【三部作】ギリシャ神話〜英雄の物語〜ヘラクレス編 シーズン2 第2話

 

 

[ヘラクレス]これは
ギリシャ英雄の中で最強の男と
言われるんですねぇ。
ザッ、ブン!ってやったんですね。
「ンン…ウン!
バァーブゥーーーッ!!!」
「オッ!ナンジャ!! オォォッ!!
凄い子供だ!」
「ヘラクレス!!」
「あんのガッキは、ほんまぁーっ!!
どうなるか思い知れよ!!」
これは、実はですねぇ あのヘラが
とてつもない憎しみをですねぇ
このヘラクレスに
ぶつけて行く話しなんですよ。
アンドロメダと言うですねぇ
もう、妻も従えてですねぇ
もう最強の装備に
最強の妻を従えてですねぇ、戻るんですね。
「あっ!これで、あっ、そうだ!
なんか、途中からもう目的を忘れてたけど」
「えっとー、そうそうそう。
そうだ! あのメデューサの」ねっ。
「メデューサの首を持って帰って
お祝いだっ!!あっ、忘れてた!忘れてた!」
ただ1回ねぇ、飛び立つ時に
「ちょっと、待てぇーーーっ!!」
っていう男が、現れてですねぇ
それが、何かというとね。アンドロメダには
元々の婚約者がいたんですね。
「ナンジャ!!オマエーーッ!!」
って言ってですねぇ
「なんか急に現れたと思ったら
なんか海獣倒して」
「お前、連れ去るって
どういうこっちゃーーっ!!」ってねぇ
「オマエラァー」ってね
そのアンドロメダのねっ。
近しい友達のね、婚約者の親友たちが
もう、刀とか武器持ってね。
「ナンジャ―!オマエェッ!!」って
並んでるんですよ。
あの、「ヤッタレーッ!」って、ワァァッって
今度は人との争いになるんですよ。
「えっ!何この展開!」
「えっ!彼氏いたんすか?
婚約者いたんすか!」とか言って
「ごめんなさい、居たんです。
でも、命 欲しいから」とか言ってね。
でっ、ウワァァァッ!! 来るでしょ。
その男たちが。ウワァァァッ!!
「ぶっ殺してやる!メデューサよりも
危ない顔をしている」
「おぉぉぉっ!!大丈夫か?」
あっ、どうしよう、どうしよう
ってなってですねぇ。
「そうだ!」つってね。
ヘルメスが
「あれを上手く使えば」とね。
「メデューサの」
「そうだ!メデューサの」つってですねぇ
「メデューサを…..見ろ!!」って言ってね。
こうやって、メデューサの首をですねぇ
ビャッ!ってやるんですね。バァッ!ってやったらね
プァァッッて、こうメデューサがですね
これ、死んでるんですけど
目をパァン!ってやるんですね。
そしたら、パァァァァァァン!!なってですね
その男たちが全員 石になって、 パキーン!
パキン!パキン!「オマエラ、コンヤ……」
ヴゥキン!パキン! パキン!ってね。
あぁぁぁぁっ!!!って言ってね。
そしたらもう、そのアンドロメダが
「婚約者と、その友達たちーっ!!」
って言って、全員が石になる
地獄絵図になって
「凄い、力だ! 凄い、力だ!」
ギャアァァァァッ!!!
「んん……ん…お暇します!」ビューン!!ってね。
「凄い物を手に入れてしまっている
最強の武器に最強の武器が重なっている」
「遠隔攻撃もできる!
そして、もう可愛い嫁もいる」
「僕はもう、何も失うものが無い!凄い。
もうとにかく、あの島に戻ろう」ってね。
一方、その頃島では、てね。
「オイ!ダナエェ」とか言ってね
地獄絵図が繰り広げられてるんですけど
「ペルセウスが冒険に行ったってことは
もう、アイツは帰らないよぉー」とか言ってですねぇ
「あの人は、帰ってくる。
ペルセウスは、帰ってくるからーっ!!」
「あの子は、帰ってくるからーっ!!」
とか言ってですね。
あの、何処に逃げ込んでるかと言うとですねぇ
あの、神殿の祭壇に逃げ込んでるんですね。
あの、実はですねぇ、その頃の文化として
祭壇は神聖なもので、何か追い詰められたら
祭壇に逃げ込むって
文化があったらしいんですよ。
いかな権力者と言えども、祭壇に対してですね
まっ、その、兵士を放つというのは
非常にですねぇ、まぁ、良くない事なので
祭壇に逃げ込んだら、ちょっと手を出せないと。
いったですねぇ……ことで、この
ポリュデクテスはですねぇ
その祭壇をですねぇ
兵で取り囲んでたんですね。
「祭壇に入ることはしないけど」
「でもそこに、ずぅーっといたら
飢え死にしちゃうよ。ダナエちゃーん」
地獄絵図です。
地獄絵図が繰り広げられて
「ポリュデクテスさん、ほんとにマジ…マジだよなぁ
この人ヤバイよねぇ」とか言いながらね
「飢え死にしちゃうよぉぉぉ」
とか、言ってたんですね。
「飢え死にする前に、出てくりゃ良いのに」
とか言ってたんですね。
そしたらですねぇ、戻ってくるんです。
最強の息子が。
最強の装備と凄い可愛い嫁連れて
バァン!!!ってね。
「戻りました!」とか言ってね。
「何処から?」とか言って
「ペルセウス生きてたの?」とか言って。
「いや、オマエ、なんだ!
オマエ、なんだ!逃げ帰って来たのか」
「どうせ、捕まえられなかったんだろう?」
とか言って
「捕まえましたよ!」ってね。
「じゃあ、見せてみろ!」とか言ってね。
「じゃあ、ご覧ください!」つって
ヴァーーーッ!!!見せるんですね。
ウワァァァッ!!! バキン!バキン!
そっから兵士がバキン!バキン!バキン!
「母さんは、見ないで!
母さんは、見ないで!」
「お前も見ちゃダメ!アンドロメダも見ちゃダメ
ヤッバイから。効力、凄いからこれ!」つって
バキン!バキン!バキン!バキン!
「あぁーっ、ポリュデクテスさまぁーっ」バキーン!
全員がバキン!なって、ウワァァッ!
これによって、ようやく母の
ねっ、母の身も守れたのである、ってね。
「良かった、良かった!
でも、最強ですねっ」
「ヘルメスさん、アテナさん
本当にお世話になりました」
「ありがとうございました!ゼウスさんには
良きように言っておきますんで」
ビュン!!ビュン!!つってね。
いなくなるんですね。
「良かったねぇ、母さん
あの、これアンドロメダ。これ母さん」とか言ってね
「あぁ、そうなの? よろしくお願いします。
もう、この島イヤねぇ」とか言ってね。
「そうだ!もう、もう十分
アナタも強くなったし」
地元戻ろう
「私たち木箱で流されて
ココに居るだけだから」つって。
「えっ!? お母さんたち
どういう運命だったんですか?」ってね。
「あの、大変だったのよ。あなたは?」
「私、あの、海の化け物に
食われるところでした!」
「あなたも どういう運命?」
とか言ってですねぇ
「凄い、運命の私たちねぇ」とか言いながらですね
「地元戻ろう」って言うんですね。
でっ、地元に戻るとになったんですよ。
するとですね。
「なんかぁ、ダナエさんと
その子、ペルセウスが」
「なんか、我が国に戻って来るそうですよ」
って言って
このアルゴス王が、震えだすんですね。
「アッカーン!!アッカーンってコレ!!」
「だってぇー、ペルセウス
俺、絶対殺すもん!」
「そういうことで、木箱したんだもーん」
「わぁぁ、木箱だけじゃダメだったぁーっ!!
何かもっとなんか、凄い鉄とかの箱で
もっと、遠くへ流すのか
アレしとけば良かったぁ。」
「あっ、ちょっと俺、出掛けて来るわぁ」
って、言ってですねぇ
あの、逃げるんですね。
王がこっそり、国をですねぇ
「王?」とか言ってね
「いやもう、俺あれ…あれやからちょっと」
「遠くまであのー、なんか
買い物してくるから」とか言ってですね。
こっそりしてね、王である身分も隠してですね
この、アルゴスの地をですねぇ
もう、離れてですね
凄く違う、遠くの街まで逃げるんですね。
「アカン、アカン」とか言ってね。
えぇ、こうボロを着て、こうやって隠れるんですよ。
一方ですねぇ、その もう武器も
返し終わってですね。普通に徒歩でね、
陸路で帰ろう、とね。
島からちょっと、近いところへ行って
そこから陸路で帰ってですねぇ
この、御一行ですね
「いやぁー、もう、ホントに嫁も美人だし
母ちゃんも美人だし最高です。本当に」
「ペルセウスです!」って帰ってたらねぇ
その、途中の街でですねぇ
お祭りが繰り広げられてるんですね。
あのー、体育祭みたいな。
そのなんすかねぇ。
あのギリシャですから、オリンピックみたいな
そういうのあるじゃないですか。
だから、そういうノリでですねぇ
力自慢の体育祭があってね。
ダンダンダン♪♪ ワァーッ♪とかやってね。
「あれ? 母ちゃんなんか、盛り上がってるねぇ」
「そうねぇ」とか言ってね。
「何やってるんだろう?」とかってね。
ワァッって、色んな競技やってるんですね。
ワァァァッとか言ってね。
ワァァァッとかってね。
「オーイ!誰でも参加できます!」
「誰でも参加できます! この街で
一番の男、決めませんか!」とか言ってね。
「ちょっとぉー」とか言って
「ペルセウス、ちょっ出ちゃいなよぉー」
とか言ってね
「アンドロメダ、お前に言われたら
出ようかな?」とか言ってね。
「母ちゃん見とけよ! 俺は
もう、ペルセウスだせ!」とか言って
「あはははっ、ずっとだけど」とか言って
「ヤルゼェー!!」とか言ってですね
「俺なんかもう、メデューサとか
倒してるからね。言わないけど」
「あんまり騒ぎになるとアレだから」とかってね。
「あの、何に出ますか?」
「あっ、僕はあの、じゃあ円盤投げ…ですね。
円盤投げ、良いんすかぁ」とか言ってね。
円盤投げ、こうこうクルクルクル回って
ヒュゥー! まぁ、こういう感じですかね?」
「行きまーす!」
「エントリーナンバー731番。ペルセウス」
「オッ!ペルセウスだってよ。見てようぜ!」
とかってね。ワァワァとかってね。
「よーし!行くぜぇーっ!」
ヒューン ヒュン!!ってやったらですね。
あのー、ちょっと……
ちょっと手元が狂っちゃったんですね。
投げるべき場所に行かずにね
客の方に流れたんですよ。
「あぁー、アカン!!」とかって。
「あぁぁ、しまった!!」
「俺の才能じゃなくて
あれ、ヘルメスの武器が凄いんだ!」
「ごめん、運動神経そんなに良くないんで」
ピューン!っていったらですね、
それがですねぇ、あの、ある男に
ガーーーン!!! 当たるんですね。
ガーーーン!!当たって、バタッ!倒れて
「オーイ! なんかオッサンに当たったぞぉ」
言って、ガァァァって
「オォッ、オッサン、オッサン、大丈夫か」つって。
「アァ…グフッ」
「オッサン! 当たり所悪すぎる。オーイ!」
とか言って。
「あっ、ペルセウスです!
僕のせいで、すみません!オジサン!」って
バァン!見たらですねぇ
この、アルゴス王なんですよ。
「あぁぁ……あっ、あぁぁあっ…あぁ?」
「あっ、ペルセウスです!」
「やっぱり」ガクッ。
「大丈夫ですか? 大丈夫ですか?」
「アルゴス王! アカン! 
母ちゃんの父ちゃん」
「あぁぁぁ、爺ちゃーん」
「あっ、やってもうた! 母ちゃん!!」
「あぁ、お父さん。
あぁぁ、言ってた通りになっちゃった」
「言ってた、あぁ、予言当たっちゃった」
「あぁ、もう円盤のカタチに
くっきり凹んでる。あぁー、もう」
これが、アルゴス王の死なんですよ。
円盤投げで最後
逃げてる途中で死ぬというね。
「うわっ、マジかぁーっ!!」ってね。
それでですねぇ
あの地に戻ったらですねぇ
「あぁ、ペルセウスが帰還した!
ダナエさんも帰還した!」
「実は、アルゴス王が
行方不明になってまして……」とかって
「あっ、いや、いや」
「ご存知ですか?」
「あっ、いやぁー」とか言ってですねぇ
「うわぁ、もう」とか言ってね
「あぁ、途中、円盤投げで活躍されたそうで」
「あっちゃちょちょ、あぁ…円盤投げの件は」
とか言ったら、「あっ、そうですか」
「でもまぁ、王も居ませんので
あなたがこれから王という事で」
みたいになるわけですね。
「あっ、僕がですか?」
「いや、でもなぁー、ちょっとオヤジ
殺しちゃってるからなぁ、円盤投げで」
「あっ、じゃあ僕は
ココまで広い領地要らないんで」
「あの、誰か違う方にですねぇ
ココを治めて貰って」
「僕、その方の治めてる小さい領地で良いです」
って言ってですね。
領土を交換するって、最後やるんですね。
でっ、小さい領土を少し治めてですね
でっ、ちゃんと大きい領土を
「オヤジ殺しちゃったからね。
ごめんね、オヤジ」っていうね。
そういう、そういう
あの、予言こうなるんだ、みたいなね。
状態で、慎ましく暮らしていくと
いう事なんですねぇ。
そして、母親も守り
恋人も守った、この男は
後に星座になるのである。てねっ。
あの、死んでからですねぇ、
英雄として、ちゃんと立派に務めを果たした
と認められたら、星座になるわけですよ。
そして最後、ふぁぁぁぁ。
それが、[ペルセウス座]
そして、[カシオペア座]
[アンドロメダ座]と。
おぉ、まぁ結構、聞いたことあるなと思いきや
これ、これ。これ全員ですね
ひとまとめに、近良いところで星座にしてあげる
これを、認められたからだったんですね。
はぁぁ、なるほど、と。
だから、これからですね。
「カシオペア座」とかね
「アンドロメダ座だよ」と言ったらね
「あっ!近くにきっとペルセウス座があるね」
言ってください。ねぇ
「えっなんで?」とか言ってね。
「恋人ですから」って言うわけですよ。
お洒落ですねぇー。
「救ったんだもんねぇー」なんつってね。
「でも、円盤投げには、ご注意を!」ってね
そういう事を言うとですね
非常に、楽しい盛り上がる
星を見守る会になるんじゃないでしょうか。
あんまり、行ったことないですけどねぇ。
さぁ、そういうペルセウスでございました。
これ、いいお話ですね。
なんか、あっ!
英雄話っぽいなぁというね。
ただ、そういうペルセウスと
また、ちょっと対照的な英雄が現れる。
しかし、このお話は続いてるんです。
同じ世界なのに、それが面白いんですよ。
ペルセウスとアンドロメダは
結婚し、子供を生みました。
そして、孫ができました。
その孫の名が
[アルクメネ]と言うんですね。
さぁ、ボン!!
英雄ヘラクレス編
スタート! ボォーーン!!
かつて、英雄ペルセウスと
アンドロメダが結ばれ
その子、そして、その孫が
美しい娘、アルクメネになったのである。
「アルクメネでーす」
凄く可愛い
凄く可愛い子を見たら
黙ってられないのが、あの男なのである
アルクメネがですねぇ
結婚もしてるんですよ。
ねっ、結婚もしてて
「イッテラッシャ―イ」なんて言ってですねぇ
「あなた、行ってらっしゃーい」とかってね。
もう、非常に清楚ですからね。
浮気とかも、絶対しないというタイプの
女性なんですねぇ。
そこにですねぇ、「行ってらっしゃーい」って
朝、送りだしたはずのですねぇ
旦那がですねぇ、なんかこう
帰ってくるんですね。
「ウィッ!」つて。
「あれ?えっ!もう、お帰りの時間ですか?」
「あーぁ、そうっ!うむ
今日はー、仕事しません!」つってね。
「愛し合わないか?」
「えぇっ!?」
「今からですか?」
「昼だけども」
「そうなんですか? はぁ」とか言ってですねぇ
それがですねぇ、その行為が終わった後に
「いやー、お仕事行かずに大変ですねぇ、アナタ。
今日は、もう大変な騒ぎでしたね」
「はい!本当に大変な騒ぎでしたね」
ボォン!!
「ゼウス!!」って言う。
「あなただったの?」ってね
「暇を持て余した、最高神の浮気!!」
「サイテーじゃないですか?」
「もう、夫に成りすましては、流石に
サイテーじゃないですか!」
「最低かどうかは、後の世代の人が決めます!」
ビュン!!ってね。行ってしまうんですねぇ。
そういうことで、ゼウスがまたですねぇ
えっ!どういう状態?っていうね。
ゼウスが生んだ子の孫に
手を付けるというですね
そう言う状態になりました。
ところがですね。
その旦那とゼウスのですねぇ
そのー、まっその、交わりがですねぇ
非常に、近かったもんで
双子を妊娠するんですね。
そんなことある?っていうね。
ちょっと医学的には、ちょっと
私、分かりませんけれども
そんな事は無いと思うんですよ。
ですが、これ神話ですから。
ゼウスのパワーが凄いという事ですね。
あの、双子ができちゃうんですね。
でっ、片方は旦那との子なんですよ。
でっ、片方はゼウスとの子なんですよ。
そんな状態ある?というね。
とんでも状態の
とんでも妊娠が始まりました。
えー、そんな中ですねぇ。
ゼウスはですねぇ、もう、嬉しくてですねぇ
「はぁ、本当に最高でした」って言ってですねっ。
もう、嬉しいので。
あの、まぁ、妊娠がですよ。
妊娠が最高に嬉しいんで。
あの、この
私との子の方をですね
祝福を授けたい!ということでですね
「次にアルクメネから生まれる子が
ミュケナイという地の王になるだろう」
って、そういう祝福を授けるんですよ。
それをですねぇ、快く思わないのが
この[ヘラ]ですよ。
正妻ヘラがですねぇ
「何世代に渡って、何しとんねん!!」
っていうわけですね。
「アンタ!ナニシトンネン!!」
ってなって でもこれ、ヘラはですねぇ
もの凄い、憎悪を掻き立てるんですが
やっぱ、最高神過ぎて、
ゼウスを責めることはできないんですよ。
「あんのガキ、ホンマー
どうなるか、思い知れよ!!
これは実はですねぇ、このヘラが
とてつもない憎しみをですねぇ
このヘラクレスに
ぶつけて行く話なんですよ。
凄いんです。この…ねぇ話が。
[ヘラクレス]と
[イピクレス]という子供を妊娠するんですが
ヘラクレスが先に生まれる予定だったんですよ。
だから、「次の子が王になる」
って言ったんですけど
それをまず、「防いでやりましょーかねぇー!!」
って言ってですねぇ
ヘラが
『順番…逆!!』ってやるんですね。
そしたら、フィン!!ってなってですねぇ
先に生まれるのが、こっちの
イピクレスの方になっちゃったわけなんですね。
そして、イピクレスの方が
王になる運命として、生まれるわけなんですよ。
でっ、ゼウスは
「あれ?逆?」って言うんですけどね。
ん、へっへ。ヘラが「アンタ、ホントに
これからやで! まだまだやで!」
ってなるわけですね。
「あっ、逆かぁ!」なるんですね。
そこからですねぇ、はい。
赤子の時にね。
「小っちゃい時に、やったったらえぇねん!」
つってですねヘラがですねぇ
まだね、生後数ヶ月のヘラクレスですよ。
「あぁー、あぁー」言ってるんですねぇ。
「なんか、寝返りうったね」とか言ってね。
「こっちに寝返りうった。ヘラクレス、
寝返りうった」とか言ってる間にですねぇ
ヘラがですねぇ、2匹の
でっけー蛇を送り込むんですよ。
シャーッ、つってね。
「蛇で殺したったらいいねん。あんな子」
ってね、恐ろしいんですよ。ヘラはね。
シャーーーッ! て来るんですよ。
ただ、それは
ヘラクレス伝説の始まりでもあるんですよ。
ヘラクレス、これは、ギリシャ英雄の中で
最強の男と言われるんですねぇ。
母を守った男、ペルセウス
というキャッチコピーなら
強すぎた男、ヘラクレス
その伝説は、生後数ヶ月の時に
始まるのである。シャーーッ、シャーーッ!!
ギャアァァァァッ!!家の人達がみんな
「ウワァッ!!大蛇!!どっから?2匹もー」
「ウワァッ!!」何故か
イピちゃんは行かないけど
ヘラクちゃんの方にばっかり
「ヘラクちゃん、ヘラクちゃん」
「あぁー、あぁー」
ブシャーン来てですねぇ
シャーーッって言った時にねぇ
バッ!ブン!!ってやったんですね
「ウンン…ウン!!
バァーブゥーーーッ!!!」
「ナンジャ!!オォォッ!凄い子供だ!」
「ヘラクレス、こいつは
とんでもない男になるだろう」て
皆が大騒ぎになるわけですね。
ブッチャーッやって、バァーーッやってですねぇ
こう、パァァァッ拭いて、こう寝るわけです。
凄すぎる。その後
コイツは、タダ者じゃないという事でですねぇ
教育係もねぇ
優秀な教育係を就けるわけですよ。
武芸は誰々、何とかは誰々ってね。
全部ですね、もう知恵は誰々って
凄い優秀な男に育っていくんですね。
強すぎるんですよ。ただ、ちょっと
短気なところもあるんですね。
その、音楽の教師もいてですねぇ
琴を習ってたんですね。
琴もやるんだって感じですけども。
琴を習ってたんですね。
そしたらそのー、それがちょっと
上手くいかなくてですねぇ
その、琴の教師に殴られるんですよ。
「ダメだろう!お前、ヘラクレス!オマエ
喧嘩も強いし、頭も良いのに」
「音楽、ちょっと微妙だな」
ペン!とかやたらね、ペン!ってやられて
「なんすんすかーっ!!」て、ビュン!
琴を投げたらですねぇ
そのままですねぇ、その琴の教師が
死んでしまう、っていうですねぇ
強すぎるがゆえに、その教師にやり返したら
殺してしまうというですねぇ
とんでもないエピソードも残すわけですね。
そんな中ですねぇ、ヘラがですねぇ
非常に面白くないわけですよ。
「何、順調に育っちゃってるの?
あの蛇もブッチューやるし、ほんっとに」
「でも、隙みてたらなんか先生も
殺しちゃってるし、ヤバイはねぇ、あの子」って
「ホントに、あっぶな!この子」つってねぇ
「よし!どうしてやろうかしら?
よし!じゃあ、それだけ強いなら」
「その強さで呪ってやろうじゃない?」
ヘラは言うわけですよ。
「私を舐めるんじゃないよぉー!
ゼウスの嫁だよ」つってね、行くんですね。
そしたらですねぇ、そのヘラクレスは
その時にはですねぇ、もう完全に大人になっていて
妻もめとってですねぇ
子供も生まれてるんですよ。
ところが、その、ヘラの呪いによってですねぇ、
完全に
意識がですねぇ
おかしくなってしまうんですね。ある日。
「うわぁぁぁぁっ、うわぁぁぁぁっ!」
「あなた、どうしたの?」
「うわぁぁぁぁ、うぅぅっ。止まらない」
とか言ってね。
「な…なんだ!」とか言ってですねぇ
そのままですねぇ、自分の力でですねぇ
我が子を殺してしまうという。
そういう、とんでもない悲劇に
見舞われるわけですよ。
でっ、ヘラが
「どうだい。あんたの力で」
「アンタは、呪われるんだよー」とか言って
「ウワァァァァァァァッッッ!!!」
子殺しをしてしまうヘラクレス
っていうのが、あるんですよ。
でねぇ、もう妻も泣いてる。
うわぁぁぁ!!とか言ってね
「あぁ、俺が!俺がこんな力を
持って生まれたばっかりにぃぃぃ!!!」ってね。
「もう、俺はココにはいられない」つってですねぇ。
もう、ヘラクレス可哀想なんですよ。
そっから家を出てですねぇ
これから、どうしていいか
もう全く分からない。
「強くなれ!強くなれ!」と言って
育てられた。だが、どうだ!
強くなった結果、私が、もたらしたものは
こんな暴力だったのか?
「もう、街を出る」って言ってですねぇ
ある場所に、向かうんですねぇ。
迷った人間、ギリシャで迷った人間が、
多くの人を迎え入れるのはですねぇ
実はこの、アポロンの神殿
というところだったんですよ。
アポロンはですねぇ
光と神託の神なんですねぇ。
神託を授ける。
迷ったらアポロンの神殿へ行け!
きっと何か、お告げをくれるぞ!
こういう風にギリシャの人は信じてたわけですね。
そしてですねぇ、ボロボロに傷ついた
ねぇ、その、ヘラクレスが行くわけですよ。
「アポロン様、私は、これから
どうすればいいんですかっ!」
するとですねぇ、アポロンが現れるわけですね。
「よし!」つって。
「お前は、試練を超えるんだ!ヘラクレス」
って言うね。そう。
「10の試練を超えよ!」って言ってね。
「ミュケナイの王の元へ行き
10の試練を超えた時、お前は自由になるだろう」
そう、ヘラクレス10の試練編が始まるんですね。
「わかりました!この、ヘラクレス!
この力と知恵で、どんな試練も」
「乗り越え、罪を償い
自由の身を授かりましょうぞ!」
てですね。ミュケナイのところに
実は、このミュケナイの王の元へ行くというのが
大きな悲劇になるわけですよ。
この、ミュケナイの王と言うのが
イピクレス、そう!
ゼウスの祝福と
ヘラの順替えによって
たまたま、王になってしまったイピクレス
このイピクレスはヘラクレスと違ってですねぇ
全く、力も強くなければ
勇猛果敢でもなかった。
臆病な王だったんですよ。
ですから、ヘラクレスが来ると
怯えるんですね。
「あぁ、なんだ!どうしたんだ。
あの、強くて恐ろしいヘラクレスが」
「我が国に舞い戻った。どういう事なんだ!」
この、弱い僕の座を
狙って、いつか王になろう
そういう魂胆だろう。
そう思ってですねぇ
イピクレスは、それからですねぇ
色んな、周辺の揉め事を、全部ヘラクレスに
押し付けるようになるわけですよ。
「ヘラクレス!」
「はっ!」
「何の…何の願いでも聞き入れましょう」と。
「どんな試練でも
私は、超えたいと思います!」
「何か困りごとがありましたら、私
ヘラクレスにお申し付けください!」
自分、兄弟なんですよ。
かつては兄弟だったんですが
このヘラクレス
「なんでもします」と
いうですねぇ、ことをやるわけですねぇ。
そしたらイピクレスに、最初に遣わされたのが
「どこどこの山に住むという、
ライオンを倒して欲しい」言うわけですね。
その、ライオンってのが
普通のライオンじゃないわけですよ。
もう、もう刀もね
剣も何も効かないと言うですねぇ
とんでもない、黄金の毛皮を持つ、猛獣なんですよ。
こっからですねぇ、10
実はですね、これ、10って言ったんですよ。
あの、アポロンはね。
10超えろって言うんですけどね。
色々あって最終的に12やるっていう。
あの、エクストラがあって12になるというですね
こともやりながら、化け物とか無理難題を
とにかく、12個クリアーするという
とんでもない長…
長編RPG始まります。
すっごい、手短に行こうと思います。
まず、このライオンつぅーのがとにかくですねぇ
やっても、やっても、あの
カッタイんで、どうしたかって言うとですねぇ
洞窟に追い込んでですねぇ
それから、あの、もうシンプルに絞め殺しました。
グゥーーッとやってですねぇ
カッタイけど、グゥーーッってやってね
「俺も赤子の時、蛇やってっからねぇー」
とか言ってね。ライオンが
ガァーッ、ボゴン!ってね。ハァッ、つてね。
そっからですねぇ、もうホント怪力なんで
その毛皮をですねぇ
ライオンの爪をですね、剥がしてですね
ライオンの爪で削り取ってですねぇ
毛皮をですねぇ
「よし! 最初の試練を超えた証として」
「この、カッチカチの毛皮、俺の鎧にしよう」つって
ですねぇ
ライオンをですね、ココに…
ライオンの顔ですよ。顔をココに被るんですよ。
な…なに、どういう状態でしょうかねぇ。
そう言うキャラ
ゆるキャラいます?なんかそのー
動物の中から出てるという。
そのライオン被ってですねぇ
こう、毛皮を被ってですねぇ
もう黄金の。しかも、カッチカチの
化けライオンをですねぇ、こう被って
ライオン、こういう状態なんですね。
「よし!これを私のユニフォームにする」
ってですねぇ、それで帰るんですね。
イピクレス王はですねぇ
「ヘレクレスと言えど、あのライオンは無理だよね」
「うん、ライオンだもん。
でも、赤ん坊の時にさぁ、蛇殺してんだよ」
「何回も、ママから聞いてるから分かる」
「ただいま帰りました!」
「はぁー!!」とか言ってね。
「えぇーっ、ヘラクレス帰ったって」
「ちょっと、待ってよ。」
「よくぞ戻った!」
ギィィィィィ、と開けたら
ライオン被ってですね。
「ギャアァァァァァッ!!」てですねぇ
イピクレスは、その後
ヘラクレスとの面会の際は
代理人に任せることにした、って。
「あの、弁護士経由で」つって
もう代理人が「あっ、イピクレス様からの
代理人です」って、
もう本人は、会わないという風になるんです。
きっかけになったらしいですね。
「イピクレス様」とか言ってね。
戻ってきたと。
でっ、「じゃあ次は、あれことづけして」ってね。
「アイツはヤバイから。アイツは
マジでやばい奴だから」って言ってですね。
毒蛇ヒュドラの退治に行かされるんですね。
この、毒蛇ヒュドラっていうのは
9つの頭を持つ、大蛇なんですよ。
しかも怖いのは、9つの頭を
持っているだけじゃなくて
8つまでの首は、飛ばすことができるが
9つ目は、もう飛ばすことも
殺すこともできないっていう。
不死の1本の頭を持つ、蛇なんですよ。
しかも、その毒が触れただけで
絶対に死ぬっていう。
もう、最強中の最強。
チート中のチート、
もう絶対、無理です!!
死なないし、触れたら死ぬんだよ。
もう、ムリゲーですって言うね。
「ヒュドラだよ。2発目でヒュドラお願いします」
って、イピクレスが言うわけですね。
「あっ、はい!分かりました!
「この、黒いBOXの中身は、
覗かないでください。ヘラクレス様」
「はい!」
「イピクレス様はね、今いません」とか言ってね
「はい! あのー、ヒュドラ退治
お願いします!」
「ヒュドラですか!」
「分かりました! 行って来ます!」
とか言ってですねぇ 行ってくるんですね。
もう健気なんですよ。ヘラクレスがね。
「もう、10の内のまだ
2ですからねぇ」とか言ってね。
「2なんで!」とか言ってね。
2ステージ目なんで。第2話ですからぁ」
とか言ってね。
『第2話』でいきなり、ヤベェ奴っていうねぇ
この所に行くんですけどねぇ。
まず、切るんですよ。「よし!」
まずは、正攻法で行ってみようと。
「9本の内8本は切れるんだろう?」と。
スパーン!!切るんですね
ピユーーーン!!
切れるんですけどね
なんと、聞いてなかった能力としてね
1本切っても再生するって言うね。
「えっ…えっ、何。これどういうこと?」
「切れないのが1本あるけど
切れる奴も再生すんの?」つって。
再生して、しかもですねぇ
2又に分かれるらしいんですよ。
強すぎる! 何この設定。
「このキャラ、ヤバすぎるねぇ」つって。
「どうする?」って
一回帰るんですよ。
でっ、甥っ子がいまして、ヘラクレスの。
ちょっと甥っ子に相談して
「んん、作戦ないかな?」って練ってですね。
甥っ子と作戦立てて、もう一回行くんですね。
「よし!」つってですねぇ、今度は
ズバーーッ!!と切った後ですねぇ
その甥っ子が松明を持って
切れた首をですねぇ
復活再生する前に
焼くんですよ。
ジュウゥゥーーーッ!! て。
ジュウゥゥーー!!ヤイヤイヤイ
「断面を焼くんだ!」つってね。
断面が「ウニュ…ウニュ…ウニューッ」
つったんで、ビューッ!てなったから
断面にポイントあるから
「断面焼くんや!」つってね。
「分かったぁーっ!」つって
ビュシャーーッ!!って。
「叔父ちゃん、焼いてるで。
ヘラクレス叔父ちゃーん」とか
ビュシャーーッって、やったらねぇ
再生しないんですよ。
「オォォォッ!!」って。
「いや、凄いねぇ!
焼けば良かったんだ」とか言って。
スパン!スパン!スパン!とやって
ジュゥ!ジュゥ!ジュゥ!ってね。
「なんか、これでいけるねぇー」つって。
ラスト1本残って、ねぇ。
そいつだけは不死だから
「どうする?叔父ちゃん」ってね。
「あぁ、不死なんやろう。
あぁ、もうしょうーがない!」つって、
穴掘ってですねぇ。バァーーッ掘って
その蛇、ギャッ捕まえてですねぇ
ウォオリャァアアア!!つって
穴の中に、ガァ―ッ!!入れてですねぇ
「オッシャァーッ!!」つって。
「これ、押さえとけよ。甥」とか言ってね。
「甥には、無理でしょう」とか言いながら
ギュゥゥウウウ!!!
「叔父ちゃんと違うから。パワーが」
とか言いながらですねぇ。
そしたら「オイ!持って来たでぇーっ!」
バカでかい岩を持って来てですねぇ
「あぁ、なになに」
「どけ、直ぐどけ!」つって
ボォオオン!! 岩を置いてですねぇ
その、封じ込めるという。
最後の1本を、大岩で穴の中に封じ込め
まっ、殺しはできないけど
封じることはできたという事でですね
でっ、ヒュドラ退治、できるわけですね。
そして、身体がビチビチッ、ビチビチッ。
なってるわけですよ。
「アッカーン!こいつの毒
よく、避けれたよなぁ」とか言ってね。
「凄い反射神経だったねぇ。叔父ちゃんねぇ
凄い、ビューッ来たら、スーンだもんね」
「何処で習うの? あれ」ってね。
「この動体視力がなぁ
俺の琴の先生にもあればなぁ
俺のこと、避けれたんだけどねぇ」
「まっ、普通じゃないみたい。俺」
とか言いながらね。
「強すぎるみたい」とかってね
「あっ、そうなんだ」とか言って。
「でも、この毒、凄いよね」と。
「何かに、使えないかぁ」って言ってですねぇ
「よし!」とか言ってですね。
ヒュドラの毒をですねぇ
こう、入れといてですねぇ
こう、触れないように、入れといてですね
それをですねぇ、今後は
弓矢の矢じりに付けてですね
ヒュドラの毒矢というものを作るんですよ。
この毒矢で射られたら
バァーン! 1本刺されただけで
そのまま、倒れて死んでしまうという。
肌が全部腐って、死ぬらしいんですよ。
「ドゥワァァッ!!焼けるぅーっ!!」つって
「ヴゥワァアァァッ!!」ってね。
最強の武器、手に入れたんっすよ。
ライオンのこう
黄金のライオン被って
今度は…
イピクルスが
「ねぇ、もうやだぁ、もう。でも」
「ホントにさぁ、ヒュドラぐらいのさぁ
ヤバい奴がいないと」
「ヘラクレスとか、ホントあれだもんねぇ」
ドォオン!! 「帰りましたぁーっ!!」
「ウソでしょ? 1回……1回
帰って来た奴だよねぇ」とかね
「取り合えず見てみよう。俺、ココに隠れてるから」
「ちょっと代理人行っといて」
「なになに、イヤだ!姿見たくないけど
見るしかない、見るしかない、見るしか」
バァー ン!! ヒュドラの矢を…
ヒュドラの毒をですね、持ってねぇ
「ヒュドラ、やって参りました!」
「あと、毒を塗った矢! 手に入れました。
「もう、ダメェェェ!!」とか言ってですね。
そこからですねぇ、青銅で出来たねぇ
壺を用意して
そこに入ることにしたそうです。
イピクレスはもう、壺に入ってねぇ、もう
「面談の時はコレ!」とか言ってね。
青銅の壺に入るようになる
イピクレスなんですねぇ。
そこからですねぇ、色んなことやります。
もう、あのライオンとヒュドラは
まぁ、ホントに防具とね
武器手に入れる、主要な戦いなんですけど。
それからもホントに、何ですか!そのお手伝いは…
っていうのが一杯あるんすよ。
その、[アルテミス]っていう
狩りの女神がですねぇ。
戦車を鹿で牽いてるんですけどね
その、4匹の鹿がいるんですけど
5匹目ってのがですねぇ、速すぎて
アルテミスも捕まえられないというね。
その鹿をですねぇ
生け捕りして来なさい、というですねぇ
お話があるんですね。
それで、どうしたかっていうとね
「傷つけたら、ダメですよ」と。
「アルテミス様の、使いの…」
「アルテミス様の部下となる
5匹目の鹿ですから」
「傷つけないでください」ってね。
速いんですよ。もう、神獣だからねっ。
どうしたかっていうと、一年じっくり
追いかけたらしいんですよ。
ふっ、凄い体力っていうね。
すっごいなぁ。
「えぇ、俺、神獣やでぇー
神獣の鹿よぉー」
「凄い、アイツ
めっちゃめちゃ付いてくる!」
「めっちゃ付いてくるし
寝てる時も、じっくり、じっくり近づいてくる」
一年……
「傷つけてはならない」とか言いながらですねぇ。
ホントにもう、ボロボロになりながらですねぇ
ヘラクレスが最後、ゆっくりこう
ヒュッ、ってやってですねぇ、捕まえて帰る。
それが、一年後なんですよ。
「イピクレスさまぁーっ!」とか
「えぇぇぇっ!一年現れないと思ったら」
「捕まえました!!」って
「お前、凄いなぁーっ!!」
って、代理人が言ってる、みたいなね
そういう感じなんですよねぇ。
そこから、イノシシ捕まえたり
後、とんでもない、牛小屋掃除ね。
とんでもない、お金持ちの王様がですね
3000頭の牛飼ってるんですよ。
でも、その3000頭の牛小屋を、30年
掃除してないという、とんでもないことになってて。
もう、牛のですねぇ、糞で
とんでもないことになってるから
それを掃除してこい!っていう
無理難題もあるんですよ。
でっ、どうしたかっていうと
もう、何やってももう
掃除なんか、絶対できないような
状態になってるから
川の流れ変えるってやるんですよ。
川の流れを変えて、水を引き込んで
一気に流す!って言うね。
その、分かんないっすよ。
スケールデカすぎて、分かんないですけど。
それで、3000頭、30年分。
だからもう、とんでもない量のその
牛の、その、汚物をですねぇ
川の流れを変えて、流すことによって
その綺麗にした、って言う
お話があったりとか。
まっ、鳥捕まえたり。
あと、クレタ島の暴れ牛っていうのを
生け捕りにしたり。
人食いの馬を捕まえたり。
まぁ、あとこれかな? 
アマゾネスかっ!
アマゾネスの女王の帯ってのがあるんですよ。
ねぇ、アマゾネスっているでしょ。
なんか、強い女性のイメージね。
アマゾネス族っていうのはですねぇ
もう女性しかいないっていう
戦士の部隊なんですよ。
でっ、まぁ、男が生れたら、追放するっていう
凄い部隊なんです。もう気合の入った。
もうだから、ほんっとに、あのー
レディースの族みたいな。
「アタイらはねぇ」みたいな。
「舐められたくないんだね」とか言ってですねぇ
居るわけですよ。で、その
その帯を取って来い!と言われるんですねぇ。
その帯ってのは、女王の証なんですよ。
だから、女王の特攻服みたいなね。
番長の特攻服みたいなねっ。
取って来い!みたいに言われて。
ヘラクレスが「分かりました!」つってね。
「アマゾネス族かぁ」とか言ってね
でっ、正面から行くんですね。
「すみませーん」とか言ってね。
「アマゾネス族さーん」とか言ってね。
「なんだい?」みたいな。
「うちら舐めてっと、ほんと痛い目みるよ」
「アマゾネスだからね」とか言って。
「はい!あの、すみません。
ヘラクレスと申します」とか言って
「何か凄い成りしてんね、アンタ。
気合入ってんじゃん!」つってね。
「何それ?」って
「あっ、ライオンです!」
「クゥール」
「何それ?」
「あっ、ヒュドラの矢です」
「クゥーール へぇー」つって。
「ちょっとさぁ、その毛皮
ちょっと、どかしてごらん」つってね。
ふぁって見たらね、もう
バッキバキの身体なんすよ。
「はい!」つって。
「アンタ、ただもんじゃないねぇ」つって
「ヘラクレスです!」
「気に入ったよ!」とか言ってですね。
「えぇ、もう、ホントに不躾な願いだってのは
分かってるんですけども」
「女王のですねぇ、証であるところの帯、
これをちょっと、王様に献上しないと」
「私、あのー、色々と
命が不味いもんで、何とか」
「何とか、いただけないでしょうか!」
って言ったらですねぇ
アマゾネスも良い人なんです。実は
「えぇ、これ大事なもんだって
分かってんの?」つって
「ふーん、でもアンタ気に入った!」
とか言ってですねぇ
「分かった!じゃあ、うちらの」
「部族…と」
「子供産んでよ」って言うんですよ。凄いんすよ。
「アンタ、すげぇー強そうだから
うちらの部族と
「交わって子供産んで、つっよい!女の子産んで!」
って言うわけですよ。
「つっよい女の子、産めそうだから。あんたのなら」
つってですね。
「それでいいんですか?」
「いいよ!おいで!」とか言ってね
そういう感じなんですよ。
「はぁ」とか言ってね
でっ、持て成されるんですよ。
「イイ男来たよ」とか言って
キャァァァァッ みたいにですねぇ
「見て、この筋肉!」とか言って
「はぁぁぁ」とかね。
「えぇ、凄い!昔から?」みたいな
「いやぁ、もう生後5ヶ月からねぇ」
「えぇっ!!」みたいな。
「蛇とか、やっちゃってましたよ」とか言ってね
「ウソでしょ?」とか言って
「でも、ホントっぽい」とか言ってね。
「凄い!これ触っていい?」
「あっ! 触っちゃダメ」
「死んじゃうから。
それ、ヒュドラの毒だから」ってね。
ワァワァ 盛り上がってたんですね。
そしたら、それをねぇ
久しぶりにヘラが見てるんですよ。
「面白くないね」
「なんか、アイツ全部クリアーするし」
「モテてるしー」とか言ってですねぇ
「やってやるわよー!」とか言ってですねぇ
今度はですねぇ、ヘラがまたですね。
その、部族の何人かの女にですね。
「アイツは、とんでもない悪党だよ」
っていうのを吹き込むんですね。
「アイツは、女王をさらって殺す気だよ」
っていうのを吹き込むんですよ。
それで、ふぁぁってなってですねぇ
部族の何人かのねぇ、女戦士たちが
「アンタ、ホントは悪人なんだねぇ!」
って言ってですね。
そっから
全面戦争になるんですよ。
ウワァァッ!! 急に襲われてですねぇ。
「さっきまでモテてた、俺がぁーっ!!」つってね。
「なぜー!!」とかって、ブワッ!!
「女人たちスマン!!」
ドン!ヴォン!ギャアッ!!
ホンマに強いねぇ。 ボォン!
「凄いねぇ!」ドン!
ウワァァッ、と大暴れしてですねぇ
「スマヌ!」とかってねぇ、帯をグワァァァッと
取ってですねぇ、あの、持って帰るというですね。
大……大立ち回りをですねぇ、したりします。
そして、赤牛編ね。
赤牛編…これはねぇ、あの
化け物の島にいる
化け物が飼ってる赤牛ということで
実はね、ペルセウスが殺した
残りの化け物たちと闘うことになるんですよ。
凄いでしょ。このねぇ、なんとか…色んなねぇ
神々とかが関わって来て
もう結構、色々な
オールスターになってます。
もう、凄いストーリーです。
それでありまして。
黄金のリンゴ編もあります。
もう、ホントにねぇ、1個1個大変なので
1個1個やってると、私ねぇ
これだけでYouTube人生が終わりますので
ダイジェストさせていただきますけども
ヘラクレスになりたかった男。
「僕も、あーなりたい!」
そういう少年の物語てのが始まるんですねぇ。
こちらもちょっと、面白いですよ。
しかし、そこにも神々の
色々な思惑が
絡んで来て、そして最後は、なんと
更なるストーリーに
繋がるのである。というですねぇ
英雄テセウス編、コチラを
お話しさせていただきたいと思います。

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