自分への信頼口座、減ってる。
でも、絶望しないで。また、貯められるから
誠心誠意、理解したい!と思えと
一番大事なのは、これをせずに
ひたすら共感しろって言うんですよ
なるほど。聞くってのは
まず、共感すること…っていうか
徹頭徹尾、共感に徹しなさい!
そう言ってくるんです
みんながWin-Win、Win-Winって
意識をしてたら良いけど
あぁ、何とかしてお前、お前に勝ってやるぞ
って奴がいるわけですよ
Win-Winムズイなぁーっ!
お笑いでもね、「皆が売れたら良いよね」
とか言うんですよ、同期でね
「同期全員が売れるみたいな未来、良いよね」
とか言うんですけどねぇ
あの、片方が売れてる時
片方が売れてなかったりしてね
別に、どっちのせいでもないんですよ
どっちかが落ちたからって
どっちかが売れるわけじゃないんですよ
でも、売れた方がね
あの、売れてない方の悪口
言ったりとかね、するんですよ。なんか
アイツさえ売れてなけりゃ!とかって
嫉妬したりね、売れてない方が文句言ったりね
…しちゃうんですよ
なんでかこう、嫉妬しちゃう
なんでか、アイツさえいなければマインドに
なっちゃう
…あります。お笑いでもね。
会社でもそうですよね
アイツが別になんか、出世しなくったって
俺が出世するわけじゃないのに
何かアイツの悪口言っちゃったりね
そういう人に
Win-Winで行こうって、難しい
それはね、非常に…このね
Win-Loseの奴と対決する時にですね
内面が安定してないといけないんだよ、と。
だから、「1・2・3」がないと
「4・5・6」立ち向かえないっていう
そういう意味だって、よーく
分かりましたか?ってことなんですよ
なるほどー
凄く高尚なことをやろうとする時に
めっちゃ自分が安定してないと、もうグラつきます
ふざけんなってなりますから。
急にね、いや、そこで個人憲法に
個人憲法が俺にはある!
こう守るんですね
だから、まず誠実さ成熟さ
豊かさマインド必要です
誠実であること。ねっ
Win-Winであるってことを約束したら
それを守るぞ!っていう誠実さ。
そして、成熟さっていうのが、この
思いやりと勇気のバランスのマップが
描けてるかって事なんですね
これ、さっきの4つ。
どういう風に分けたかと言いますと…
思いやりがあるっていうのは
Lose-WinとWin-Win
相手を優先しようともいう
考えがあるわけじゃないですか
しかし、Lose-Winの場合は
それは勇気がないんだと、言うわけなんですね。
勇気のある人ってのは
自分の意見をしっかり言える
自分の考えもちゃんと述べれる。
だから、勝てるわけですよ
だけど、自分の考えしかなくて
思いやりがなかったら
相手を配慮できなかったら
Win-Winには至れず
Win-Loseになっちゃうよと。
ココ(Win-Win)が大事と。
その上で豊かさマインドって何かって言うと
資源は
お互いに分けれる程あるよっていう
世界観を描く事らしいですよ
だから、椅子が1個しかない
「椅子取りゲームだぁ」っていう世界観だったら
「俺の!」ってしちゃうわけでしょ
だけど、イスは世界に2個ある
という風な考え方ができれば
それを、お互いに座れば良いじゃない
それぞれの椅子に座れば良いじゃないと思え
だから、成功っていうものは、誰かの犠牲を元に
成り立ってるわけじゃないよっていう
世界観をまず描いて下さい
その上で、思いやりを持つことと
勇気を持つことは、両方大事だと知ってください
そして、そのWin-Winに至る
そういう誠実な気持ちを持ってくださいと
いう風に言ってるんですね
で、作者が面白いのが、Win-Winに至れない時
「あぁ、Win-Winになれなさそう」
っていう時もあるわけじゃないですか
絶対にWin-Winになれないと、感じたら
それはここのWin-Lose、Lose-Win
Lose-Loseになるぐらいなら
Win-Win or No dealで行きましょう
って言うんですよ
No dealっていうのは、取引をしない
取引をしなくていいんですよ
だから、もう
Win-Winに至れるんだったら取引しましょ
だけど、一方的に
絶対に、こっちの意見を優先しなきゃいけないって
ことになっちゃうんだったら
「今回取引止めましょう」
ていうことですよねぇ
だから、恋愛でもそうじゃないですか?
お互いに得をする関係の恋愛じゃないんだったら
お付き合いしない方が良いわけですよ
どっちかがね
貢ぎ続けているという関係で
今回は、お願いしますというのは
やっぱり辛いわけですよね
どっちかが貢ぎ続けてるとかさぁ
どっちかが、もの凄い裏切り行為をしてるけど
どっちかは、我慢しなきゃいけない
若しくは、どっちもが、ねっ
裏切り続けてるという関係で
続けませんかっていうね…よりは
お別れしましょうよ
…いう方がクリアーになる
なるほどな、と。
このWin-Win or No dealって考え方はですね
非常に良いなと、僕は思うんですよね
そしたら、息苦しくない。
ね、Win-Win探ろう
「あっ、そっか、そっか。
そっちは、そんなにそこが大事なんだ
俺は、そこはちょっと譲れない
だったら、No dealで」
っていう、ことができれば
逃げ場がありますからね。そういうことをやる
で、実行する時には、望む成果を共有したり
ガイドラインを決めたり
報告義務とか、評価はこうだとかって
具体的に決めると、実行できますよって
このWin-Winについて考えています
なるほど!
いきなり4番目から
ハードルが高いですよねぇ
でも、このWin-Winに至るためのコツ
ポイントをですね
「5」で言ってくれるんすよ
おぉ、なるほど
相手とWin-Winになるって
具体的に言うとねぇ
相手の何がWinかを
知らなきゃいけないでしょ?
でも、聞く準備がここで出来たわけですよ
あっ、Win-Winが大事だなって
この人のWin。
この人のWin、まず知らないと
その時にですね
コミュニケーションです、これ
まず理解し、そして理解される
聴く力が大事ですよと、言うことなんですね。
コミュニケ―ションって言う時に
伝えるって言う方ばっかり
皆さん、フォーカスしちゃうと思うんですよ
「私…自己表現苦手だから」とかね。
「私、ちょっと口下手でぇ」とかね。
「緊張しぃーでぇ」とかね。
「なんか言葉足らずで…」
「語彙が不足してて…」色んな人がいると思う
でも、大丈夫。まず大事なのは
理解することだからという事なんですよ
なるほど
聴く力ってねぇ
ベストセラーになった本の
タイトルでもありますけども
これね、すっごい俺、勉強になったんすよ
正直ね、僕
お笑い芸人としてね、MCとかいって
結構、トーク番組とかでゲストを招いて
お話を聞くとかってよくやるんです
でもね、人の話聞くのって難しいんですよ
相槌ってね、多分
むちゃくちゃ難しいですよ
普通に聞いてるつもりなんですけど
まぁ、何か会…盛り上げなきゃっ
とか言って、何かこうねっ
次、何言うかって
考えたりもしなきゃいけないでしょ?
で、お笑い芸人なんだから
なんか、盛り上げなきゃって思うから
なんか話聞いて、相槌を打った上で理解して
その上で冗談も言って、なんか盛り上げてとかってね
そういうこと、考えるんですけども
どうやれば良いんだろうなってね
で、まぁ、経験の中でやってきました
でも、凄い反省した、これ。
これ、僕でも凄い反省しました
これねぇ…
「テクニックじゃねぇ―」って、まず言うんですよ
もうね、この人ね
もう、とにかく人格だと
テクニックじゃねぇーぞと
いうことを徹底的に言うんですけど
聴くスキルみたいな本だけで
やろうとしても、バレるよ
誠心誠意、理解したい!と思えって
この人を理解したい!
誠心誠意、思えと
もう、ちょっとやそっとの理解するポーズで
気に入られたい、とかじゃねぇーんだ
お前の中の心にあるのはなんだ!
好かれたいのか?そうじゃないだろう?
理解したい!本当に思えよと。その上で…
「やってはいけないことを言います」
って言うんですよ
それが自叙伝的反応ってことなんですね
自叙伝的反応って何なのか。
反応する言われたことに何か反応する。
リアクションですよねぇ
それを自叙伝で反応しちゃう
よくあるでしょ?
「俺の時はなぁ」ていう上司ね
「分かるぅーっ!その気持ち
いや、俺もそういう時あったんだけどさぁ
俺の時はな…。俺の時代はな…。
俺はな…。っていう
言われ方すると「ちょっと」っていうね
それってぇ、勿論「俺の時はな」って言うのが
「この人の話、聴きたい」ってパターンも
あるじゃないですか
でも、往々にして、聞いてもいないのに
そう言ってくるってパターンあるわけですよ
聞いてもいないのに、コイツ
自分のことばっかし喋ってくるの
これ、よくやっちゃうのが
「親子の会話だね」って言われるわけですよ
会話が盛り上がんないってのはね
こればっかやってるからだ
それの典型的なのが
探る・解釈する・評価する・助言する
これ、やるなって言うんですよ
えぇっ!! そうなの?
親子の会話
親父がね、息子にね
話しかける時にね、まず探るんですよ
「おぅ、学校はどうなんだ」
これ一番聞くよね?
これ、一番聞くよね。
「おぅ、学校どうなんだ」みたいな
「えぇ!?なんだよ、親父… 急に
普通だよ!」
「普通ってことはないだろう
親子でコミュニケ―ション取ろうとしてるのに
普通ってことはないよ。寂しいよ、お父さん
おぅ、学校どうなんだ」ってね
「だから、普通だよ」ねっ
「勉強どうなんだ」
「普通だよ」
ねっ。勉強どうなんだ。学校どうなんだ。
これは、どういうことかって言うと
相手を理解したいのではなく
自分が知りたい情報を
引き出したいっていう、聴き方だから
相手が話したいことかどうかっていうのを
慮ってないよね
「何で、お前が聴きたい事を…」
っていうね、優先してんだと
もしかしたら息子は、本当は
親父に相談したい事があるのかもしれないよ
でも、「勉強どうなんだ」「学校どうなんだ」って
聞かれ方で、果たして聴けるだろうか
ここなんですよ。
面白いですよねぇ
そして次に、やっちゃいけないのが
解釈すること
解釈が早いって時、多くないっすか?
話聴いてて…
「あぁ…
私、会社辞めよっかな」
「ダヨネェー」とかって言われると
聞けよ!理由を
「聞けよ!理由を」って思うじゃないですか
「ダヨね。私もそう思う。だって
こんな会社さぁ、こうで、こうで、こうだし
マジ、意味ないと思うんだよねぇ。
私もそう思う」みたいに言われてもさぁ
いや、そうじゃねぇーと。私、一言しか喋ってない
お前、何で10個も…20個も喋って
なんだ、お前、私の話が聴きたいだ!って
そう思っちゃうわけですよ
解釈してはいけない。
親子の会話で言うならばね
「いや、学校の授業さぁ、つまんねぇーんだよ」
息子が言って来たとするよ
それに対して
「おぃ、勉強がつまんねぇ―のか。えぇっ
学校の授業がつまんねぇーって?」
そりゃあ、お前の努力不足だろう」
って言うのも解釈してる、勝手にねぇ
…とか「学校の勉強ってのは
つまんねぇーもんなんだよ」これも解釈だよね
「何でつまんないのか」っていうのを
もっと、聞けるはずだよねぇ
…にも拘らず
「学校の勉強つまんないんだよ」って言う
ちょっと、ネガティブな情報に
反応しちゃうんですよ
「学校の勉強、楽しいよ。父さん
凄く、友達も増えたし、彼女だっている。
部活では、最高の成績を叩き出して、県大会に行くし
成績はナンバー1だ!
将来は、俺、総理大臣になる!」ってなったら
それはもう、それ凄いけど、そんな息子
いないじゃん!
「学校の勉強つまんねぇーんだよ」
って言われて来たら
「えぇっ!?」ショックだから反応しちゃうんですよ
勝手に解釈しちゃうの。
あっ!つまんねぇーの
「付いて行けてないのかなぁ。もしかしたら」
「勉強に付いて行けてないからアレなの?」
「それとも、教師が悪いんじゃないかなぁ?
反りが合わないんじゃない?
「学校のレベルと合ってないんじゃない?」
勝手に解釈して、「…なのか?」って聞いちゃう
「えっ!? いや、そうじゃねぇーんだけど」
なんで、勝手に解釈すんだよ
「いや、そうだろう。きっと…」
これは、凄いディスコミュニケ―ション
コイツ、俺のことを理解してくれようとしていない
これが…
信頼を下げるんです
さぁ、ココでポイント!
公的成功への全てのカギは
この信頼という言葉にあるらしいんですね
相手を信頼する。信じる。
素晴らしい事ですよね
じゃ、口座ってどういうことか。
信じる信じないって、口座みたいなものなんだよ
ちょっとずつ行動で貯めて行かないと貯まんないぜ!って言うのが、このコビィー先生の言い方なんですよ
「俺はあいつを信じる!」って言ったって
何の根拠もないのに信じてたら、騙されそうですよね
「俺は人を信じて生きて行きたい!」みたいなねぇ
「この前会った人が
億万長者になれるって言っていた
あの人に、お金を毎月10万円振り込むだけで
3か月後には、10倍になって返って来るらしい
俺は人を信じる!」
いや、信じるなと。お前
何で信じるんだと。急に会った奴に
「その10倍にするぞ!」と言われて
何で信じてるんだと。
これは、信じちゃいけないパターンですよね
でも…
「あいつは、あんな時こんなことしてくれたんだ
あんな時、こういう風に言ってくれたんだ」
そういうのが、積みあがって
積みあがって
「だから、アイツは信じるに足る人間だと
俺は、思うんだ」って言うのは、分かるよね
これ、「自信がないんです」って言う人も
いるじゃないですか
自信がない!って言う時に、僕もよく思っていたのが
「自分、信じるってことだよな」って事なんですよ
自分を信じるって
人を信じるのと一緒なんですよ
自分を信じるって、やっぱり積み重ね
あん時も俺、ダメだった。
こん時も裏切った
要するにね
「私…
絶対に…
今年こそ英語マスターする!
そう言って、1ヶ月でやめました」とかね
いや別に、みんなそうじゃない
「明日はこれをやるぞ!」ってね
「ジョギングするぞ!」って
「うわっ、寒い、今日は止めよう」とかね
やっぱ、そういうことが連続していくと
やっぱりね、信じれなくなってるんです。
それは、口座が減って行くんだって
だけどそれは、また貯めることもできるよ
絶望だけはしないで
だから、アイツとの信頼口座
今、減ってる
でも、絶望しないで。
また、貯めれるよ
自分への信頼口座減ってる。
でも、絶望しないで。また、貯めれるから
今日から
口座、貯めて行こうって。
だって、実際に貯金だってそうでしょ?
「えぇ、だってもう、ゼロ円になっちゃってますもん
うちの口座。もうダメですわぁ。解約」
意味わかんないじゃないですか。いや、貯めろと。
今からで良い。貯めろって事なんですね
それを貯めないといけない。
その為に…ということですね
ここ、ねぇ。
解釈しちゃいけないよ
評価すんなよ。
評価すんのもダメなんですよ
それに対して、Yesとか、Noとかを
いきなり言うのもダメなんですって
だから…
「俺さぁ、学校つまんねぇーんだよ」
「つまんないとか言っちゃダメだろう」
でも、ダメなんですよね
「いや、だって授業つまんないんだよ」
「何でつまんないんだ、えっ?」
「いや、だってよぉー。
微分積分なんて何の役に立つの?」
「社会に出て微分積分なんてやる?」って
言われた時に
「役に立つか、立たないかじゃないんだよ!
勉強ってのはそういうものをさぁ
ね、こう…忍耐だよ。
忍耐でやる!
ね、勉強つまんないとかって言ってたらダメ!」
この、Yes,Noで評価しちゃうってのは
ダメなんですね
早いんですよ。往々にして人は
リアクションが早すぎるらしいんです
そういう人を人は、信用しない
コビィー先生は例えの中でね、お医者さんに例えてる
「先生、なんか胸がムカムカして
頭がちょっと痛いんです」
「分かりました!じゃあ
この薬を飲んでください」
早っ!!えっ、怖っ!!
この薬、飲みたくない
「えっ、先生ほぼ見てないじゃないですか」
「いや、今日時間がないんでね
取り合えずこの薬を飲んどいてくださいよ
私、時間がないんでね。頭痛いんでしょ?
胸焼けするんでしょ?うん、多分、これです」
「怖い!この薬だけは、飲みたくない」
そうなるわけですよ
「なんか、奥歯が痛いんですけど」
「手術しましょう!」
「したくない!
手術はしたくない、急に」
ね、そうなるわけです
そして、助言もしてはいけないわけですね。
これが処方箋ですよ
「こうしたら良いんじゃない?」
「こうしたら良いんじゃない?」
直ぐ、助言しちゃうねぇ
なんか直ぐ助言しちゃうね。
悩んでる人の悩み聞いてる時にねぇ
「なんかさぁ…
最近、楽しくないんだぁ」
「それはー、もう、朝大っきい声出すに限ります!」
とか言われたら
「オイ!マジかよ!」って…なるんですよ
言われたらね
でも、言っちゃうの。往々にして
親子の例でいうと
「だって、微分積分なんて関係ないだろう?」
って言って、その上で
「俺…俺はさぁ
あの、自動車整備工になりたいんだよ。
ジョージみたいに」
「ジョージみたいに?
あぁあぁ、あの退学したジョージか、んなっ」
「退学したジョージって言わないでくれよ
アイツ、今でも立派に自動車修理工で
頑張ってるんだぜ!
俺もジョージも自動車好きでさぁ
すっげぇ、親友なんだよ」
「お前なっ、学校は出ろ!なっ
学校は出なさい!これは、お父さんからの助言です」
「学校は出といた方が良いんだ
ジョージみたいに生きたら大変だぞ。
苦労するんだよ、その後。お父さんは分かってんだ
「あぁ、お父さん、何も分かってないよ
ジョージはなっ、今あのー
凄いビジネスで成功してんだぜ
新しいイノベーションだって、自動車の修理の
やり方で自分でサイト開いて成功してんだよ
そんな事も分からずに
ジョージの事、否定すんじゃねぇ
もう、イイ。親父とは話したくない」
こうなるわけですよ
一番大事なのは、これをせずに
ひたすら共感しろって言うんです
なるほど。聴くってのまず
共感すること…っていうか
徹頭徹尾、共感に徹しなさい!
そう言って来るんです
共感する時に、よく言われる
ビジネス書でのテクニックは繰り返すことだ
だけども、2,3個繰り返した上で
直ぐにこれをやっちゃう
それは、根本になる精神で
理解しよう、がないからだ
「えぇ、親父。
授業つまんねぇーんだよ!学校の」
「授業がつまんないのか」
「授業がつまんねぇーんだよ」
「微分積分なんて役に立たないだろう」
「微分積分は役に立たないなぁ」
「微分積分、役に立たないか?」
「立たないよ。だって俺
自動車整備工になりたいんだよ」
「自動車整備工になりたいんだ!
自動車整備工になりたいのか
でもなっ…」ってこうなっちゃうわけですよ
「でもなっ」って言いたくなっちゃう
でもそれは、理解しようとせずに
単純にコミュニケーションスキルとして
繰り返そうとしてるからじゃないですか
って言うわけ
まずダメな技術は、繰り返すだけの技術。
それをちゃんと…
咀嚼して、自分の言葉で置き換える
でも、良いんじゃないですか?
いや、それも△だって
コビィー先生は言うんですね。厳しいですよ
相手が何を言ったかじゃなくて
相手がどういう気持ちでそれを言っているのか、
をしっかり理解して
その、相手の気持ちを言葉にして下さい
それを共感と呼びます
って言うらしいんですよ
ほぉぉぉ、どういうことだろう
先程の息子
いましたね。
何か言いたそうにしててね
「どうした」ってね
「いや、なんか学校の授業つまんないんだよ」
「そうっかぁ、学校に対して
ちょっと失望してるんだなぁ」って言うわけですね
学校に対して失望してるわけですね
学校がつまんないって言ってるのは
学校がつまんないっていう事象を言ってるけど
学校に対してネガティブな気持ちを
言ってるわけですよね
「学校に対してなんか、ガッカリしてるんだな」
「そうだよ。だって、本当に教えて欲しい事
教えてくんないだろう」
「うーん……
教えて欲しい事があるんだな」
「そうだよ。俺が教えて欲しいのは
微分積分じゃなくてさぁ
もっとさぁ、俺…
だから、言ってなかったけど
自動車整備工になりたいんだよ」
「そうっかぁ。
やりたい事を見つけてるんだ」
「やりたい事を見つけてんだよ。
そうだよ
ジョージいるだろう?
あのジョージさぁ
その学校を辞めて
こう…自動車整備工として
いま、成功してるんだぜ!」
「ほぉーっ、
その憧れの友達がいるのか」
「そうだよ!
そのジョージが、カッコイイんだよ
俺、学校辞めるって言ってさぁ
友達皆にさぁ
そんなの上手くいかない
って言われてたけど
アイツ今、一人で頑張っててさぁ
俺、スゲェ、カッコいいと思ってるし
そいつみたいになりたいんだよ!」
「憧れてるんだな」
「そう!」
「夢見てるんだな」
「そうだよ!だから、学校に不満があるんだ!!
どうしたらいい?親父」
「そうっかぁ、じゃあ…もっと
学びたい事が学べるように、んん…学校変えるか」
そういう話が出来るわけじゃないですか
その、あなたがどういう気持ちなのか
っていうことに寄り添う
言ってることは決して
議論したい事じゃなかったり
ゴールじゃ無かったりするっていうのを
見破ってるんです
常に相手の言葉の奥にある
気持ちを撫でるんですね
気持ちに触れる。そのことで…
言いたくなるわけですよ
あっ、分かってんじゃん!親父…
必ず変われるから
だから、信じて、自分を信じて
そして、諦めるな!
磨くのは4つあるぞ!って言うんですね
肉体・精神・知性・社会性
その全てが磨かれてなければ
何も達成することはできない
今から始めよう!