【三部作】ギリシャ神話〜英雄の物語〜テセウス編 シーズン2 第3話

 

 

俺は強くなってギリシャの英雄
ヘラクレスみたいになる
ギリシャ最強の英雄
「ヘラクレス」
その名前が、ワァァァッ!!てなってる時にですね。
「僕もああなりたい!」そういう少年の
物語というのが始まるんですね。
「母さん」
「俺、アテナイの王子だぜ!」
「山で行くよ」
「ヘラクレスみたいに」
「なるんだ!」
「ちょっと、心配だけども……」
黄金のリンゴ編もあります。
もう、ホントにね、一個一個大変なんで
一個一個やってると、私ね
これだけでYouTube人生が終わりますので
ダイジェストさせていただきますけども。
「黄金のリンゴ取って来い!」って
言われるわけですね。
「黄金のリンゴかぁ」ってね。
黄金のリンゴってのはね、凄い
有り難いリンゴなんですよ。
確かね、こうー、なんかこの
元祖の神々がね
あの、結婚の祝いとして、預けたリンゴって
有難いリンゴなんですけど
それが、何処にあるのか
分からないということですね。
これ、なんとかしなきゃなぁ、と
思っていたところですね
それを教えてくれる神が
現れるんですね。
えぇ、それがですね。
「プロメテウス」なんですよ。
ココで出会うんですよ。
「誰か、私に知恵を授けてくれる奴は
いないだろうか」と言った時にですね
もう3万年ずっと啄まれてる奴がいるんですね
チュン チュン チュン
ちゃーう、チュンチュンじゃないです
鷲ですから。
ツバメじゃない、ツバメとか
ひよことか、あの…なんだ
スズメじゃないですからね。
鷲ですから。
ブシュン、ブシュン。ギャアーッ、ギャアー
とかってね、やってるわけですよ
「グァァァァッ!!
今日も今日とてぇーっ!」
「この苦しみは、全然変わらないヤツだぁ」
つってね。
「肝臓がぁ、啄ばまれては再生し
啄ばまれては再生しのプロメテウス
私、人間に火を与えたばかりに
繋がれに繋がれ、ゼウスが浮気をする間も
えぇ、ポセイドンがブチ切れる間も
私は3万年の間
肝臓を食べられてましたぁ!
プロメテウスです!お久しぶりデース」
っていうね、状態なんですよ。
「うわぁぁっ」つってね。
「かつて、有難いと噂のあのプロメテウスが
ここにいたかぁーっ!!」つってですね、その
鷲がずっと、啄ばんでるんですよ。
「今こそでしょーッ!!」って
ヘラクレスが言ってですね。
ヒュドラの矢をですね、その鷲射るわけですよ。
ビューンってやったら、鷲が ブゥワァァッ!!
ギャアァァ、バッシャー!!
「ヒュドラ、凄い!」
バァーッ、そこでですね、助け出すんですね。
「助け出されたぁ」
「啄ばみは、終わったよ!」つってね。
「あぁ、何だ、知りたい事は何だ?」つって。
「すみません!元祖の神々の
あの、お祝いのリンゴという事で……
あなたは確か、第二世代のね
古き神だと聞いておりますけども
黄金のリンゴについては、ご存知ですか」
「知ってるよぉーっ
嬉しいよ、逆に教えられることが
ホントにもうココ、ほんとに
逆に変だもん、今痛くないのが。
そう言うの分かるでしょ?
ずぅーっと痛いのが、逆に痛くなくなって
なんか、変だなって言う時あるよねぇ」とかって。
「はぁ、教えてもらえますか?」
「教える!黄金のリンゴは、何を隠そう今は
私の弟が管理しているのだ」
「弟…といいますと」
「アトラスという者だ。
アトラスという神が、そのリンゴを管理している」
「アトラス様ですか
アトラス様は、今?」
「私と同じように、この、先の大戦の
責任を負わされ、ゼウスから罰を受けている」
「兄弟揃って!
どんな罰ですか」
「そうだなぁ。
天界を支え続けるという罰だ!」
「凄すぎる!
凄いですね」
「もう、それはもう力持ちのアトラスなのだが
天界をずぅーっと支え続けてる。
天界が落ちてこないだろう?」
「あぁ、そうですね」
あれは、アトラスが持っているからなんだ!
ずっと持ってるんだ!そいつが」
「えぇぇっ!!
そのアトラス様が管理してるのが…」
「黄金のリンゴ。
彼に、会いに行くといい」
「分かりました!」つって
「アトラス、大丈夫ですかぁ」とか言ってね。
で、会いに行くんですね。
そしたら
「天界、支えて……ここら辺ですかねぇ?」
とか言ったらですね
「重ーーい!!
ずっと、重いぃぃぃぃぃ!!」
って支えてるんですね。
「あっ、凄い!点ってココで
この一点支えで……
一点支えで……
ああぁぁ、アトラス様」
「誰ぇぇぇっ!? もう重いからぁぁぁ
何?」つって。
「ヘラクレスと申します。
あの黄金のリンゴをいただけましたら、私
何のお願いでも聞こうと
そういう所存なんですけども」
「まーじでぇーっ!!
マジなの?
イヤ、でもね、黄金のリンゴ
ちょっと、分かりづらいところに置いてるから
あの、俺取りに行きたいけど
ちょっと、コレ持っててくれる?
これ一回、持てる?
でも、お前、人だろう?
お前、無理だろう。
超絶力持ちの人じゃないと無理だから。」
「見てくださいっ!!
もう、私 常軌を逸した
もうパンプアップでもう
お馴染みでございます。私……
もうライオンも、こうやっちゃいますし
もう、ホントにお豆腐かなぁ、と
思ったぐらいですから。ホントに。もう見て下さい」
「あぁ、結構キテるね
結構、仕上がり良いね
イケるかも、イケるかも。ちょっと行くよ、行くよ。
ちょっと、持って持って持って
持って、マジで行くから
マジで行くから、行くからね。
ヤバイからね。これ行っちゃうと
もう、一気に行くから」
「あぢ××× あっ、あぁあっ!
オォォォッ!! これかなりですね。
アトラスさん、これ。
これ、私結構…あぁ、もう…これちょっと
自信ないかもしれないですけど
ちょっと、リンゴお願いします!」
「はぁぁ、分かった!
あれ?あっ、スッゴイ軽い。
あぁ、すごっ、ビックリした。逆になんか
逆になんか、あのー、ずっと有ったものが無いと
なんか、変な感じだね」
「なんか、お兄さんと似たこと言ってますけども
ちょっと、リンゴお願いします」
「あっ、リンゴね。ハイハイ」つって。
「あぁ」つって。
「リンゴ……」
「あぁ、ちょっと、渡したいけども
正直、もう俺天界持つの嫌なんだよなぁ
どうしよっかなぁ。
このまま、持たせとこうかなぁ。
このまま、持たせたいなぁ。
もう、重いし。あれー」
「あのぉー、んん……どうですかっ?」
「あぁ、あの、有ったよ
有ったよ。有ったけども
「ぁありがとうございます」
「うーん……ゴメン!もう、正直言うわ。
代わってくんない?」つって。
「えぇぇぇっ!!
「えぇぇっ、そ…そりゃないっすよ。
アトラスさーん」
でも、そこで考えるんですね、ヘラクレスが。
「えぇぇっ、ココで嫌だって言ったらもう
もうダメだ、違う。
よし!アトラスさーん
2代目務めさせて頂きまーす」って。
「マジで? 凄いね。あっ、結構あれだ。
追い込みたいタイプだぁ」
「はぁーい、もう、これぐらいじゃないと
上腕二頭筋が寂しがっちゃってるんで」
「うわっ、凄い奴来たーっ!
もう、ホント凄いよ。ありがとう」
「いや、ただ……
俺まだ、下手なんっすよぉ
天界持つの、全然
チョッ慣れてないじゃないですかぁ
ちょっとあのー、ちょっと初めての器具
使いづらいみたいなの分かります?」
「分かる!ジム変わると、ちょっと
ガイダンス欲しいよね」
「…なんっすよぉ。このちょっと、最新の器具っぽい感じなんでー、バランスちょっと取りづらいっす
ホラッ、ちょっと
揺れてるじゃないですか?」
「あぁ、違うそれ。違うそれ。
ちょっと、あのー
力の入れどころ、それ、違うの。
俺も凄い長い間、持ったから分かるのよぉ」
「ちょっと、コツ教えて貰えないっすかぁ」
「あぁ、良いよ。わぁ、もう
2代目ホント頼りになるわぁ。コツ聞きたいのね
OK、OK!じゃあねっ、あの、俺もマジで
5時間で無理だなっていうのが
200年ぐらい持てるようになった
コツを教えてあげる。
ちょっ貸して。ここはね」つって。
「よし!こうやって一回、こうやってたじゃん。君
でも、こうなのよ。本当は…
こっち側なのよ。こっちだったらイケるのよ」
「マジっすかぁ。で、リンゴこれっすかぁ」
「そう、リンゴそれー。じゃああの
ここでね、あとね……」
「あっ、大丈夫っす!」
ビューーン!って逃げるわけですよ。
「ああああぁぁぁぁぁぁ!!!
あぁ、やっぱりぃぃぃ」
これでですね、リンゴを
手に入れることができるんですね。
「良かったぁ、黄金のリンゴも手に入れて
もう、ようやく11個です」つってね。
「あぁ、良かったす。もう、ラストです」
そしたらね、イピクレスからですね
「うーん、ダメかぁ
もう、ラスト、ラストだから」つってね。
「ラストのやつ、試練を授ける!」って言ってね。
「ケルベロス、連れて来て!」
って言うんですね。
「ケルベロスですかっ」つってね。
地獄の番犬ケルベロスっていうのね。
えぇ、冥界にいるですね
とんでもない、化け物なんですね。
3つの頭を持つケルベロスというね
地獄の番犬、おっそろしい。
「それを…どうするんですか?」
「ちょっと、見てみたいから」
「あのー、生きたまま連れて来て!」
「んん…マジっすかぁ」
「行って来ます!」つって
ラストのミッションが、ケルベロス編なんですよ。
「うっわぁー、色々あったけども、ちょっと
あの、色々レベル、まちまちねぇ」つってね。
あっ、ほんと。牛小屋掃除と
ケルベロスみたいなね。
「んん…」つって。ケルベロス
でも、これ正面突破で行くしかないですって。
ヘラクレスはもう、実直な男ですからね。
「えぇ、冥界と言えばまぁ、ハデスさんだなぁ」
って言ってですね
「ハデスさーん」つってですね
「何?」
「久々の出番じゃない?」つってね。
「俺、ハデスだけども。もう
クランクアップしたかと思ってたよ、俺
えぇ、急に来るねぇ。もう
ゼウスとかポセイドン、よく出てるけどさぁ
俺、そればっかずぅーっと家で見ててさぁ
俺の出番、まだかなぁ
もう、ないかなぁって思ってたからさぁ
いやぁ、何?」つって。
「あの、ハデス様。あのー
ケルベロスをですね
ちょっと、お借りしたいんですけども」
「えぇぇっ、ケルベロス。
だって、番犬だよ。
その、簡単に貸せるかなぁ?」って言うんだけど
それを何とか説得するんですね。
これ、実はですね
ケルベロスを倒すんじゃなくてですね
ハデスをちゃんと説得して
ちゃんと連れて帰るって言うですね
スゲェ、えぇぇっ!!っていう予想外のですね
そこで、ハデスと闘うとかじゃないんですよ
ラスボスをですね、キッチリ説得してですね
まぁ、お前なら良いよって言われてですね
あの、やっちゃうって言うね
オォォ、とか言ってね
それで、クリアーするんですね。
えぇ、ようやく、ようやく
クリアーできたね、なんてことになってですね
良かった!それで解放されるわけですよ。
ところが、ここからが業が深いんですよ。
12の試練を受けて、ね、それをクリアーして
解放されて、新たな奥さんも得てですねえ
幸せになろうかと思われたその
ヘラクレスだったのですが
ある時、奥さんとですね
町を移動していた時にですね
川を渡るときにトラブルに
見舞われてしまうんですよ。それがですね
「川かぁ、ちょっと渡りづらいなぁ」
って言ってる時に
「そうねぇ、あなた」って言ってる時にですね。
ケンタウロス一族が現れるんですね。
ケンタウロスってのは、下が馬、
上が人間って、あの有名なケンタウロス。
あのケンタウロスは
凄く知的なケンタウロスもいます。
ただ、そういうケンタウロスってのは
非常に珍しいんですよ。
かつてですぇ、その、武術とか
馬術を教えてくれた
師匠となるケンタウロスってのも
いたんです。ヘラクレスの…。
それは、非常に頭が良くて
とても良いケンタウロスだったので
そのうち、星座になるぐらいなんですけど
それは珍しいです。
それ以外のケンタウロスは
結構、粗暴なんですよ。
「おーい」パカラッ、パカラッ、パカラッ。
「なんか困ってんのか?」言うわけですね
「あぁ、ケンタウロスか」
「ちょっと、川が渡りづらくてね」言うわけですね。
「そうなんですよ」
「そうかい。あっ、じゃあ
俺、ケンタウロスだから
その馬…この馬の身体でさぁ
川、ポンポンポンって渡れちゃうから、
渡してやるよ」って言うわけですね。
「そうか、それだと助かる」
「あぁ、お安い御用だよ。じゃあ、まずはどうだい?
レディーファーストで、奥さんから行くかい?」
って、言うわけですね。
で、奥さんはですね、乗せるわけですね。
「ありがとう」って言ってね。
パッパッパッと、乗って行くんですね
で、川の向こう岸に行ったんですよ。
そしたら
「信じたお前が馬鹿だったよ」
って、言ってですね
川の向こう岸でですね
その、奥さんを襲いだすんですね。
「奥さん、大人しくしろ!」って
ワァッとやるんですね。
「きゃあぁぁっ!!あなた」
って言うわけですね。
「何をやってるんだ!」ってね。
「私は、ヘラクレスだぞ!」って言って
ビュンビュンって、ヒュドラの矢を射だすんですね。
「そんな距離」つって、ビュン!!つってね
ブォアァァァァッッ!!
「ヤッバイ矢だ!」つって、
ヴァァッつってね。
その皮膚がドォオオオン!!破裂してね
アアァァァァァッ!!なるんですよ。それで
「私の旦那は、ヘラクレスなんだからね」
とか言ってね。ウワァァァァッつってね。
それで、そのケンタウロスがですね
苦しんだ最後にですね、その奥さんに言うんですよ。
「うわっ、はぁっ。うぅぅ
とんでもないな、お前ら
でもよ、奥さん。そうだ!
あんだけ強い男だから、まぁモテるだろうよ
奥さん、アンタ
いずれ捨てられるかもしれないぜ」つってね。
「何よ!そんな…そんな
そんなことないわよ!」ってね。
「だからよぉー、俺の血ってのは
不思議な血でな
俺の血を染み込ませた布やるよ
ホラッ今、血出てるだろう?
これをやるから、それをいつかよぉ
旦那の気持ちが離れそうだなって思ったら
旦那の懐に忍ばせてやるといいよ
惚れ薬になってるからよ」
バン!って死ぬんですね。
「何よ!失礼なケンタウロス」
言うんですけど、ちょっと
ちょっと、不安な気持ちもあって
ちょっと、信じちゃうんですよ。
で、その布をですね
丁重に折り畳んで、袋に入れてですね
持っとくんですね。奥さんはね。
それが悲劇の元になるんですね。
後にですね、このヘラクレス
…が、の前にですね
凄く美しい姫が、現れる時があるんですよ
「ん?」つって。
「あれ?あの人
あの姫、凄いなんか
ヘラクレスのタイプっぽい」みたいな。
「なんかイヤダァ、凄い。
なんか凄い、喋ってるし
なんかヤダ。最近なんか
ちょっと、冷たい感じするし」
ハッ!って思い出すんですね。
「あの、ケンタウロスのやつ…忘れてたけど」
「そうだ!」つってですね、出すんですよ。
これを、あの人のちょっと
ポケットに入れておこう。
ちょっと、スーツのポケットに
スーツ着るか分かんないけど
スーツのちょっと、ここら辺に入れておこう。
ちょっと
そこからですね、次の日にですね
「んじゃっ、今日も行って来まーす」ってね。
「まぁ、ちょっと私もね
スーツを着る身分になりましたけども」つって。
バッて着たらですね「ん?」
何だ、コレ?ってなって
効いたかなぁ、って見てたら
「なんだ、なんだぁ」つって
「イヤァァァァァァァッ!!!」
それがですね、ヒュドラの毒なんですよ。
何でかっていうと
ヒュドラの毒矢で刺したでしょ。
それで、毒が巡って来た血を
染み込ませてるんで
ヒュドラの毒だったんですよ。
「うぅぅっ!! なんだコレは!
これは知ってる!」バッ…肌を見て
「ヒュドラの毒だぁっ!!」つって
「オーイ」つって
「ウワァァァァッ!!これはダメだ」つって。
「うわぁ、もうダメだ
おぉぉぉ、俺はこの力を一番知ってるんだ
ヒュドラの毒で、何人もの、何人もの敵を
倒して来たから
これが、どれだけ恐ろしい毒か知ってる!
まさか、この俺がこのヒュドラの毒で」って
「うわぁぁぁっ、あなたぁ」
「もう、無理だ!」つって。
「もう何があっても無理だ。ヒュドラの毒はもう
最強最悪にヤバイから、もうダメだ」つって。
「俺を焼いてくれー!!
今すぐ焼いてくれ!!」つってですね
火葬させるんですね。
火をつけだしてね。
「ウワァァァッ!!!」
それで
それ、これが俺の最期かぁ
ヴォォォッシャ!!
そこで、妻のミスによって
ヘラクレスは、死んでしまうんですよ。
ヴァーーーン!!天界に
「ヘラクレス様---っ!!」
ヴァーーーン!!って
うわぁ。
ゼウスが見てたわけですね。
「あぁ、不幸すぎるぅ
ずっと見てたが、不幸すぎる」つってですね。
そこで、雷をバァ―ン落してですね。
「掴まれ!」つってですね
その、ヘレクレスの昇る魂に掴まらせてですね
「お前は、不幸すぎたなぁ」つって
ヒュッてですね、引き上げて
神にするんですね。
「お前は、手厚くもてなしてやろう
全部……全部クリアしてきたもんな。お前は
あの、ヘラの怒りを全て受けて」
実はこのヘラクレスという名前はですね
皮肉にも、ヘラの栄光という名前なんですよ。
最も愛を受けたいが故に
全てをクリアーしたが
その愛を受けられずに、非業の死を遂げた
愛を求めながら得られなかった
英雄ヘラクレス
その、ヘラクレス。そっからですね。
丁重に星座にさせていただきます、ということで
「ヘラクレス座」
もう、ヘラクレスはですね、凄すぎて
ヘラクレスの周り全部、星座になります。
ヘラクレス座
ピヒュン 星座 カシーン!
それだけじゃない!
ヘラクレスが、パァーン!開いた、
ライオン。
ピシューン!!「しし座」ドーン!
あの、しし座って
ヘラクレスが、割いたライオンなんです。
そして、ヘラクレスが倒した、ピシューン
ウミヘビ、バーン!!ヒュドラ
バーン!!「うみへび座」ガーン!!
 なるんですね。
うわっ、凄い! 全部なるんですね。
そして、ヘラクレスが、プロメテウスを倒した時の
プシュ―ン、キェェェッ!バーン!鷲
ポォン!「わし座」ドーン!
もう、ヘラクレスに纏わるものが全部
なるんですね。
そして、途中ですね、あの省略したんですが
ヒュドラを倒している時に
「ヤッバイ!ヒュドラ死にそう」
って言ってですね
ヘラがですね
増加で敵をね、遣わしたんですね。
追加で遣わしたんですよ。それがね
小さい化け蟹を使わしたんですね。
蟹が、カァァァッ!! 行ったんですね。
イタッつって、イタイってバン!て
踏みつぶして ピューン!
その「かに座」パァーン!なって
蟹も?みたいなね。
蟹もなるんだぁ、みたいな。
踏み潰しただけでしたけども、みたいなね。
その蟹さん。全員、カン、カン、カン、カン
全部が「星座」になり
その後、ヘラとも
和解をするらしいんですね。
「アンタには、やり過ぎたかもねぇ」
とか言ってですね。
「はぁ」とかってね。
「もう、いいのです」とか言ってですね。
ヘラと和解し
その後、天界で神々となり
幸せに暮らしたのである。
ピューン!ドォオオン!!
英雄ヘラクエス編 完
ドーン!!
なるわけですね。
俺もなれました、とか言ってね
蟹がねっ。
「俺でも星座に、なれました!」
とか言ってね。
キューンヴンってね。
そういう話なんですよね。
いやぁー、凄い英雄でしたね。ヘラクレス
ただね、この第3部も面白いですよ。
第3部、「英雄テセウス」というのがですね
なんと、ゼウスの子ではありません!
ゼウスの子じゃないんですよ。
人の子なんです!
ところが、人の子に生まれながら
ヘラクレスになりたかった男
っていう奴なんですよ。
英雄ヘラクレス伝説はですね
ギリシャ中に知れ渡るわけですよ。
もう、余りにもその、12個の試練を
もう、どんどんクリアーして
「なんという凄い奴だ!アイツはもう
1000年の世の後も、2000年の後も
語り継がれる大英雄となるだろう。
ギリシャ最強の英雄 ヘラクレス」
その名前が、ワァァァァァッ!!
なってる時にですね
「僕もああなりたい!」
そう言う少年の物語ってのが始まるんですね。
こちらも、ちょっと面白いですよ。
しかし、そこにも神々の色々な思惑が絡んで来て
そして、最後はなんと、更なるストーリーに
繋がるのである、というですね
英雄テセウス編、こちらを
お話しさせていただきたいと思います。
ギリシャにはですね
アテナイという都があるんですね。
後のアテネですよ。
あの、戦の女神アテナに守られた
もう、ホントに立派な都、アテナイなんですけども
そこのアテナイの王、アイゲウスという
王がですね、いるんですね。
この、アイゲウスはですね
王子が生れない
やっぱり、悩んでるわけですよ。
王子が生れないっていう悩みは、
何処の王もですね、思うわけですね。
それで、アテナイからですね、遠く
ご神託を求めて、違う地に行くんですね。
それで、ご神託を得るんですね。
そして、「あぁ、そうか」と。
まぁ、もしかしたら子供は、生まれるかも
生まれないかも、なんてご神託を得て
「分かりました」とか言ってですね
そこの地でですね
妻と交わるわけですね。
そこの地で妻を見つけて
そこで、交わるわけです。
妊娠するんです。
おぉ!!産まれそうだと。
ところがですね、アイゲウスは
一個仕掛けを設けるわけですね。
アテナイの王になる者は
強き者でなければいけないと。
私の後を引き継ぐ者は
ハンパな者じゃいけないと。
「妻よ!アイトラよ!
産まれた子には
アテナイの王だとは伝えるな!
あの、強大な都
アテナイの王子だと思ったら
自分がそう思った瞬間に
慢心し、強くならないかもしれない。
私は、強い実力のある王子を欲しいんだ。
だから、そうとは言わずに
強い、強い、強い男に育ててくれ!
もし、王子が生れたなら
強い男に育てて欲しい。そして
強い男になった、
一人前になったと思ったら、その時
出生の秘密を明かすのだ!
お前は、ギリシャの都
アテナイの王子であると。
その時に
この剣とこの靴を渡すんだ!
岩の下に隠しておく」
「今から?」
「あなた、今から隠すのね」
「今から隠しておくから」
「待ってるぞ!ここで育てろ!
俺はアテナイへ戻る」
つってですね、戻るわけですよ。
そしてですね、アイトラが産むんですね。
その子はテセウスという男でした。
優秀な男なんですよ。
「ねぇ、母ちゃん」
「パパの話って
全然してくんないよね。なんで?」
「ふん、あなたが
立派な男になったらしてあげる
そう言う約束だから。
とにかく、強くなりなさい!」
「分かった」って、カンカンカンカン
俺は、強くなるんだ!
オヤジはどういう男なんだ?
チャンチャンチャンチャン
俺は強くなって、ギリシャの英雄
ヘラクレスみたいになるっ!!
チャンチャンチャンチャンチャン なるんですね。
なかなか、強くなってるわ。あの子
チャンチャンチャン
そうして、いっぱしの男に
テセウスがなった時
「そろそろ言う時、来たわね」
「何? 母ちゃん」
「言うね!」
「父さんの話?」
「そう!」
「言うよ!」
「あなたの父さんは
アテナイの王なの」
「あぁぁ、予想を上回るやつぅー」
「うわっ、なんか凄い犯罪者かな?とか色々
なんか、色々…曰く付きのとか
色々、思ったけど
あっ、えっ!? 俺、王子ってこと?」
「そう!
あなたは、アテナイの王子なのです!」
「うぅっわ!スッゴイ!!めっちゃヒーローっぽい
すっげぇ嬉しいです。母さん」
「素直ねぇ、これからあなたはアテナイに戻って
お父さんに、挨拶して来なさい
そして、立派になった
あなたの姿を見せるのよ。そして
その時の為に、あの岩の下に
多分……今も…残ってると…思うけど
刀と、靴あります」
「はい!ちょっとサイズ
サイズ…ギリですね。これ。
ちょっと、勘で用意したんでしょうけど
ちょっと、履きます、なんとか。
型もだいぶ前のやつだけど
何とか使えます!
ありがとうございます!」
「アテナイへは
海で渡るルートと
山で渡るルートあります。
えぇ、海だと楽です。
山だとキツイです。
どうします?」
「母さーん
俺、アテナイの王子だぜ!
山で行くよ!
ヘラクレスみたいに
なるんだ!」
「ちょっと、心配だけども
行ってらっしゃい!」
「行って来ます!」
行くわけですね。
「そこで、俺はヘラクレスみたいに
伝説をたくさん残したい。
そして、オヤジに会う前に、もう既に
伝説のある男にしたいんだ!
だから、海で安全に渡る?
そんな文明の機器使ってどうする! 勇者が
文明は、使わない。
山に行けば、きっとヤバい奴に出会うはずだ。
ヤバイ獣にも出会うはずだ!
だから、そいつらをぶっ倒して
歴史に名を残すんだよ。
伝説を残して、アテナイへ殴り込みだよ!
王子が立派になってなぁ
帰って来たってなぁ、見せてやるぜ!」つって。
山へ行くんですね。するとですね
「ヤベェ―奴、いないかなぁ
ぶっ倒したいから」つってね。
そして、パァッ歩いてるんですね。そしたらですね
もう、予想以上にヤバい奴がいるんですよ。
一発目はですね
鉄棒男ってのがいるんですね。
山賊ですよ。鉄棒男ってですね
とんでもない鉄の棒を持ってですね
旅人を殴り殺すって言うね。
シンプルな男がいるんですよ。
鉄棒男、ドン!!ってね。
1st ステージ バッシャーン!!
iron bar man  プシュ― つって。
鉄棒男 Lv.1 みたいなね。
こいつは…
説明しよう! こいつは、
旅人が来たら、鉄の棒で殴るのである。
シンプルな奴いるなぁってね。
バァーーン!!金目の物を
ギャアァァァッ!!
「アイツかぁ、アイツ
やっべぇ奴だなぁ」ってね。
「どうやってやろう」ってね、伝説を残すんだ
ヘラクレスを超すにはですね、まずー、んん
鉄の棒を奪って
殴るっ!!って、シンプルなんですね。
もう、鉄棒男を
鉄棒で殴るって言うですね。
バン!CLEAR!
ププルプップププー  Lv.1ってね。
鉄棒男を倒し、鉄の棒を手に入れた!
「これは凄いぞ!
でも、これは、大事にしよう。
鉄の棒を持っとこう」ってね。
「何でかって言うと ヘラクレスは、最初に倒した
ライオンをずっと被ってたわけだから
俺は、鉄棒男を倒したんだから、鉄の棒は
ちょと、なんかトレードマークになるかもしれないし
鉄の棒、持っときまーす」ってね。
「んん、ちょっとまぁ、そんなに強いかどうかは
分かりませんけども」とか言ってね。
次、行くんですね。そしたらですね
次に会うのがですね
鉄棒男、ステージ2、バーン!!
松曲げ男ってのがいるんですよ。
松曲げ男、意味が分かんないと思います。
松を……凄い力で
曲げてるんです。松の木を…。
しならせてるんですよ。
ギュゥゥゥゥゥ、しならせてですね。
「オイ!旅人」
「なんすかぁ」
来い来い。「お前、この木持て」ってですね
松の木を無理矢理持たせるんですね。
「なんすかぁ、コレ―」つってですね
そしたら松の木、凄いしなってるでしょ?
力がないと、押さえれないんですよ。
「何ですかぁー?」って言いながら
ビューン!!飛んでですね
飛んで、あの…死ぬっていう。
松曲げ男ってのがいるんですよ。
すいませんね、ちょっと、
スケールがちょっと、だいぶ
だいぶ、小さくなってるんですけども
まだ、ファーストステージなんでね。
松曲げ男ってのがいるんですね。
それを松曲げ男が、ビューン!
飛ばしてるのを見てですね
「あのヤロウー!!」ってね
「松曲げ男ぉーっ!」つってですね。
「どうしてやろう」ってですね
今度はですね、「オイ!松曲げ男」
「なんじゃい!お前も持つか?」ってね。
「持ったらぁーっ」つってですね
テセウスも持つんですね。
「こんなん全然、余裕で持てますわ。
俺、テセウスだからね」とか言って。
「すっげぇ、母ちゃんに鍛えられてっから」
とか言ってね。
「おぉぉ、じゃあ、力比べしようぜ!」
とか言ってですね、グングングンとかやってね
「オイ、松曲げ男も持て!」とか言ってね。
「何?生意気な」とか言ってグングングンってやって
グゥッって、松曲げ男よりも曲げて
松曲げ男を投げるってのをやったんです。
シンプルな勝ち方です。
ジャーン! 2nd ステージ CLEAR!
私は今、ヘラクレスさんに近づいている気がする。
3番目が蹴落とし男ってのがあるんですね。
蹴落とし男って凄いんすよ。
あのー、
旅人たちをですね、とにかく通せんぼするんですね。
「オーイ!」とか言ってね。
「ココは、通しませーん」とかって言ってですね
ココ凄い山だなぁ、ってとこなんですけど
「通しません」って
「なんですかぁ」って旅人たちね
「通りたければ、私の足を洗いなさい!」
って言うんですよ。
「何なんすか、急に」
「足さえ洗えば、通してあげるから」って
足をこうやってね、洗わされるんですけども
それがちょっと、崖に近いんですよ。
「なんか、怖いですね、ココ」
とか言いながら、足を洗ってるんですね。
「はいぃ、ありがとうございまーす」って
足を洗わされた後にですね
その足洗わせた後に、蹴落とし男が
そいつを蹴落とすんです。ボォーン!って。
「あぁぁ、やっぱり」って。
旅人がそれで落ちてですね
そこの下で待ってるですね
ウミガメたちの餌にするっていうですね
あのー、シンプルな変態がいるわけですね。
「はい!落としましたぁ。イェイ!」
って言うですね。
あの、蹴落とし男がいるんですね。
えぇ、そいつをですね、まぁ
どうしたかというと
皆さん、どうしたと思いますか。
その通りです!
蹴落としました
あのー、シンプルなんです。
ココのブロック、非常にシンプルですね。
あの、凄い色々あったんですけどもね、なんか
それに憧れる男、シンプルなんですね。
蹴落とし男を蹴落とすというね。
ステージスリー CLEARってね。
で、ステージフォーがベッド男なんですね。
あの、宿舎があるんですね。
あれ?なんか旅……山小屋ありますねと。
この、ベッド男はですね、ちょっとあのー
大分と、クレイジーでしてですね
「泊まりませんかぁーっ!
泊まりませんかっ!」とか言ってですね
「はぁ、良いですね」とかって
泊まるんですね。
でも、その宿泊した旅人をですね
まぁまぁ案の定、殺すわけなんですけども
どう殺すか、っていうとですね
ベッドの大きさにですね、こう
足りない…わけですよね。
大体の人がね。足りない人はですね
ベッドの大きさになるまで
引っ張り殺すっていうのがあるんですね。
グゥゥゥッ!!つって。
「ピッタリになりましたっ!」
とか言って殺すんですね。
逆に、めちゃくちゃデカい奴が
現れたとしたらですね
その、はみ出てる部分を切り落とすんですよ。
何故か分かりませんが
ベッドとピッタリのサイズじゃないと
生きて出れないという
宿舎を営んでおります。
今まだ、一人もいません。
ベッドとピッタリだった人はっていうね。
そういう、変態が現れるんですね。
で、どう殺したと思います? はい!
ベッドと同じサイズまで
引っ張ったらしいですよ。そいつを
「ギャアァァァッ!! ワタシガァアァ!!」
もうホントに、目には目をというね。
ココの脚本家は、あれですかね?
多分あのー、弟子なんでしょうかね?
ここら辺の人達の
弟子なのかもしれません。
ちょっと、脚本が荒いんですけどね。
それで何とかですね
アテナイに戻るんですね。
戻りました。「父さん、戻ったぜ!えぇぇっ」
「オォォッ!!戻ったのか!お前が…テセウス
アイトラの子かぁ、良かった立派な男になって」
「土産話があるんだ。もう伝説、作ったぜ!」
「どんな話だ」ってね。
「ベッド男の話し聞きたい?」
「若しくは、どうしようかな。
あんんん…….蹴落とし男」
「ん、まぁ時間がある時に聞こう
まぁ、休むと良いだろう」とか言ってですね
目覚めたらですね
「…にしても、父さん!アテナイ…都だっていうのに
何だか雰囲気が暗いね」つって。
「そうなのだ。息子よ
実はだなぁ
クレタ島という島が
近くにあるんだが、そこに…
ある所以が有って
貢物をしなくてはならないんだ」
「貢物?それは何だい?」
「若い男7人と、若い女7人だ」
「尋常じゃないね。それどういう事?」
「若い男、女なんて
凄い大事じゃないか。国にとって」
「そうなんだ。だが、戦に負けた
その後の盟約が有って
そういう事になってる」
「その男女はどうなるんだい?」
「化け物に……差し出されるそうだ」
「化け物…」
どういう化け物?
「ミノタウロス」という化け物らしい。
ココからようやく
ギリシャ神話っぽくなるんですね。
「待ってたよ!父さん
ミノタウロスだね」
「凄い、嬉しいよ」
「なんでだ」
「なんでだ?」
「英雄になりたいということだな」
「そうだよ。良かったよ。
昨日、松曲げ男の話しなくて
危ないところだったよ。
ミノタウロスを倒したい」
「ミノタウロスは、倒し甲斐のある化け物だ
なんせー、上半身は牛
下半身は人間という恐ろしい化け物で
迷宮の中に、閉じ込められているが
人間を食らうために、ずぅーっとそこで
待ってるという恐ろしい化け物だ!
どうする?」
「願ったり叶ったりだよ。
何のために、ココまでしたと思ってるんだ。
あぁ、良かったよ」
「俺行くよ。作戦がある。
俺を今度の7人の貢物に入れてくれ、父さん」
「分かった!息子よ。
だが、気をつけるのだ。
お前にとって、初陣となるわけだからな。
そうだ!
もし行って、お前が生きて帰ってくるときは
送りだした舟の……帆を
白くして帰って来てくれ。
行きは黒
帰りは白なら、お前の勝ちだと
私は祝福を上げよう。
もしも、黒で帰ってきたら
私は、弔うことになる。
白い帆を上げて帰って来てくれるか!」
「勿論!
俺はヘラクレスを超える男
テセウスだぜ!」
「頼もしい。行って来い!」
って言うわけですね。
そして、貢物として行くわけですね。
全て…
全てが繋がって行く。
ペルセウスの孫、ヘラクレス
そして、ヘラクレスに憧れたテセウス
しかし、よく見て下さい!
ゼウス! ゼウス! ゼウス! ゼウス!
おまえのせいだぁぁぁっ!!

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