【対人関係②】愛され力は笑顔とボディーランゲージで決まる(People Skills)

 

 

重要な人だと認められ、
感謝されたいと思ってるわけですよね。
全人類が
全人類が強烈に思っております。
うっすらじゃないですよ。
強烈に思っております。
で、毎日毎日思っています。
全人類が思っています。
強烈に思ってます。
なので、何をするか。
シンプル
名前を呼べ
名前を?
思うでしょ。
でも本当にこの著者は、本当に根本的なことを言う。
全人類、興味あんの自分のこと。
これめちゃめちゃ刺さるよね。
じゃあ全人類にとってもっとも大事な言葉って
何かって言うんですよ。
一番大事な言葉。
愛?
愛じゃねぇ。
愛って一番書くか?
名前
書かないね。
愛っていう名前の人だったらあれだけど。
自分の名前を一生で一番、最も書くよね。
一生で一番触れ合う言葉って
自分の名前じゃないですか。
人は自分の名前が大好きです。
そして最もその人が大切にしてるのが、
その人の名前なんですよ。
だからしっかり呼びましょうって
ほかに何言うよりも喜ぶよ。
その人が大好きなスイーツのことを
言ったってしょうがないよね。
チーズケーキって言ってみよう。
好きです。
中田敦彦さん。
はい、ってそうなるわけですよ。
あなたフルーツタルト好きですね。
はい。
フルーツタルト。
はい。
中田敦彦さん。
はいって、そうなるわけですよ。
全然違うから。
自分ですごい好きなの。
だから想像してみてください。
今、私が言うから分かんないかもしれないよ。
自分が大好きな俳優さんとか、
大好きな女優さんとか、
すごい尊敬してるようなそういう人に
「何々さん」って呼ばれたときの喜びと、
自分が好きな食べ物、僕だったら餃子ですよ。
それを言われたときの喜び。
全然違うでしょ。
僕、餃子ですよ。
僕が尊敬している人。
尊敬してる芸人さんとか、
尊敬しているYoutuberとか。
ヒカキンさんとかに
「中田敦彦さんの動画、見てます」とか
「中田敦彦さんが好きです」って
ヒカキンさんとかが言ったら、
「えー、ヒカキンが」みたいに思うよ。
ヒカキンが「餃子好きです」って言ったら
「ああ、俺も好きなんですよ」
ぐらいのテンション。
全然違う。
それぐらい大好きなんですよ。
だから「あっちゃんかっこいい」もそうでしょ。
大好きだ、名前が。
「中田、中田、中田」あんときは
鼻血出そうになりますけどね。
一番うれしいですからね。
あんとき、一番大好きですよ、本当に。
だって想像してみてくださいよ。
僕、落ち込んだときいっつもする想像があって。
それが満員の東京ドームでリリーフカーに乗って
俺が現れて、全観客が俺の名前を
叫んでるっていう、これが一番僕の好きな
シチュエーションで、元気出ますね。
さあ9回の裏、何々対何々、
さあここでピンチを救えるのはこいつしかいない。
来た
バーン
で、スーパープレイヤーとかで中田敦彦、
ドーンって。
うわー、中田!、中田!っつってリリーフカーに
乗って登場する。
「ここでやらなきゃ誰がやるのよ」とか言いながら。
「やっちゃうしかなくないですか」とか言って
振りかぶるとき、もう俺鼻血出ちゃうもんね。
鼻血出ちゃうもんね。
ごめんなさい、ちょっとボークになるんですか。
すみません、ちょっともうほんと
鼻血が出ちゃっても歓声がすごいもんでね。
リリーフカーに乗って、アナウンサーが叫んでる。
歓声のの中、出て来てね。
「もうやっちゃいますか」なんて振りかぶった瞬間、
ごめんなさい、鼻血が出ちゃいました。
すみません、ちょっと拭かせてください。
それぐらいうれしい。
名前呼ばれたいですよね。
皆さんオススメですよ。
落ち込んだときは満員の野球場で自分が
9回の裏抑えで出ていくっていう。
ここのバッターさえ抑えたら勝ちなんだという。
向こうはすごい4番ですよ。
ものすごいバッターですよ。
こんなでかい体で、こんな振ってますよ。
ガムなんか噛んじゃって。
絶対打ってやんぞっていうやつの前に行くんですね。
何を言ってるんだお前はっていう方は
あれですけど、私はそれで元気が出ます。
それぐらい大切にしてるんで、
繰り返しましょうということですね。
これ、どうするの?
まず覚えるためにも喜んでもらうためにも、
繰り返した方がいいと。
だから名前聞くよね。
「竹中と申します」
「竹中さんですか
それでですね」
ってこうなっちゃうんですよね。
じゃなくて「ああ、竹中さんですね。」
「じゃあ今日、よろしくお願いします、竹中さん。」
「竹中さんに今日お見せしたいのが。」
みたいなかたちで、何回も呼ぶことができるでしょ。
実は何回も呼べるんですよ。
これ、意外とやらない。
「どうも、何々です」
「はい」
「はい」って言っちゃうもんね。
興味ないっていうサイン出しちゃう、逆にね。
「今回何々を担当させていただきます、
何々と申します」
例えばホテルでサービスしてくれる人とか、
旅館の仲居さんとかが
「今回の何々を務めさせていただきます、
向井と申します」
って言われたときに
「向井さんですね、よろしくお願いします」
ってなかなか言わないよね。
普通に「はい」って言っちゃうよね。
「はい」って言って。
「はい、温泉何時までですか?」みたいな。
それはいいからみたいな。
あなたが向井っていう名前はいいから
温泉は何時ですかみたいな。
そんな感じでやっちゃう。
でもそれをちゃんと
「向井さんですか、よろしくお願いします。」
「温泉は何時から何時まででしたっけ?、
向井さん。」
ってやることで、
この人呼んでくれてるな、いいサービスしよう
って思えるかもしれないですよ。
全然違うの
だからしっかり呼ぼうって。
これ忘れがちだよね。
これをやる。
そのうえで褒める、称賛する。
だって褒められたいんですよ、みんな。
認められて感謝されたいんだよ。
褒めなきゃ。
どう褒めるの?
どこを褒めたらいいか分かりませんっていう
皆さんの熱い声、聞こえます。
冷静に
あいつのどこ褒めるんすか、みたいね。
冷静に
行動、外見、持ち物
この三つです。
シンプルですよね。
この方は本当に具体的にシンプルに言ってくれます。
だってもうこんなシンプルなタイトルですよ。
「他人とうまくやっていく」
よく考えたら浮き輪出してくれてる
そういう人です。
行動、外見、食べ物じゃない、持ち物ですね。
行動、外見、持ち物
「今日、掃除してくれてたの?
ありがとうね
すごい、ほんと、すごいさ、すごいよね、
いつもそういうところに気づいて。」
とか、行動ですよね。
すごい
君の昨日のやつ、あれすごいよ。
外見ね
その服、むちゃくちゃ似合ってんじゃん。
これ、ありますよね。
そのバッグ、昨日買ったんだ、すごいじゃん
ってなるわけですね。
持ち物ね。
それは持ち物になるのか。
でも持ち物って言ってもいろんなのがありますから。
あなたのお庭素敵ですね、とかそういうのもそう。
どこでも褒める。
どこだってちゃんと見れば褒める。
観察してんのかってとこなんですよ。
見てないよ。
人は何も見てないの。
なんで?
自分のことしか興味ないから。
自分の具合はすごい見てるからね。
今日はお気にに入りのシャツを着て、
ただちょっと湿気が多いから
ごめんなさい、髪がちょっとまとまりませんでした。
髪がまとまらなかったっていうこと、
もしかして察してらっしゃる?
察してらっしゃらない。
自分のこのお気に入りのシャツ、察してる?
察してらっしゃらない。
察してらっしゃらないねっていう毎日、じゃないと。
見ろ、見ろ、見ろ、と
人を見ろ、と
確かに。
人は世界情勢よりも
自分の顔にちょっとできた
ニキビのほうを気にしがちって書いてます。
確かにそうだよね。
うわ、顔のちょっと目立つところに
ニキビできちゃったなっていうことが、
あらゆることを凌駕するよね。
「どうも、はい
いや、ちょっとニキビができちゃってるから、
今日ちょっと」
とかね。
自分のことで手一杯なんですよね。
だからそれを見なさい、と。
見ましょう、と。
あるんですから
観察しましょう。
行動でいいことしてくれてます。
外見も今日こだわっているところが
きっとあるはずなんですよ。
そのうえで、その人が持っているもの、
その人が所有しているもの、
大事にしているものが見えてくるはずなんですよね。
車だね、と。
だってその人自動車で通勤してきたんですよ、
わざわざね。
電車でも来れるときにわざわざ自動車で通勤してきて、
わざわざ降りもせずにウィンドウを開けて
「よっ」なんて言ってきてたんですよ。
「よっ」に対して「あ、どうも」じゃねえんだよ。
車を褒めろよ、と。
そういうサインがビンビンに出てますから。
全員自分大好きですから。
もうここを褒めてくれっていうのは、
実はものすごく分かりやすいですね。
もうここがコアですと言うのは、
エヴァンゲリオンの使徒ばりに
分かりやすくちゃんとできてるよね。
ここを褒めてくれって、みんな分かってる。
だからちゃんと褒めよう。
そのうえで、褒めるときは本気ですよ。
本気で褒めろよ、と。
これ、結構シビアです。
褒めなきゃいけないと思って、ほめ上手になろう。
そんな自分が大好きですが逆に出ちゃうんですよ。
だから褒め上手になっている私、
見てもらえてますかね。
逆になっちゃう。
だけど全身全霊で褒めろ、と。
本気だ、と。
もうちょっとやそっとじゃ
自分大好き人間、変わらんぞ。
自分大好きなのも骨身にしみて
本能レベルで、細胞レベルで
みんな自分のことが好きなんだから、
本気出して全力で褒めにかからないと
社交辞令だって思われちゃうよ、と。
大事になってくるのは理由です。
なんでいいと思ったの?
なんですごいと思ったの?
ここをしっかり
褒めるときに説明できるかどうかで、
人はまず疑うからね。
人はみんな、褒めてくれてんな、
どれぐらい本気で褒めてるのって必ずなってくる。
褒めるよってなったら、本気で聞くからね。
でもわれわれだってそうですよ。
「誰々さんが動画であっちゃんのこと褒めてたよ」
なんつったら動画見に行くもんね。
普段見てないけど動画見に行っちゃったりして。
登録もしてないのに
「へえ」とかなって見ちゃったりして。
「何分からかな」とか言って。
ほかのとこ、見ねえの。
「5分から褒めてましたよ」
なんつったら5分から見ちゃうの。
スクロールしてやるのね。
スー、なんつって。
5分から褒めてて、
褒め終わったななんつったらもう終わり、
なんて不機嫌になっちゃって。
5分から5分15秒までしか褒めてないなり、
とか言って。
チャンネル登録しろよ。
褒めてくれてんだからちゃんと見ろよって思う。
そんな自分が居る。
ラジオで褒めてくれてたなんか、聞いちゃうもんね。
そこだけ聞いちゃったりなんかしてね。
だからそこでちゃんと理由を述べてくれてほしいの。
逆で考えたら分かりやすいよね。
「きみ、最近頑張ってるね」って言われたら
「どこですか?
部長、どこですか?
部長」ってね。
「きみはこの前のプレゼンなんか
最高だったじゃないか。
あれ、資料見たとき、私びっくりしたよ。
あんな分かりやすい資料、見たことないね。
だって第一に3ポイントにまとめてたでしょ。
あの3ポイントまとめてたうちの2ポイント目だよ。
そう、その企画の切り口、びっくりしたね。
ああいうのを私待ってたんですよ。
あの企画の切り口だったら、
こうこうこうだっていうふうに、
きみ言ってたでしょ。
それを聞いたときに、
こんなこともあんなこともできるなと思って。
次のプロジェクトもよろしく。」
そこまで言ってもらえたら、
プレゼンが良かっただけじゃなくて
プレゼンのその三つの3段組の中の
中盤が特に良くて、
その中盤のここの企画のこの切り口が良かった、
分かってらっしゃる、と。
そこですよ部長、と。
よっしゃ、とこうなるわけですよね。
それを「きみ、最近頑張ってるね。
じゃあ頑張って」ってなると、
適当に褒められたなってなっちゃうんですよ。
適当に褒められたなってなっちゃったら、
なんの意味もないですから。
人の自分好き度をなめるなよってことですね。
みんなめちゃめちゃ、激減りですから。
もうガリガリに飢えてる
ハイエナとかオオカミだと思って、
ちゃんとご飯をあげるときは
ちゃんと覚悟しないとね。
ガリガリですから。
1粒1粒だったら噛み付いてきますよ。
もっと褒めろよ、と。
なんなんだ、その適当な褒めは、と。
なんなんだ、と。
余計に刺激しちゃうんですね。
そのうえで感謝する。
ここですね。
褒めるだけだと、
時々、上から言ってるみたいになるわけですよ。
君いいね、あなたは素晴らしいね
あなた素晴らしいね、だけだと。
そのうえでありがとうを言われたいんですよ。
助かったよ。
君のおかげでこんなにうまくいったんだよって。
それをやっぱり言わないと。
ありがとうを言わないといけない。
それを言うとき、はっきり言いましょう、と。
そのうえで、目の前で言えるんだったら
目を見て言いましょう、と。
なんだったらボディタッチしてください。
はっきり書いてます。
具体的です、この著者は。
ボディタッチするとき、
どこ触っていいか分かりません。
どうしたらいいんですかっていう方のために
具体的に書いてます。
肘です。
エルボー。
エルボー。
全く変な感じしません。
エルボーです。
エルボー触ってください。
ガッと。
ガッと。
ガッと。
ありがとう、ここです。
なぜエルボーなのか、私も分からないですけどね。
じゃあやってみようかなって。
あんまり僕もやんないですよね。
これ、どう触っていいもんかどうか。
でもボディタッチうまいって人、居ますよね。
スキンシップうまいっていう人と
下手だなっていう人。
もう迷わない。
オンリーエルボー。
エルボーだけ狙ってください。
むしろ。
いつエルボーを触ろうかの戦いです、あとは。
「おお、きみ本当にすごいですよ」
「本当にありがとうございました」
もうエルボーずっと、エルボー目線でもね、
エルボーをずっと。
「本当に感謝してますよ、ええ」
「感謝してますよ。
こんな触り方、地獄ですからね。
実際はぱっとね、思い切ってバチッ、「ありがとう」
そうやってください。
ここも練習ですね。
で、やっぱり名前、と。
感謝するときも
名前忘れないでねということですよね。
ありがとう何々さん、と。
名前って、だからすごいですよね。
人にありがとうを伝えるときも
全身全霊でやろう、と。
だからこれ、テクニックって思っちゃうと
対人関係つまんないですよ。
だけど根本的な本能って考えたときに、
みんな欲しがってる。
そこをしっかり理解して、
そのうえで全身全霊でこれをやるって
全然打算的なことじゃないから。
打算的にやってみてください。
超むずいよ。
打算的にやったとしても超むずいですから。
だって、所詮こんなのテクニックっしょ、みたいな。
じゃあできる?、って。
きちいよ、って。
だってちゃんと時間かかるからね。
しっかり名前呼ぼうとか、
しっかりその人の良いところを見つけようとか、
しっかり目を見てありがとうって言おうって。
たとえ超打算的でも、
そこにしっかり時間使ってるやつ、いいやつ。
シンプルにいいやつ。
すっごい頑張ってるやつ。
そういうことなんですよ。
これをやる。
でもこれ、いろいろ言ったけど
いやうまくいく気しないです。
なんせ、肘触れないです。
そういう人も居るかもしれない。
でも、これ後から作れるってことは才能じゃない。
才能じゃないってことはこれ、
練習するもんですって言うんですよ。
練習するんです。
うまくいくように、徐々になっていくんですって。
だから
いいところもだんだん見つけれるようになるし、
名前もどんどん呼べるようになっていくよって。
まず、根本の本質の第1項に気が付いて、
そのうえでそれを満たすためのステップを今知った。
だったら練習してくださいって。
そのとき、何をどうしよう。
そればっかり気になっちゃうけど、
ポイントはね80パーセントは非言語です、と。
へえ、ここで
自己紹介とかあいさつとか、
みんな何言うかにとらわれちゃうんだよね。
原稿は一生懸命考えたりするの。
だけどそのときの顔、
めちゃめちゃ怖かったりするんだよね。
もう緊張しちゃって。
緊張している自分。
あいさつをする自分がどんなふうにできるのか。
ここをミスったらもうおしまいだ。
どうも
こんにちは、中田敦彦です。
こうなるんだよね。
だって俺でもあったんですよ。
YouTubeの最初のほうの動画、
画面暗いし、テンション低いし。
皆さんに嫌われないための話し方をします。
お前、その状況というね。
嫌われるやつやっていうね。
つまり笑顔とボディランゲージで、
ほぼすべて決まります。
開始4分で90パー決まるし、
それはすべて、そのうちの80パーセントは
笑顔とボディランゲージ。
それだけ。
まずそこ。
そこで印象が変わってくる。
笑う。
なんでこれ、笑うほうがいいかというと、
人は返報性の法則。
返報性
返すに報いるに、性質の性。
返報性の法則を強烈に持っていて、
いいことをされたらいいことを返したい。
悪いことをされたら悪いことを返したい。
そういうことがある。
だから仏頂面で対応されたら
仏頂面で対応し返したい。
仏頂面の動画は仏頂面で見る。
うわーっていう動画を見ている間は笑顔になれる。
どうも中田敦彦です、
エクストリームとかって、あんなやつ普段居る?
居ないよね。
でもああやることで、
なんか楽しいこと始まったんだな。
なんとか編のときに笑ってないことないもんね。
なんとか編、逆にむずいですよ、
これが仏頂面でなんとか編とかってなんとかって、
これわけの分からない。
この動き仏頂面でやれるほうがむずいんだからね。
でもそうやってなんとか編ってなっていったのって、
徐々になっていったんですよ。
なんでか?
コメント欄にいっぱいあった。
顔が怖いとか暗いとか、
テンション低いっていっぱいあった。
でもエクストリームなんとか、これはなんとか編、
なんとかとかやったら、
テンション低いなんて言うやつ居ないわけですよ。
まだ低い?、ってことですからね。
そういうことをやることによって全然印象が変わる。
よくよく考えてみれば、
そういうことってすごい普遍的なことなんですね。
そのうえで言語、口にするとしたら。
NGがあるからそれだけ避けてって。
それが自分を卑下することと、何かを批判すること。
これが要らないんだよ、と。
でもこの自分を卑下するって例えば謙虚の裏返し、
もしくは過剰な謙虚としてやりがちじゃないですか。
自己紹介のときとか、対人関係で。
「いや、すみません。
わたしくはしがないしがない
芸人くずれでございまして、
つまんねえ動画を動画を
毎日上げさせていただいてるんです」
そんなやつとしゃべりたいですか?
「今Youtube楽しんでやってます。
そのうえでみんなに面白いと思えるような動画を
楽しんで毎日、上げさせてもらってるんですよ。
どうもYoutuber中田敦彦です」
それでいいじゃないですか。
「つまんねえ芸人風情です。
もう本当に人様の迷惑も顧みずに
毎日更新なんかしちゃってるんですよ。
本当に僕みたいなクズが申し訳ございません。
見てる人の気が知れねえ、
なんて私、毎日思ってます。
すみません、本当に」
っていう人としゃべりたくないでしょう?
そういう人の動画、あんまり見たくないでしょう。
なんとか編、なんて言うときに
「今回の動画は対人関係の動画、
しゃべらせていただくんですが、
正直見ようによってはくそつまらねえ動画です。
そんな話をクズみてえな下卑た男が、
20分も30分も話すっつうんだから、
見る人がかわいそうだな。
そのように思っております。
それでは始めさせていただきます」
誰も見ないよ。
チャンネルのその動画継続率だだ下がり。
ほんとアナリティクス地獄みたいになりますよね。
「どうも、なんとか編。
今回はこういうのがあるからみんな見てね。
きっと面白いから」
ってやって始めるのはそういうことですね。
卑下しない、批判しない。
やっぱりアドバイスと称して
基本的に批判しちゃう人、居ません?
やっぱり自分より後輩とか、
自分より年下見つけると
「きみはもっとこうしたほうがいいんだよ」
なんて言うタイプの人居るじゃないですか。
「アドバイスしてあげてるんだから」って言うけど、
でも大概が批判になっちゃってるんですよね。
「ここはこんなのが問題だね」みたいな。
あれもやっぱり。
つまり笑顔をつくってボディランゲージして
明るくするのも返報性があるわけですよね。
笑ったら笑い返してくれる。
だってここの最初の目的、思い出してくださいね。
愛される人になりたいですよね。
なりたいから頑張ろうとしてるわけだから、
愛されるにはまず愛す。
笑顔を見せるんだ。
そのうえで卑下したら、向こうって卑下しますよ。
「いやいや、そんなことないですよ、中田さん。
中田さんの動画見てる私はもっとクズでさあ。
クズみてえな中田さんの動画を貪るように見てる
本物のクズはあっしでさあ」
っていうコメントで満ち溢れている
そんなYoutube大学、嫌でしょ。
中田さんの動画が見て、
こんなふうに楽しい毎日送ってます
っていうコメントのほうが
やっぱり僕も欲しいわけですからね。
そのうえで、この言語。
そこもしゃべるときに理由とメリット。
ここを言うともっと聞いてくれるよ、と。
スピーチとかするとき、
「私がなんでこの話するのかっていうのは」
っていうのを
ちゃんと相手にメリットがあるからですよ
って言えると強いという。
中田、すごいこれ大事にしてる。
なんでか?
Youtube大学で、
ここに始まるまで結構長くないですか。
毎回
なんでかっていうと、
まずいきなり始められても困るからって、
僕思ってるんですよ。
いきなり対人関係の話で
「まずポイントは」とかってやられたら嫌なのよ。
じゃなくてこの授業を聞いたらどうなれるかを
まず言ってくれよって。
僕、人のプレゼンとか授業を聞くときも
やっぱり思うんですよね。
ちょっと待って待って、早い早いって。
「さあ今日はタマネギについて話したいと思います。
タマネギというのは」
ちょっと待って待って、
タマネギについて聞く理由はなんなんだ、俺が、俺が
「いや、タマネギは
ものすごく血流をよくするんですよ。
逆にタマネギを制する者は健康を制す。
血流がサラサラであれば、
じゃあなんで皆さん人生を制せれると思います?
血流に関するものが
死因のトップ3のうち二つだからです。
つまり死因二つ、
ベスト3の二つを除くということは、
長生きする可能性を
60パーセント以上も高めることです。
皆さん私の今日のタマネギの話を聞くだけで、
人生の長生きできる可能性が
60パーセント上がるとしたらどうでしょう。
昨日まではスーパーで
ニンジンだ、ジャガイモだ、
キュウリだ、ズッキーニだというのの
一つとしてしか見ていなかったタマネギが、
スーパースターに見えてきませんか?
そうです、救世主。
それがタマネギです。
ではお話し始めさせていただきます」
だったら聞くんですよ。
寿命を延ばせるの、と。
60パーの確率、高い。
よし、伸ばそう。
聞こう。
タマネギ、聞くってなる。
いきなり「タマネギはですね」じゃねえよ
ということですからね。
そういうメリットをしっかり示して、
自分の考えとかは言う。
人の話はしっかり聞く。
そのうえで自分の話をするときは、
その話が相手にとって
どれくらい良いことなんだろうっていうのを
伝えてから話すと、より聞いてくれるよ、と。
なんでか?
相手は自分のことしか興味ないから。
徹底的にそうだから。
それは目の前にいる人もそう。
遠くにいる人もそう。
残酷だけどそう。
誰よりも自分に興味があるっていう人は、
世界じゅうに一人もいないんです。
みんな自分が好きなんです。
そんな地球で生きていく。
そのための方法でございます。
ここまで言って、いや高度ですね。
キリストみたいな人だな、ガンジーかな。
私は無理だ。
今日もごめんなさい。
私のためにちょっと一杯いかせていただきます
っていう、そういう皆さん、諦めないで。
この本に書いてます。
諦めないで、と。
あんたにもできる。
なんでか?
こんな話があるよと、たとえ話があります。
ゾウ
でかいゾウが居るんですよ。
ゾウを足で鎖で繋いでる。
でもでかいゾウですよ。
バーン、本気出したらどれだけ馬力があるか。
だからよっぽど強い鎖でつないでるんだろう
と思いきや、そうじゃない。
ものすごいでかい巨象をつないでる足の鎖は、
意外と軽くて細い。
どういうことか。
これはゾウの幼少期に重い鎖をつけておくんですよ。
すると、この鎖はもう逃げられないやつなんだって
叩き込まれたら、
その後にその鎖が大きくなって動かせるとしても、
そのときにもう
この鎖は絶対に動かせないやつだっていう
自分の中の暗示が強すぎて、
無理やり引っ張って壊そうって
思わなくなるんですって。
つまりどういうことか。
自分の可能性に蓋をしているのは自分なんです。
そして幼少から大人になるまでに、
そういう鎖をつけられている人間は多い。
つまりあなたはこれができないね、
あなたはこれができないねって。
幼少のころって万能感があるでしょ。
僕は仮面ライダーになるとか、
私はプリキュアになるとか、
みんな言ってたはずじゃないですか。
でもいつしか分かる。
自分は仮面ライダーになんかなれない、
私はプリキュアにはなれない。
それどころか
志望校にだって受からないかもしれないし、
サッカーでJリーグには行けないかもしれない。
プロ野球性選手にはなれない、
そしてジャニーズには入れないだろう。
ロックバンドのボーカルにはなれないだろう。
世界一のギタリストにはなれない、
できない、できない、できない、できない。
きみはこれができない、
きみはこれが駄目だって言われて、
ずーっと自分の中で鎖を積み上げていく。
そういう過程が、じゃあもう無理ねってなって、
私はコミュ障ですから。
私は人見知りですから。
だってあんなときも上手くいかなかったじゃない。
立食パーティーだって言って行ったのに、
ずーっと端っこにいたじゃない、俺。
そうそうそうそう。
みんなでボーリングしようって集まったのに
ずっと見てただけじゃない、私とか。
カラオケでもああだったし、
ボーリングでもああだったし、
新入社員の歓迎会でもこうだった。
もう駄目だ駄目だ駄目ってなってる。
でも、それは架空の鎖です。
そんなものはない。
なぜなら後天的に作れるんだから。
そして作るための方法は、
もうみんな知ったわけでしょ。
練習するだけ。
そしてそれはとてつもない筋力が必要だとか、
ものすごいいスタイルの骨格が必要だとか、
そういうことではないです。
ただ目の前に居る人をしっかり見て、
その人の良いところをしっかり褒めて、
その人が話すことを楽しそうに聞いて、
その人に興味を持って質問をして、
そして自分が話すときに
相手のためになるかなって思って話す。
非常に誰にでもできることです。
対人関係がうまくいかないんですよ。
私はコミュ障なんですよ。
私は人見知りなんですよと言う皆さん。
そして誰よりも自分が好きなそこのあなた。
私もそうです。
私も誰よりも自分が好きだし。
全然うまくいっていない。
対人関係、うまくいってるイメージありますか?
中田敦彦。
ネットニュースをご覧なさい。
あまたの人ともめてきました。
あまたの人ともめてきたんです。
あまたの人、そしてあまたの組織ともめた。
こんな私が本気で言ってるんだ。
私にもできる。
だから、あなたにもできる。
では、また。
webコミュニティ、プログレス
人は何者にでもなれる
いつからでも,,

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