さあ今日も早速参りましょう
エクストリーム現代社会
改正入管法は何が問題か
これは何なんださあやってまいりました
改正入管法って何ですかという方が多いと
思うんですけども実はね最近ものすごい
話題になったんですよねなんと6月9日に
ですねあの
参議院の本会議で
成立しましたよともうねもう通った法案な
んですけれども入管法っていうのが改正さ
れたんだとでもその時の映像見ましたもう
大騒ぎだったんですよもうね強制採決
なんて言われてねまあ言ったらね自民党で
あるとか公明であるとかあと維新であると
かっていうところがですね
議席数が多いのでそれに野党が止めること
はできないわけなんですけども
野党側は何かものすごく大騒ぎしてたわけ
ですねこんなことを認めてたまるかね人権
問題だとか言ってですねあの
令和新撰組の山本太郎さんなんかですね
もうなんかジャンプして飛び跳ねてですね
もうなんとか実力で何か止め止めなきゃ
いけないんだってことで必死にアピールし
てましたよねその結果なんかこうなんか誰
かにぶつかっちゃったとかでなんか処分を
受ける受けないなんてねそういうなんか二
次災害的な問題も出てきてるぐらいです
けども何をあんなに大騒ぎしてたのかと
思いませんですがこれ調べたらですね
大騒ぎするに
値する重大な問題なんだということが
分かりましたねこれちょっとねぜひ皆さん
にも理解していただきたいなということで
一緒に勉強していただければと思いますの
で早速参りたいと思いますまずね6月9日
に参議院に成立した時も大騒ぎだったん
ですけどもその手前のですね6月5日7日
にもですね国会議事堂前で5000人規模
のデモが行われてたんですよね5000人
規模ですよすごいことで横浜アリーナ
埋まりますからね5000人いたらね
横浜アリーナ埋まる人間の規模が国会議事
堂前でやめてくれて叫んでたわけですよね
一体この改正入館法っていうのは一体
のお話で何が変わったのかここ知りたい
ですよね入管法っての通称ででして入国
管理に関することおよび
難民の認定に関する法律ってまあちょっと
長めのなんかそういった感じの名前の法律
がありましてそれを通称入管法と言われ
てるんですよねで今回その
難民っていうのがポイントなんですよで
難民に私は難民として認めてくださいって
いうのはですね
[音楽]
認めるか認めないかって申請があるんです
けどもその
申請が今までは何回もできた
らしいんですけども2回までしかできない
よとその上で3回目の申請の時は特段理由
もなくですね強制送還できちゃうんだよと
いう風に変わったで要するに国側の権限が
強化される形で改正されたわけですよね
難民側の権利が強化されるわけじゃない
ですよ国側の権利ですよね日本の
じゃあこれ難民って言われてですねへーっ
て言ってたと思うんですけど一体難民の
定義わかってますかってこと言われると
ちょっとドキッとしますよね
難民って何でしたっけってなるわけなん
ですけどもこれはね説明させていただき
ますまず人種とか
宗教を国籍どんな社会集団にいるか
及び政治的にどんな意見を持っているかと
いった
種々の理由でその人が
在籍していた国籍を持っている国から
迫害される
恐れがありその国の外に出てきて
元の国に保護されたくないと思っている人
たち
わかります
柔らかく言うとそういうことなんですよ
まあだからねお前何々人だろうっていう
ことで
迫害をされるとかかつてナチスドイツは
ユダヤ人だっていうことで迫害したりと
かっていう歴史ありましたよね他にも宗教
ですよね
宗教を理由にイスラムだっていうことで
迫害するとか逆にキリスト教だっていう
ことで迫害するとかそういうですね何々教
だからもしくは何々教じゃないからって
いう理由で迫害するこんなのもありますよ
ねあと国籍ですよね
アジア人ヘイトとかねだからそのコロナの
頃にはアメリカでも中国人だって言ったら
ねチャイニーズに対してなんかこうね
迫害するような動きが出てきたりとかも
ありましたよねあと社会的集団
なんかそのここに属してますってなったら
その集団ごと差別する
宗教だけじゃなくてもまずは例えばそのね
何かの
わかんないですけどね
有名人のファンクラブとかそういうそれ
後藤なんか
迫害するとかってあるかもしれないですよ
ね他にも政治的意見ですよねだから国に
対してですね脳を突きつける例えばね
プーチンやってること間違ってるぞなんて
ねロシアで言ったら大変なことになりそう
ですよね北朝鮮とかでも大変なことになり
そうですよねそういう形でですね
政治的意見を言ってしまったことによって
迫害されるとかそういう
迫害の恐れがあるから外国に行きたいよっ
ていう人のことを難民って主に言うらしい
んですよでもそれ以外にあの紛争とかで
逃げてくる人は何なんですかっていうこと
を聞かれる方もねいると思いますね最近も
多いですからねそういう紛争とか戦争とか
ありますよねそれもですねだんだんとこう
ガイドラインが広がってきてましてこの
元々の難民の定義ってのは
難民条約と言われる第二次世界対戦が
終わった時にですねそれでたくさん出てき
た難民たちを
助けようよっていうことで国政国連とか
国際組織がですね
難民っていうもの定義づけて受け入れよう
としたんですけどもその第二次世界対戦
以降もですね
各所で紛争が起きて難民が発生したことを
受けてその国連
難民高等弁務官事務所みたいなね
ULなんとかかんとかみたいな組織がある
わけですけどもそこでですねガイドライン
を少し広げて
紛争における人たちもですね
難民としていこうじゃないかなんていう風
にもだんだん広がってくるということなん
ですけど基本的には自国で身の危険を感じ
て他国に行くっていう人のことを難民と
いうわけですよね
ざっくり言うとその
難民の申請とか認定に関してまあ今までは
申請のためにですね
疑問を慕ってますもう1回審査して
ください
申請してください」って手続きを出すと
ですね強制送還の手続きが中心になって
検証して検証してっていうことになるわけ
ですね
はいそれ今まで何回かできたわけですけど
もそれが2回までしかできなくなっている
と
政府の言い分としてはですねその
オーバーステイしてる
政党の権利なくね日本に滞在しちゃってる
難民なんですよって言われてもねそういう
人はね
収容所あるんですよ入管庁がですねあの
入国管理
局がですね
管轄している
収容所
牛久とか全国いくつかあるみたいなんです
けどもその
牛久とかですねその
収容所に送り込まれるとねでもそれが
すごい長い期間手続きが終わるまで
収容されたりとかあることもあるみたい
ですからその
収容所ですね長期収容するのを
改善する目的があるんだぞということで
政府側は言ってるわけなんですよねですが
人権団体はですねどういう風に言ってるか
というと
弁護団とかどういう風に言ってるかという
とそんなにすぐ強制送還しないでください
よと強制送還するってことどういうことか
というと
迫害を受けそうだからこっち逃げてきたの
に戻すってことは迫害を受けさせるって事
になるんでもしかしたらその人がですね
自国に戻って例えばね命を奪われてしまう
かもしれないっていうこともあるわけです
よねそんな薄情なことがあってなるものか
日本国がもっと難民に対して受け入れる
べきだそういう風な意見との対立があった
んですけれども
今回は
政府側ですよね
難民をいつまでもここでね
プールしてるわけにはいかないんだと
送り返すな送り返すんだっていう方向で一
歩前に進んでしまったということなんです
よはいじゃあこれは一体どう問題なの
かっていうことなんですけどもこの話だけ
を聞いてると
政府側の言い分わかる気がするじゃない
ですかそんなにたくさん難民受け入れられ
ないんだからねそんな収容所でパンパンに
なっても困るしねそれはその
申請は2回までにしとこうよって聞いたら
ですねあなるほどだと思う方も多いかも
しれないですけどもこれはですね大きな
もの見逃してるんですね見過ごしてるん
ですねそれ何かそれはですね日本がですね
国際的に見て
難民に対し
極端に冷淡だと言われてるって事なんです
よ
これをですね日本の方はご存知ないんです
ね日本の方はですね優しい
民族だと思ってますよね自分たちのこと
すごくですねおもてなしの文化で日本人
ってすっごく優しいよって外国の人も好き
だよって言ってると思うんですよそう思っ
てると思うんですよですが国際的に見ると
ですね日本は
めちゃくちゃ
閉鎖的で
難民とかに対して超冷酷だよねっていう
こと
めちゃくちゃ言われてるんですそれ日本人
は知らないんですよこれをデータで示すと
圧倒的にわかるんですけども2021年2
年前ですよね2年前の1年間を通して
難民を受け入れた実際の数と
申請に対してどれくらいの割合が
認定されたかの認定率この両方を見ると
一目瞭然なんですけどもドイツは
3万8000人受け入れてまして
認定率は25%つまり1/4は
認定されてると3/4も切り捨てられて
るって言ったら大丈夫なんて言いながらも
人数的には非常に多いですねっていうのも
ドイツっていう国はですねかつてユダヤ人
迫害してただろうということを言われる国
ですからその難民に対して受け入れようと
か
迫害に対しては保護しようっていう意識を
すごく強くしている国なんですねなので
受け入れのまあ絶対数がまず多いんですよ
絶対数が多いのに認定率が低いというのは
難民から非常に人気が高い国だとも言え
ますよね
難民が非常にすぐ来てるんだけれども
すごい
抱えてるけどもインテリスが少ないって
いうのは応募が多いからですよね
他にもカナダですよねカナダは移住先とし
ても日本人からも人気で
移住しやすい国なんて言われてますけれど
も
認定数が3万3800人ということで認定
率62%かなりですね言ったら半分以上は
認定してくれるっていう感じですよね
しかも絶対数も多いとじゃフランスはと
なると
3万2571人
17%アメリカは20,590人認定率
32.2%今まで見た感じで言うと17%
から62%までの開きはあるけども
だいたいそんな相場なんだとでアメリカと
かヨーロッパはだいたい年間23万人は
受け入れてるんだとになった中でですよ
ご覧ください日本なんと2021年
74人だけ
なんと認定率は
0.7%なんですよ
これも
桁違いに難民を受け入れていない国という
ふうに言われていてこの体制そのものが
国際的な人権の基準からして
著しく下回ってるぞということで国際社会
からですねずーっと指摘されてるんですよ
そんな国日本が
法律を改正しました入管法を改正しました
どう改正しましたかって言ったら
申請の回数を上限を決めて強制送還し
やすくしたって言うんですよ
だからやっとあの大崎市ですねこれは
改悪じゃないかと何でそんなことをするん
だと国際的な人権の基準に
満ちていないと
酷評されてるのに関わらずさらに厳しく
いくのはどういうことなんだという状態な
んですね
ですがこれはもっと根が深いんですよ
このですね
難民を認定してる絶対数が少ないっていう
ことだけではなくて不思議だと思いません
かじゃあどういう認定の基準になってる
のっていうのがここを知りたいんですよね
これね難民認定の手続きと基準の不透明さ
厳しさっていうのもすごく指摘されてるん
ですけどもそれがですねすごく浮き彫りに
なったのですね手続きの中の一部であるん
ですけども
難民審査3要因っていう方がいろんな
知識人の方がですね法務大臣に認定されて
いるらしいんですねこの
難民審査作業員ってのはどういう人かと
いうと要するに入国管理局入管がですね
入管が
脳ですね
難民認定しませんって一時審査で
弾いた人たちを
救うために設置されたんですよ実は
これ数年前に国際基準からして下回りすぎ
てるだろうって言われて
もっと認定しなさいよって言われたわけ
ですよ国際社会からあこれは認定した方が
いいですねと思った場合は法務大臣に
意見書を出すことができるって言うんです
よ
ただ最終的なその意見書を受けて法務大臣
が決定するので
産業員が全部決定するわけじゃないって
言うんですけどそういうね
救済措置があるのねと思いきやこれが物議
かもしてるんですよこの
認定作業員っていう方の中でですね非常に
入館よりのですね
意見を表明した方がいまして
その方は言うにはですね入管
局がですね
弾いた人の中から
救済しなきゃいけない人っていうのを
探そうとしたんですけれども見つかりませ
んでしたっていうような趣旨のこと言うん
ですよ要するに入管の
判断は正しいですよいつもっていう形で
入管側の意見を言った三要因の方がいる
らしいんですけどその後調べてみたらです
ね実はその入管側に立つ
意見を言った方っていうのは
前二次審査のうちになんと26%の一人で
担当してたらしいんですよ意味わかります
3要員はなんと111人いて何
万件ってあるんですよそれと26%
何千件を一人でやってたらしいんです
リサーチしたところによると要するに
111人の作業員はそれぞれ
均等に案件を分けられたわけではない
らしいんです
そして証言が出てくる出てくるつまり法務
大臣に
意見書を出した
三要因は
案件を振られなくなっていくらしいんです
よ
つまり入管の言うことはその通り」って
言ってる人にどんどん仕事が集中していっ
てその通りその通りその通り意見書は出し
ませんってやってる人になんと26%もの
偏りを生むようになっていたということが
これは事実とは言えないんですけれども
断定はできないですけど指摘されてるとこ
なんですよ
3人辞めた方の中からいやそういえば
意見書を出してから
案件が減ったんですよっていう意見が出て
いることそしてなんと1人に26%
偏ってるのはそもそも111人いるのに
おかしいよねと
100人いたら普通で1%になるわけじゃ
ないですか
案件はだって26人分やるって事はどう
いうことですか」っていうことを言われ
てるんですよねそこら辺すごくグレーです
よねーっていうその
産業員システムだけがグレーなんじゃなく
てまず一時
審査のこの
基準自体もめちゃくちゃグレーだと言われ
てるんですよね
それがですね色んな基準でありましてその
迫害の認定のところがまず厳しいって言う
んですよ
迫害って言うとね言ったらそのある人種が
例えばとある国で強制労働させられて
るっていう話とか聞きません
聞きますよねそれで難民として逃げてくる
というそういう話もあるんですけどもなん
と日本ではね強制労働に関しては
迫害の認定が下りることが少ないらしいん
ですよえーと
捕まって強制労働させられてたこれ迫害だ
と思いますよね普通の感覚で言えば
なんと日本では個別
把握論って言って国に
職種名であいつの命を狙えってなって
るっていうのがかなりの意味で迫害らしい
んですよ
強制労働は命まで狙われてないから
迫害じゃないっていう認定らしいんですよ
それは厳しいですよねと
それのですね
迫害の認定の厳しさだけじゃなくなんと
難民の人たちはですね日本の入管でですね
迫害されていたことを客観的に
証明できる資料を提出しろって言われるん
ですよ
だから怪我を負わせられたとかですねそれ
はじゃあどこでいつっていうのをしっかり
証明できるものを用意しよう
ギリギリの状態で逃げてきた難民の方も
たくさんいるんですよねだから資料どころ
かもう何も持ってないみたいな人がいる中
で
証拠を見せてくださいって言われるらしい
んですねこれも
めちゃくちゃ厳しいと言われてますその上
でなんといろんな国の人がいるわけですよ
ね中東からも来ますアフリカからも来ます
色んな方でいますよねそんな中で
通訳が不在だって言うんですよ
提出しなきゃいけない書類のフォーマット
がなんと日本語なんです
日本語で
現地の母国で
迫害された人が逃げてきてギリギリの状態
の中で日本語で書類を用意するこれ
めちゃくちゃ
至難の技と言われてるんですねさらには
ですね
認定ができませんと
難民申請認定しませんって言われたんです
ねなぜですかの理由も開示してもらえない
んだそうです
皆さんどう思います
[音楽]
めちゃくちゃ
厳しいですよね
そんな
めちゃくちゃ
厳しい国の入館が
管理している
収容所こちらもめちゃくちゃ
非難にさらされてるんですね
根本的解決に至るにはどうすればいいのか
それは入管という存在そのものが
矛盾を孕んでるからいけないんだってこと
なんですよね
難民を保護して
救済しようっていう目線と
犯罪者とかを入国させないように
管理しよう取り締まろうっていう両方の
目線ってありますよね
プログレス僕
らの夢を今からかないよ
いくらは超えて
雨雲けて道を見せるから
君
以外
[音楽]
人は何者にでもなる
いつからでも