【スーダン紛争②】世界の警察アメリカvsイスラム原理主義の挫折

 

 

この
1個手前の話はいその大統領ですね
バシール大統領が
失脚し
たこれの原因となったのが
経済不安でしたよねこの
経済不安の原因を一体何だったのかこれを
説明してなかったですよねこれ最初の最初
にほんのり説明しましたねなぜスーダンは
人口や
土地がかなりアフリカで上位なのにそれに
比較するとやや見劣りする経済力GDPな
のかはいここがポイントになってきます
それが南スーダンの分離独立だったんです

南スーダンの分離独立によって何が損なわ
れたか実は
原油の利益が損なわれたんですよ
その南スーダン側の方にですねまあすごく
原油が大きく取れる場所があったわけです
よねその
原油のですね取れるところが
独立してしまったことによって大きく
利益を損なったこういうアフリカの国と
いうのは地下資源が豊富であるという
ところはいいところに聞こえるんですけど
もであるがゆえに他の産業が育て
づらいという状況であるとかそこを狙って
先進国にたくさん
搾取されてきたとかそういう国もたくさん
あるんですよねそんな中でこの南スーダン
が分離独立によって石油利権がですねの
大半が損なわれたことによって経済力が
圧倒的に傾いたその
傾きに対応しきれなかったのがバシール
大統領だったということなんですよじゃあ
ここで気になるのがなぜ南スーダが独立し
たのかということだと思いますけれども
それに関しては先ほどのですね
宗教問題や民族問題が関わってくるわけな
んですね
この最初の最初でですねまずキリスト教が
やってきてその後イスラム教の影響を受け
たなんて話をしましたけれどもこの実は
スーダンという国名はですね黒い人という
意味から来てるらしいんですねつまり黒人
がいるんだということなんですよこの黒人
なんだというもちろんアフリカといえばね
その人種的な黒人の方が住んでるわけなん
ですけれどもポイントはアラブのアラブ人
も来てるところですよねこのアラブ人と
黒人の間でその
信奉しても違うわけなんですよ
アラブ系の人はイスラム教なんですね
イスラム教系アラブ人とキリスト教系黒人
これが分離してたわけなんですよでどちら
かというと南スーダンはキリスト教系黒人
が多くて
局部の方はスーダンはですね
イスラム系のアラブ人が多かったとそんな
中で争いがですねよく起こっていたので
これはもう分離独立したいということで
独立したということなんですねなるほど
そういう
理由があったんですねというのがあるん
ですけどもここでですねイスラム教と
キリスト教の対立という視点今生まれたと
思うんですけどもそれをもっと大きい地球
規模で考えた時にそれの最たる状況という
のはどことどこの対立なのかこれが
アメリカとイスラム教国との対立だったと
いう視点なんですよねここからがですね
いわゆる個人的なダガロVSブルハンと
いうところ以上の視点ですねのお話になっ
てくるんですけどもこのですね
スーダンの紛争というのは実は
アフガニスタンから
撤退したアメリカ
いましたよねやりましたよね
アフガニスタンをずっと民主化したくて
アメリカがずっとこう介入してたわけです
けどもそのアメリカ軍が撤退した後どう
なったか実はイスラム過激派がもう一度
独裁政権を打ち立てたというニュースをご
紹介しましたよね私YouTube大学の
ねでアメリカはある時期からですねその
世界の警察ということを放棄するというか
もうやめたいということ言い出したわけ
ですよね
はい今回この実は広い目で見るとこの
スーダン紛争とアフガニスタンの問題と
いうのはかなり共通点があるというのが
今回のニュースのミソでございます
アフガニスタン
紛争って何だったのアフガニスタンから
アメリカが撤退してイスラムの
過激派組織が
政権を作ったけどもそのことと数段紛争
って実は共通点があるんだよねというお話
ができるようになりましたら皆さんはです
ね周りの方以上にニュースがわかってます
し周りの方に説明する時もすごいねともう
国際状況
丸わかりだねと言われること
請け合いでございますねここから聞いて
いただきたいと思いますそもそも実はです
ねバシールというのは30年間
独裁政権をやっていたと言いましたよねで
2019年にクーデターが行われたわけ
ですから実はもう90年代からバシールは
スーダンを支配してたわけですよねその
バシールが90年代に
スーダンを支配していたわけですけども
この90年代
スーダンをイスラム原理主義のバシールが
仕切っているこれをよく思わなかったのが
その当時クリントン政権だった頃の
アメリカなわけですよねアメリカはその時
テロイスラム教徒からのテロをに対して
非常に
悩んでいたわけですよね
そこで実はそのテロ組織の中のリーダーと
かを色々とですねまあ洗って中で
後にアメリカに
応じた発生量を起こしたアルカイダの死亡
者であると言われるうさ間ビンラディン
この
王様ビンラディンを一時期
匿っていたのがこのスーダンなんですよ
このスーダンのバシール大統領が
オサマビンラディンがアフガニスタンに
行く前に
匿っていた国なんです
アフガニスタンに行く前にスーダンに実は
みんなにいましたところがアメリカからの
プレッシャーによってこのバシールはその
ビンダリーを抱え込んでいられなくなった
ので国外に
退去させるのが96年のことです
退去させられた王様ビンラディンはその後
にですね
アフガニスタンに行きそこで
組織を整えていよいよ2001年ですよね
9.11アメリカ同時多発テロが行われる
これによってアメリカは対テロ戦争という
のを始めるわけですよね主にイスラム過激
派のテロ組織を
壊滅するということを目標にしてですね
イラク北朝鮮イランといった国を名指しで
悪の
枢軸国という風に言ってですねそういった
国に対しては強くアプローチしていくんだ
ということ言ってその上で実際に2003

朝鮮戦争に
突入していくわけですよねイラクのサダム
不戦これイラクという国は大量破壊兵器を
作ってる節があるテロをバックアップし
てるんだろうということで戦争を仕掛けて
いくこれによってですねまあアメリカが
ですねこの中東の方に
介入していくイスラム文化圏アラブ諸国に
介入していくという大きなアプローチが
ありましたそれを受けてアラブでアラブ
諸国で大きな
ムーブメントが起きますそれがアラブの春
ですアラブの春というのはどういうこと
だったのかこれ2010年代に起きるわけ
ですけどもこれはいわゆるイラク戦争の
影響を強く受けているということなんです
ねつまりアメリカの影響でイラクという国
がですねサダム付箋を
処刑まで追い込むわけですよねこの
介入によってアラブの国にですね
成長が多くの国で不安定化することによっ
てこの
独裁政権がたくさんあったわけです
軍事独裁政権を
ひっくり返そうという動きを盛り上がる
わけですねアメリカが主導するように
民主化するということでいいんじゃないか
ということでいろんな国がですねその独裁
者に対してそのクーデターを起こしていく
流れになったのがこれアラブの春なんです
けれどもその
影響を受けて南スーダンも分離独立して
いくわけなんですよ
つまり全てはつながっていってるんですよ

南スーダンが分離独立したのはキリスト教
とイスラム教の争いというのもあったん
ですけどもそのアラブ全体にですね
独立であるとか
民主化であるとかそういう大きな流れが
生まれていたのはアメリカの対テロ戦争の
流れであったということなんですよね
そんな中で南スーダが文独立したしかし
このアラブの春というのはその名前とは
裏腹にですね決してハッピーな
エンディングを迎えたわけではないという
のがすごく皮肉なところなんですよね実は
軍事独裁政権を転覆したものの
上手く
民主化できなかったという国がとにかく
あふれるわけですよなんせあの
アフガニスタンであってもアメリカが介入
して民主化しようと言ったわけですけども
実は
民主化するというのは非常に難しいんです
よねというのも
民主化するぞということでアメリカが介入
したことによってどかした
組織がですね
断続的にテロであるとか内戦というものを
仕掛けてきたりそちらもですね落ち着か
ない
プラスですねその
民主政治というのはなかなか
育たないんですよね
投票してトップを決める何が必要

読み書きそして
政治の知識これがあるかないかということ
ですごい大事ですよねつまり成熟度なん
ですよ国民の成熟度があって初めて
成熟した民衆主義政治というのがなされる
わけですね
教育が必要です時間がかかります
教育であり時間でありそういったものに
よって着実にちょっとずつ作っていく日本
という国もそうですよねもともと普通選挙
ではなかったというのを日本史でも習い
ますよねもともとは税金をたくさん納めて
いる一部の知識層
富裕層そういった人たちが選ばれた人たち
だけで投票するそれを一般の人にも選挙さ
せられないかということで普通選挙の運動
が盛り上がってだんだんと認知が広まって
いって普通選挙できるようになったんだと
だからこそみんな選挙に行こうみたいな
ことを言いますよねその上で
政治がわからないんだったら勉強しよう
そうやって
政治を勉強して正しく選挙に行きその上で
ちゃんとした人を選ぶことによって
普段の努力によって民主的な国家というの
は続くんだそうなんていうことを憲法にも
ね書いてるわけですけれどもそれはですね
やはり好きで成り立たないわけですよ
アラブの春はどんどんどんどん
結局はもう一度軍事独裁政権が倒れた後に
イスラム過激派によってまた
軍事的な政権が樹立されてしまうという
ことが頻発していったという状態でもある
わけですそしてそのですね
民主政治をうまく
輸出できないコントロールできないそれに
対して何とか抑え込みながら頑張るしかし
アメリカも限界が訪れるわけですよね
2017年段階になるとこのトランプ政権
がアメリカになりましてそのアメリカも
はっきりというわけですねアメリカはもう
国際的な世界の警察を止めていくんだと
それはねすでにもうオバマ政権の頃から
ですねそういう方針で行こうという雰囲気
にはなっていたんですけどもオバマは
はっきりとですねトランプははっきりと
ですねそれをどんどんと撤退させるという
方針に打ち出すわけですねそんな中で国連
のPKOピースキーピングオペレーション
つまり平和維持活動ですよねお金と労力
かかりますそれを
縮小させていくのとつまりアメリカの
リーダーシップを持って動かしてた国連の
平和維持活動に関しては縮小させていくぞ
となったのが2017年そんな中で
2019年バシールを打倒するぞという
ことで先ほど言ったですねまあブルハン
将軍とダガロ司令官が手を組んでですね
民衆たちのデモに乗っかってバシールを
失脚させたわけですねそんな中
先ほどの共同統治でいこう民間異性しよう
というの
民生移管しようと言ってたんですよね
ところがこの先ほど言った2017年の
国連PKを縮小というのが実際に行われた
のは2020年なんです
2020年スーダンにおいての国連pko
活動をやっていた組織
unamitというのが2020年に撤退
しますこの2020年に国連のピース
キーピングオペレーションの
組織が
撤退したその
翌年にブルハンは
民生遺憾をひっくり返してクーデターを
行う
そうなんですもう
プルハンを止める
組織がないんです
このスーダンの紛争において非常に今です
ね先行きが不安視されてるのは
アフガニスタンの時も同様なんですけれど
も今まで国連がなんとか
抑え込むとかですね国際社会がなんとか
抑え込んでくれるだろうと
期待があったりとかですね
抑止力があったりしましたよねなんせ世界
的な紛争と聞きますと我々はいつも思い
ますよね国連は何をやってくれるんだろう
かそう思いますよねですがこれはですね
国連が手を引いた後に起きてるんです
分かりますか
だからこそものすごく大変なわけですよね
この国連が手を引いた後に起きている紛争
つまりも国連引いたってことは俺を邪魔
するものは何もないそう思ったブルハンが
そのまま動きに出ているという状況です
そんな中でこの
ブルハン将軍の戦力ねぇスーダン国軍は
12万から20万人いると言われてます
アフリカにおける人口は8位
面積は3位大きい国ですねこれを直近で
抑え込める隣国はあるのか実は7カ国隣接
していると言いましたけれどもその中で
スーダンよりも規模が大きい国って言うと
エジプトぐらいなわけなんですよ
ところがこのエジプトというのは先ほど
言いましたようにですね
歴史上スーダンを支配したり統治してたと
いう宗主国だった
経緯があるんですね一時期はエジプトと
イギリスで共同統治なんかしてましたから
かつての当地国がそこに
介入していくとなった場合にまた支配する
んじゃないかという風に考える人たちが
多いのでエジプトさん助けてくださいと
国民感情的になりづらいと言われてるん
ですよね
じゃあ周りの他の6カ国は他の6か国は6
か国で内紛であるとかいろんなものを抱え
ていてですね
経済規模的にも余力がもうないと言われ
てるんですねつまり国連は撤退した周辺
諸国は手が出せないだからこそこの紛争は
長引くだろうというふうに言われてるわけ
ですよ
この紛争を止めるものが今のところないん
だという中で
rsfはですね
このスーダンの軍の全部の基地を制圧する
までやめないぞという
徹底抗戦これを発表していますその上で
スーダン軍もそれを
完全に迎え撃つという風なことを発表して
いるとお互いのトップが死ぬまでこの戦い

終わらないぞという明確な対決姿勢を示し
てるんですねなのでここからどうなること
が予測されるか
国連は今ウクライナとロシアの問題も
にらみつけて制裁を加えている状況です
からこのアフリカのスーダンを抑え込む
ためにさらに力を注ぐということはかなり
辛いし国連のピースキーピン
オペレーションに関して
撤退するという結果を選んだ上でこれが
起きてるわけですからそこに
介入していくという逆光はおそらくしない
だろうと言われてるんですねなので国連
からの介入であったりよく性というの
かなり期待ができないさらには周辺諸国の
介入であり抑制というのもかなり期待でき
ない状況にあるということですね
民衆まあもうこのですね
紛争に関してはもうひたすらスーダンの
国民がですね苦しい思いをしてるわけです
けどもこの国民の犠牲はさらに膨らむんで
はないかというふうに予測されているその
上でですね
民主化を進めようと言ったもののそれを
ひっくり返したのが
軍なわけですねそしてそれを
潰そうとしているのもやはり
軍人なわけですよ
軍事組織なんですよつまりどちらが勝って

民主化はされないと
いうことに
予想が立ってしまうわけなんですよね
つまりですね今現状数段はものすごく
厳しい状況にあるこれが事実ですですから
アメリカもイギリスも特殊部隊の
精鋭部隊を速攻で送り込んで大使館員とか
を非難させるつまりこれはちょっとや
そっとの小競り合いで終わらないともっと
激化するという予測だからこそ要人を
いち早く逃したという状況なわけですね
そういった絶望的な状況なわけですけれど
も皆さんここで分かっておかなければなら
ないのはこのスーダン一国の問題ではない
ということですね
アフガニスタンで起きていることスーダン
で起きていることそしてロシアウクライナ
で起きていることこれはですねひとえに
国連をリードしてきたアメリカという力
このアメリカという抑止力が少しずつ
陰りを見せている中でロシアが動き
自分が動きそういったことが始まっている
という状態なんですねアメリカは今自国の
経済であるとか自国を守るんだという
ところにフォーカスをしつつあるそんな中
で世界の警察が撤退したということを
見計らって動き出した人たちがいる動き
出した国があるそういうことまで分かった
上で数段紛争の行方を見ていくということ
が日本という国の名運の
将来を予測することにもつながるわけです
よつまりこの日本という国韓国という国
北朝鮮中国そこら辺のアジアのパワー
バランスというものも
少なからずいやただ意味アメリカの力を
受けてその力を拮抗させてたところがあり
ましたよね
アメリカがいる
米軍基地が日本にもある韓国にもある
そんな中で
台湾であるとか中国であるとか北朝鮮で
あるとか日本であるとか韓国であるとかと
いうのは今
睨み合いを続けていたそんな中でアメリカ
がもし何かを撤退した時にはどこかが動き
出すかもしれないんだということが世界中
で起きているぞとそしてそれは国連に関し
てはまずは自分で何とかしてくれとそれで
も無理だったら武器は送るとか
支援はするっていうやり方をウクライナは
してるウクライナに対してやってるわけ
ですよねつまり何か動いたらすぐに
アメリカが来るとかすぐに国連が動くとか
すぐに納豆が動くとかそういうですね
もちろんNATOに入ってなかったという
理由はありますけれども何か国際社会が
守ってくれるんじゃないかということに
関してはいろんなところでそういう状態に
なってなくなってきてるんだというところ
は示されてるそこまでわかると数段のは
遠い遠い国の関係のない出来事ではないと
いうことがお分かりいただけたかと思い
ます皆さんこのアメリカとイスラム原理
主義国家との戦い対0タイトル組織の戦い
そしてアラブの春それではすべての顛末が
今いろんなところで
浮かび上がってきているのだそこまで
分かった上でこのスーダンの国軍と
準軍事組織
rsfはどちらが
次の未来を作っていくのかポイントは首都
をどちらが抑えるかだと言われています
首都はハルツームこのハルツームをどちら
の舞台がですねしっかりと先に
コントロールするのかそしてコントロール
した先にそのコントロールした
舞台のトップだからなのかそしてブルハン
なのかこのダガロとブルハンは一体国際的
にどのように
つながりを作っていくのかそしてその国を
どのように運営していくのかそれを見守る
ことはですね日本だけでなくいろんな国が
見ているとそしてアメリカや国連は一体
どのように今機能不全化しているこの国際
平和に関してですね対応していくのかそれ

面していかなければならないそういうお話
でございましたスーダンの紛争全くわから
ないどこにあるのかも知らないねそういっ
た人たちに皆さんぜひ教えてあげて
くださいYouTube大学を見れば
分かりますよスーダンはアフリカの大きい
国でそしてその影響というのはアメリカの
影響を今はすごく受けてこんなことにも
なっているけれどもかつてはイギリスや
イスラム教やそれも全部わかって世界史の
全部分かってその上でその中で最先端世界
史の再戦とか今行われてるんだそこまで
ですねYouTube大学を見たら説明
できるんだというそういうことですね説明
していただきますとニュースを見てですね
なるほどなと分かりますのでぜひこれから
のですねYouTube大学登録して見て
いただければと思いますまた何かありまし
たらリクエストいただければと思います
今回の授業もリクエストいただきまして私
の方で調べてお話しさせていただいてる
次第ですのでこれからも末永く関係を作っ
ていけたらと思いますでは本日の授業は
以上でございますではまた
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