたら安全なので
IAEAも科学的に大丈夫と言ってます
から放出させてくださいそれが
選択された行動だったわけですねですが
このこの地元の漁業者とこの国東電との
ですね東京電力との
折り合いというのはずーっとなかなかつか
なかったんですね問題風評被害だけでは
ないこの
漁業者と国東電とのですね
信頼関係のなさ不信感無力感にあるという
ふうにも言われてるんですね
2011年にですねまあ事故が起きた当初
にですね東京電力はその地元漁業者に許可
を取ることなくですね
低濃度の汚染水を一部海洋放出したらしい
んですよそれもすごく問題になったんです
ねその後に2013年これからはアルプス
で処理しますとでアルプスで処理しますと
いうアルプスの説明の中に海洋
放出を前提としたお話が
担当者からなされたらしいんですよ
ちょっと待ってと海洋放出をするって
認めてないよという段階でも
ありましたさらに2015年にアルプスで
処理したものを薄めて海洋放出する基本
方針っていうのが
打ち出された時にですねそれはちょっと
認められないよいや認めてねという中で
じゃあ認める代わりに約束してねという
ことで
約束が取り返されたんですね2015年国
東電とその地元
漁業者で関係者の
理解なしにいかなる
放出もしないよとつまり関係者が理解し
ない限り放出しないよっていう
約束したんですよですが今回
理解してないぞというメッセージを漁業者
が出しているにもかかわらず一部理解を得
たものとするということで
放出してるんです
なので地元漁業者は何度か
約束裏切られてるよね
と事前に話通してもらえてないよねとそう
いうことがあってでも打撃受けるの我々な
んだよと
輸入禁止されちゃうんだよと
価格落ちちゃうんだよということでここの
関係が悪いわけですよ
なので地元漁業者の一部が国を相手取って
提訴するであるとかそれ以外にも国民との
理解がとれずに長崎の方でですねその
被爆者2世の方の団体がそれに対して
非難の声明を発表するとかですねそういっ
た形で国と国民との理解とか
そういうものを共有ってのができてない
段階で
切羽詰まってる中でやったとも言えますし
逆に言うと
専門家で言うとですねもっと早くに放出す
べきだったと
もうすでに分かってたじゃないかと薄めれ
ば科学的に大丈夫なのはと
大丈夫だという方針が決まったのが
2015年とか2016年もうこれが一番
だねとなってからまだ6年7年8年と
ずーっとやり取りしたよねとタイミングを
逃したんじゃないもうすごい色んな意見が
あるんですよね
どちらにしても
我々が正確に
科学的に理解をしないと
解決できないものなんですよ
中国がこう言ってる韓国がこう言ってる
じゃあ危険なんだじゃあ買わないこれに
よる打撃
これが一番問題なわけですよねだとしたら
しっかりと理解してその上であじゃあ
大丈夫なんだということで福島さんの水産
物に関しても応援しようねそういう風に
なるといいよねという風に言われてる
らしいんですよねですがこのねぇ
放射線見えませんよね
燃料デブリって何なんですかとか何が問題
になるまず放射脳ってものが何なのか
原子力発電所ってどういう仕組みでできて
たのかその上で事故によって何が毀損され
たのか
燃料デブリが何が取り扱いが難しいのか
放射能とは何なのか
被爆するとは何なのかそこまで理解する
のってすごく難しいですよねベクレルとか
シーベルトっていう単位それも理解するの
はすごく難しいですし実際に
公的機関から発表されている公的な資料を
まとめて私喋ってるだけですよでも
じゃあ大丈夫なんじゃないかなって思い
ましたよね
でもそこまでやっぱりニュースでですね
説明する時間もないわけですよ
そうなってくると中国であるとか韓国で
あるとか漁業関係者の方々のそういった
動きに一喜一憂してあー大丈夫かな右往
左往するということがあるここまで聞いて
ですねあじゃあ処理水の問題って科学的に
大丈夫なんだとそれで風評被害っていうの
もあくまで風評被害で我々が勉強すれば
大丈夫なんだと思えばそれでじゃあ
原子力発電所って大丈夫なんだねと思う方
がいるかもしれませんけどそれとこれとは
また話が別なわけですよ
処理水は
科学的に安全だということと安全に配慮
できるかどうかっていうのはこれまた別
問題なわけですよここが非常に難しいわけ
ですどういうことまず非常に前途が多難な
んですね2つの意味で我々はこの
原発に関しての処理を注視しなきゃいけ
ない一つの意味で言うと
賠償問題です現に
原子力発電所は大丈夫ですよという元に
前提にですね東電であるとか国は運営して
きたしかし実際問題
原発で事故が起こってしまってその周りの
方被爆している方であるとか
除染作業に関わってる人であるとか
汚染された地域であるとかそういうものが
あるということに関して
賠償するということを国はやってるわけな
んですけれども
その
賠償の金額ってのはまだ先が見えないと
言われてるわけなんですよ
実際問題今東電と国ってどういう関係かっ
ての見えづらいですよね実は東電1個の
企業ですけども電力というものインフラを
になってきた河川産業の企業だってしたの
でね河川ってのは少ない企業で牛耳ってる
独占ではないけれどもっていうねそういう
業態ですよねそんな中で東電1社で全部を
賠償するこれは不可能ですよとなった上で
国がサポートしますと言って今国が東電に
1兆円出資してる段階なんですね出資し
てるどういうことか東電の株を国が買っ
てるんですよ
1兆円買ったらどうなったか50%超え
てるわけですつまりこれはですね事実上
国有化されてるっていう感じらしいんです
ね事実上国有化されてる企業それが今の
東電らしいですなぜそうなってるかという
と東電1社で1営利企業として
賠償が全部できる状況ではないからという
ことなんですねその国有化されている
反国有化されてる東電出資しているだけで
はなくて
専門のその
賠償を支援する機関
組織を通して国際
を発行してそれをですね現金化して
支援もしてるその国債の
支援の上限金額というのが設定されてて
13.5兆円
13兆5000億円も国債をですね東電の
ために使っているというふうに言われてる
んですねこの国債っていうのはじゃあどこ
から出てるんだろうということで言うと
やはりそれはですね最終的には国民の負担
になるかもしれないわけですから国が借金
をしてるわけですよねはいでさらにこの
賠償金額っていうのが増えるかもしれない
なんでかというと中国であるとか韓国で
あるとかそういうところの動きもしくは
国民の動きによってさらに
価格が下がったらこの水産物のですね価格
下落を保証するっていう形になってるんで
変われなければ変われないほどそれを保証
するっていう賠償の金額ってのものすごく
かかるわけなんですよなんでこれから海洋
放出したことによってさらに賠償金が上が
るっていう所が懸念されるそうなった時に
東電の経営体制とか国の負担のサポートの
体制っていうのは大丈夫なのっていうこと
とこれが電気料金っていうものにも上乗せ
されることによって国民負担っていうのも
上がってくるかもしれないと言われてるん
ですよね
東電を国は国債も使って負担してる
サポートしてる負担を補助してる支援し
てるそんな中で国民の負担っていうのにも
最終的には乗っかってくるということです
からこれはですね他人事ではないっていう
ことなんですねさらにじゃあ配慮できるの
かお金をみんなでなんとかねなんとかなん
とかやりくりして
東電も国も国民もなんとか痛み分けながら
原発を何とか処理しようれというね中で
廃炉うまくいくのかこれで言うとですね
まず
燃料デブリの取り出しっていうところこれ
はですね
容易なことではないんですよ
この
燃料が溶け落ちてしまったものを取り出し
に行くっていうことに取り組んでい
るっていうのは日本なんですよこれ人類の
未到の作業だと言われてるんですその未だ
誰も踏み入れてない
困難な技術的にも不確定要素の高さ的にも
非常に難しい作業だと言われて
放射性物質に近づくとどうなるかというと
例えばですね様子を見にカメラドローン
みたいなのでカメラ近づくでしょ
放射性物質が強すぎて
ぶっ壊れてしまうんですよ
映像が途絶えるんですよ
近づいてそれを作業するということの準備
をすることも困難と言われてるですです
から燃料デブリの取り出しに関しては
後ろ倒し後ろ倒しになって周りを外堀を
固めて作業でもう数年経ってしまってい
るって言うんですねこの燃料デブリを
うまくやって取り出すには少なくとも30
年から40年かかると言われてます
つまりこの原発事故2011年から40年
先ってことは2050年代とかそういう
時代感の話なんですよ
じゃあそれまでに処理水は
どうなるのか何年で全部タンク開くんです
かこれ皆さんお忘れちゃいけないのが1日
100トン
汚染水はできるところです
放水を慎重にやりながら
汚染水が作られ続ける
これどうなるかちゃんと
処理水のタンクがあくまでにこれも340
年かかるんですよなんと
この30年から40年
処理水の
放出にもかかり30年から40年かけて
その
廃炉の作業にもかかるその2つの
難題をですねこう国際政治の目にさらされ
ながらやり続けるしかも地元の漁業者の
権利や
利益や生活を守りながらやらなければいけ
ないものすごい
難易度の高いことを今は国はずっとやっ
てるわけなんですね
原子力発電所とは一体何なのか
これをどういう風に人類は扱うのかそれを
まさに今
向き合わされてるのが日本という国で
そしてそれは一体どうなるのかその金額的
な負担であるとかもう見えない先の見え
ない賠償作業であり
膨れ上がるかもしれないその負担の金額
処理の費用そういったものはいずれ国民に

降りかかってくるかもしれないん
国際的な日本人の評価であるとか
国民が負担する金額であるとかそういう
ものも含めてですねここに集中している
ですから
我々は理解しなければいけないわけですね
原子力発電所の構造がどういうものであの
震災によって何ができてしまったのかその
燃料デブリが発している放射能とは何なの
かそしてそれに触れた汚染水それを処理
するそのアルプスで処理しても残る
トリチウムという物質そのトリチウムを
海水で希釈して
薄くして出すという作業それに対しての
国際的な目そしてそれを受けている漁業
関係者の方々の思いそして
我々はその東電と国に対してどのように
やってるかをしっかりと見つめて
応援するべきところは応援しちょっと
おかしいよねということはちゃんと情報を
開示するように請求するそういった非常に
難しいハンドリングを日本国民全員でやっ
ていかなければいけないということなん
ですね
なので処理水の
放出海洋放出から見えてくる現状の日本の
今ですよね日本の今の非常に苦しい状況
これを理解するところから始めなければ
いけないのではないかそういう思いで私
この動画を作らせていただきました
各関係者の皆さん大変な思いをしてると
思うんですよねですがそれをいたずらに
非難したりですね風評被害を拡大すると
いう目的ではなくですね正確に理解して
いただいた上で確証を応援しながらこの
難所を日本人全体で乗り切るということを
ですね
応援する気持ちで動画を作らせていただき
ました
なんとか伝わっていただければなという
ふうに思っておりますこういった情報また
発信していきますのでなるほど勉強になっ
たなということはチャンネル登録の方
よろしくお願い致しますでは
どうも
ライブが12月31日
接吻ナンバー開催決定
チケットの詳細はリンクからどうぞという
わけで
[音楽]
[音楽]
プログレス僕
らの夢を今からかなよ行くよは越えて雨雲
どけて道を見せるから君
以外
[音楽]
どこ
まで
人は何者にでもなれる
いつからでも

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