VIDEO
そして その インテルの世紀の判断ミスだけではなく
さらなる時代の進化があ ります なんと 半導体製造も分業化していくんです
パソコンの部品の分業化によって インテル などのですね 半導体専業っていうの出て
きましたけども 半導体の中でも なんと製造が 分業化していきます 半導体をこういう
風に作ったらものすごいいいものが できるんじゃないか 半導体の設計に関わる
ところと その設計したものを作るっていう ところで分れていくんです 設計部門と製造部門の
分離です これなんで必要になってきたか というと 先ほど言ったムーアの法則ですね
指数関数的にですねこの 半導体の進化が止まらないので もう設計
してる企業が製造すること自体がオーバー スペックになってたんですよ もうそんな
金額を設計にも製造にも両方一社でやる なんて無理だ うちは設計に専念する
うちは製造に専念する ということになりました さあどっち選びます?皆さんだったらね
設計に専念しますか?製造に専念しますか?ってこと ですよね 設計の方がなんかかっこよさそう
製造は作っとけみたいな感じじゃないですか じゃあ設計かなと思いきや 設計の方でも
あるイノベーションが起きるわけですよ なんと設計するためのツールという
ものを開発しちゃうんですね armという 会社がですね Appleに半導体を設計しやすい
ツールがあるからいる?って言って ライセンス契約をします それによって
Appleは自社でiPhoneに特化した プロセッサーを設計することができる
ようになりました そういったことを各社で できるようになったんです スマホに向いてる
半導体と 自動車に向いてる半導体は もちろん違う だったらうちの会社の半導体は
うちでデザインした方がいいよねという ことで 今となってはAppleだけでは
ありません AmazonやGoogle そしてテスラといった企業まで自社の
オリジナルの内製の半導体を作る時代なんですよ その中でもAIに特化した半導体で
世界を席巻してるのが NVIDIAという ことなんですよね そう つまりですね
設計百花繚乱時代なんですよ 半導体設計は みんなができるよ みんな設計しなよ
これで垂直統合のインテルの時代が 終わるわけです なぜか? Intelが作る
Appleのものを作ったら競合のものは 作れないんですよね
そうなんです 製造しながら設計すると なるとですね 自社と競合するもしくは
競合と競合とかですね ぶつかるので色々大変なん ですよ でもどうでしょう 設計を
色んな会社がするようになったのであれば 製造する会社 これに特化したところっていうのは どことも競合しないんですよ 僕は設計
しませんからって ただ作るだけです そうその 企業はAppleからもGoogleからも
Amazonからもテスラからも受注 できるようになったんです 製造が1番強いぞ
実は設計じゃない 製造なんだ そう気づいたのが 台湾のTSMCなんですよ さあやってきた
熊本にやってくる史上最強の半導体企業 それが ここで出てくるんですね
設計じゃない 製造だ それにいち早く気づき 製造1本でいきます
皆さんの受注するのみでございます その台湾の企業に世界中の巨大企業が
自社のオリジナルの最新の半導体の設計を 製造してくれと注文した 殺到した
そして規模が拡大していった TSMC この企業はですね先端の半導体の
シェアのなんと90%取るようになって しまったんですよ すごいことですね
あまりにも技術が高度化したことによって 先行者利益がえぐかったんですよ 後から
追いかけようと思っても もうとてつもない 企業をですね顧客に持ってボロ儲け
してるわけですから ボロ儲けしてるから 最新の設備に設備投資できるから 1番いいものが
作れるんです 新規参入の工場さんに二流品 作って欲しいですか? 皆さんは超一流の企業ですよね
皆さんのご要望に答えられるのは TSMCだけでございますと 言い続けて
ものすごい利益を上げていったわけなんですね すごい時代だ もうおしまいだ 台湾には
誰も叶わない そう思うのもまだ早い さらなる分業も始まってるんです どこまで
小分けにするの? マトリョーシカ状態でございますね 人形の中に人形の中に人形の中に人形 あのマトリョーシカ状態
垂直統合型 全てをうちが作りますから 分業していくことによって 専門性を
高めて 利益を上げることによって その1ジャンルを握ることで世界最強の影響力を
持つというのは さらに連鎖するんですよ 製造装置の時代です 製造工場の世界1位は
TSMCです ですがその製造工程は どんどん緻密化していきました なんとですね
このシリコンのウエハーと言われる板 これを回路を描いてプラスチックで蓋をしたのが
半導体チップですよね その半導体にはですね 回路が 回路が刻まれているわけですよね
電気を通す通さないの回路ですね 回路がものすごい数 スイッチが160億やら
400億やら刻まれる小さいチップの中に すごい刻まなきゃいけないのは 何でか
っていうと 小型の方がスマホにも入るし 自動車にも入るし 場所を取らないから
どんどん小型化して どんどん高性能化して いったっていう時代を言いましたよね
すごい小さいところにですね 何億個も 刻まなきゃいけないんですよ回路を どうやって
刻んでんの? もう光の領域です 顕微鏡ってありますよね 顕微鏡っていうのは
ちっちゃいものを拡大して見るんですよね 逆なんですって
ちっちゃいものに大きいものを転写する 光を投影するっていう 逆顕微鏡みたいな
難しい理論なんでね 言ったら光を拡大して 見るのが顕微鏡だとしたら それを逆に
してですね ものすごい複雑な回路を ちっちゃいところにですね光を当てて
その光に反応する液体を塗っとくんですね シリコンにね そしてそこに印ができたら
そこをですね薄く掘って回路を作っていく みたいな作業らしいんですよ 液体を流したり
色々あるらしいんですよ 何にせよその光 これがですね もう普通に使える光では
太すぎるっていう時代が来たらしいですね この光 太すぎるなって言ったことあります? 私は
ないです 眩しいとか言いますけどね この光 の波長太すぎるわっていう悩み持ったこと
ないんですよ ですがもうここまで来ると ですね 光の波長によっては太すぎて回路が
もうこれ以上何億本も刻めませんていう 時代になったらしいんですね そしてそれに
対して答えを出した会社があるわけですよ とんでもない細いですね細かい波長を出す
光を出す これはもうわけは分かりません 私も調べたけども おかしくなりそうでした
謎の物質をですね すごいスピードでポーンて 発射して そこにレーザーをパンパンと2回
当てることによってパーンと一瞬光が出る らしいんですね その光を利用するって
訳が分からないですよ クレー射撃かなんかですかと ポーン パーン パーン
この機械を1台作るのに数百億 その機械を作って運ぶのに飛行機が2台
いると言われていてですね この機械を使える 会社が一体何社あるんでしょうか シェアが
90%というだけで震え上がった皆さん よくお聞きください この先端半導体の光の
溝を刻み込むことのできる細い波長の光を 出すことのできる装置を開発できているのは
現在世界で1社 シェア100%です その会社はオランダの
ASMLこのASMLの機械なしに 今その 最先端の半導体を作ることは不可能なんですよ
もうあまりにも人類の叡智が詰まりすぎてて もう寡占状態どころか独占も独占
1社しか作れないという状態に至っています そう 半導体というのは人類の叡智 この半導体
というデバイスは 人類が作り出したうちで 最も小さいデバイスです
この人類という生命体の叡智の粋を集めた 半導体の粋を集めた先端半導体を作るための
会社はもうほぼ一社 TSMCしか製造 できないと言われ そのTSMCが使うべき
装置を作れるのは オランダに1社しかいないんです パニック これはどういうことが起きてるん
でしょうか そうなんです高度技術これは もう国家のバックアップであるとか 大企業の
巨大投資であるとか そういうものを必要と しないと作れない その上で1社になって
いったんです もちろん色んな装置が ありますから その光を転写する装置だけ
ではありません そしてその装置の中には 日本が非常に多くのシェアを取っている
っていう装置もあるんですね 原盤と 言われるですね そのシリコンにあの回路を
刻む時のガラス版原盤をですね 検査する装置
どこの何?っていうことなんですけど もう工程が細かすぎて そこのそれの装置を
作ってる日本の企業 レーザーテックという 企業も非常に高いシェアをその装置で取っ
ていますし 東京エレクトロンという企業は ですね その回路を映写するというかね
現像するというところにおいて 1個の過程において すごく大きい
シェアを取ってるとか アドバンテスト なんていう企業もですね できたチップが
動作するかどうかを検査するという装置の 高いシェアを誇っていたりと もうですね
各セクションにおいてですね 1社か2社 みたいな状態が現在の半導体産業なんですよ
すごいことですね 何にせよですね それらの装置を世界中
から集めて 1社や2社しか作れない装置を 世界中から集めて この工場でしか作れない
ものを作り 世界中のメガテック企業に 卸している 台湾の中枢
いや世界の中枢がTSMCです この世界の人類の叡智がなんと台湾に
あるんです そのTSMCが熊本に来る ってことよ すごくないですか ニュースの
聞き方がですね変わってくると思うんですよね このTSMCがなんで熊本に? ここなんだ 急に熊本行こうって そうだ京都に行こう
じゃないからね 急に熊本に行きたくなる これありえないんですよ この裏にある
のはとてつもない巨大国家間の しのぎの削り合いなんだ そう 台湾に
軍事力の中枢を担う企業がたった1社ある このことに震え上がった国があるわけですよ
それがアメリカです 何故か もし中国が 台湾を攻めて出たら いや 攻めないまでも
台湾海峡を封鎖しただけでアメリカ経済 いや世界経済は大混乱に陥ると言われています
それはとてつもないインパクトで もう リーマンショックの何倍とも言えるような
経済を 家電 スマホ PC 自動車 さらには 軍事兵器に至るまで その半導体の中枢を
担うものが台湾海峡を超えてくるわけですよね 一体どんなことになるのか 震え上がった
アメリカはグローバルな会社で連携して いけばいいと思っていたんですね それは
中国で製品を製造するなんていうことも ありだと思っていました アメリカの考え方は
こうでした 中国がですね その政治体制と 経済体制を分離した時 いわゆるですね
鄧小平時代にですね いわゆるその社会主義とかね 共産主義というものだと みんなで一緒に
計画経済でやろうねっていうことで なかなかそれがうまくいかなくて ソ連が
壊れたんですよね でロシアに分解されて しまった 解体されてしまった それを受けて
中国の鄧小平が市場主義経済を導入しようと 社会主義市場経済だと政治は共産党の
一党でやります その上で経済はみんなで やりましょう 資本主義を導入しましょう
これによってですねアメリカは当初 資本主義経済を導入したのであるから
社会主義的な政治というものもいずれ 民主的になるだろう という風に楽観的に
見ていたわけですね ところがそうは ならなかった 中国というのは
2000年代から2010年代にかけて社会主義的な 政治体制と資本主義的な経済体制を
余すことなく利用し 国策企業をガンガン伸ばす ことによって メガテック企業を作り
なんと米中2強 覇権争いと言われるところまで成長して
しまったんですよね 政治体制として 全く異なるものを維持しながら 米中対立に
至るほどに世界経済の中枢に入り込んだ 中国は経済が良くなったというだけでは
なく メガテック企業を生み出したという だけではなく なんと世界の工場になったん
ですね その安い労働力とですね大量の人口 現在はインドに抜かれましたけども
それでも十何億人いるというですね とてつもない 人口によって世界の工場となった
つまりiPhoneですらも中国で 組み立てるということになってるんです
デザインbyカリフォルニア しかし メイドinチャイナなわけです そういう
時代です ですからアメリカも中国なしには 経済が回らないという状況になった その上で
軍事 ここは譲れない 経済はだいぶ依存して しましまった だが軍事は譲れない しかし
ここで問題が起きた 経済的なそういった商品 デバイス PCの中にもスパイ的なもの
国家機密的なものっていうものを取れて しまうようなものを入れるっていう事は
できるっていう事が判明してきたんですよね これはまずいぞ アプリケーションであったり
パーツの中には情報を抜き取るものも あるらしいということに気づいた頃には
もう中国とは工場と依頼主の関係になっていた その上で もっとまずいのが その全ての
先端の反半導体は完全に世界中が台湾に依存 してることなんですよ この台湾に依存して
るってことはですね 中国に一体どういう 動きを取られるか気が気じゃないってこと
なんです アメリカは震え上がりました その 震え上がり方というのは かつての日本
がやばいぞ トランジスタがすごいぞ 日本車がすごいぞ 日米貿易摩擦の時の比じゃない
わけです アメリカはついに動きました 20年代初頭 それが2022年 一昨年のことです
チップス法 半導体に関する専門の法律によって 今までの世界中の色んなところ
1社2社に依存していたサプライチェーンを 大幅に見直す ということに対して国が巨額
のバックアップ投資をするよということを 法律で通したんですね つまり今ASML
オランダの一社 台湾TSMC 台湾の一社 こういうものに依存してる高度な半導体の
サプライチェーンのままでは国家安全保障上 良くない アメリカの中でも ものすごい
投資してアメリカにも工場を作って もらおうじゃないか そういう方法でございます
さらには今度は攻撃ですね 防御の次は 攻撃ですね そう対中国への輸出規制を
始めるんですね 高度な半導体に至っては 中国への輸出を
禁ずる NVIDIAのGPUを中国に輸出 することは 今 禁じられているんですね
もう高性能なAIの計算トレーニングには 絶対に必要と言われてるNVIDIAの半導体
これを中国に送ることは罷りならんと そしてそれは西側諸国 アメリカに
味方する国全体でそういうことやっていこうね ということで 台湾の方でもですね
そのTSMCを辞めた人がどこに行くのかとかね 韓国のサムスンを辞めた人が
どこに行くのか 中国の開発 に寄与する ことはままならんぞっていうことが 今
法律として出来上がりつつあるということなんです 中国半導体包囲網ですよ 一方中国も
分かっております もう2010年代後半に 半導体がまずいということに気づいてですね
世界のスマホの組み立て工場にはなった んですが そのスマホを中国製に一気に
することができました ですが中にある コアの半導体 高性能半導体だけはですね
輸入に頼ってたんですね これをなんとか 自国で作りたい 中国は慌ててものすごい
巨額の投資をしたんですが これが追いつかない 世界でも台湾で1社 オランダで1社
みたいなものを集めてできるようなもの それを中国が一国で
ものすごい追い上げるというのが ものすごい 難しいんですよ ですから中国はですね
ローエンドチップ 家電とかに使うものとかは シェアがすごく大きいんですけども
ハイエンドに至っては もう完全に台湾一強 なんですよね そういった中国の劣勢状態を
包囲するかのように チップス法と対中輸出規制で アメリカは攻撃を仕掛けてるわけです
覇権国家の防衛法です そうそれは 80年代に日本に課したものと同じような
裏での争いが行われてるということなんですね ですから 台湾だけで作らせてたまるか
ということで TSMCは 熊本 アメリカ そしてドイツに
工場ができるという流れになっております それは台湾だけに置いておくことの地政学的
安全保障上のリスクというものを強烈に 感じたアメリカの猛烈なプッシュなわけ
ですよね いやこれは裏にはそういう思惑が あったんだと 熊本にTSMCが来て経済効果が
見込めるねというだけではないわけですよ 逆に言えば アメリカは現在 日本や
ヨーロッパを味方と捉えていると言っても 過言じゃないわけです オランダや日本 韓国
といった国はこの半導体製造において 味方にして おかなくてはまずいわけですよ 日本の
検査装置 製造装置 ここも欲しい オランダの 製造装置も欲しい 台湾の工場も欲しい となるわけ
ですから アメリカが今最も恐れてるのが 中国なわけですよね ですから中国に
そういった装置を渡さないためにも 日本と手を 組んでやっていこうという 気運が伺えます もう 対日に制裁を加えてた日米半導体協定の
時と全く違う関係性なんです だからこそ 逆に言えば この半導体の投資というのは
うまくいく見込みが強いわけですよ 政府 1.2兆円というのはそのアメリカの
気持ちを汲んでのこともあるわけです なので日本再生 これもしかしたらあるかもしれ
ないぞって話なんですよね そしてその 日本再生を占う巨大プロジェクトがあるのを
ご存知でしょうか そのプロジェクトの名前 その会社の名前がラピラス
ラピダスでございます このラピダスは あのトヨタ ソフトバンク
そしてNTT 三菱UFJ そういったところ8社 錚々たる8社が集まって合同で作った会社です
このラピダスは北海道に 工場を作ってですね なんとTSMC日本版を
作ろうとしてるんですよ そう 製造のライン に入るんです 今までは強かったのは東京
エレクトロンとかの装置でしたよね あくまでも製造工場の1パーツを収める
その装置 その装置を1個牛耳ってるだけでも 強いんですけどねASMLみたいなもの
ですから ですが 製造工場も作ろう そういうプロジェクト
がラピダスでございます このラピダス とんでもないですね もうすごい何百億と
ですね 支援を受けております このラピダス 何を作ろうとしているのか
先端半導体を作ろうとしているんですね 現在作られているものよりも さらに上の
2ナノメートル単位の半導体を作ろうというわけですね 2ナノメートル ナノメートルというのがですね
10億分の1メートルといういうことで もう考えることを やめてください すごい小さい このですね
何ナノメートルというのはですね もうあの だんだんとですねiPhone14.8、16.2 みたいな
感じでですね あのだんだんとその製造 ジェネレーションを表すようになってきて
要するに次世代型ということですね この2ナノの後にはですねえ1ナノがあり
1ナノの後にはですね0.0ナノな単位というのも 出てきてるらしいんですけども そういった未来が
待ち受けているらしいんですが その現在における 先端の半導体まで作れるようになりたい
というのがラピダスらしいんですよ えー?と 大丈夫?と いやもう装置だけで
いいんじゃない?と 日本が強いのは装置と 素材と言われてます 半導体を作るのに必要な
大量の水 綺麗な水というものも潤沢にある 労働力もある その上で人口も多いですからね
その上で装置に強い 素材もある じゃあそこに集中してTSMCに物を収める
っていう形でIBMとIntelの関係だったり AppleとTSMCの関係みたいに
TSMCにお願いしますってやりながら 牛耳っていけばいいんじゃないの
なんていう意見もある中で 製造をやるんだと しかしこの裏にも
アメリカはやっぱりいるんですよ この元々 東京エレクトロンというその装置を作っていた
会社のCEOをやってた方がですね このラピダスを作ろうという風に 提案して ラピダスの現会長になってるん
ですけども このラピダスの現会長はですね この東京エレクトロンを退任する時にですね
深い関係のあったIBMから 2ナノの工場を作らないかという風に言われて
IBMとラピダスは提携を組んでいるらしいんですね つまりこれはアメリカのバックアップもあるわけですよ
そうアメリカは国防上 安全保障上ですね 台湾だけに作らせておくというのも
どうなかというのあるわけですよ 自分と仲の良い どちらかというと言うことを聞いてくれる国で
作ってくれた方が安全だ それは いろんな国で作ってくれた方がいい
ということで アメリカ企業やアメリカ政府の バックアップを受けながら日本で
ポストTSMCを作ることができるか もちろんTSMCとは違うジャンルの
ものを だから競合しないように作る らしいんですよ TSMCはものすごい巨大
メガテック企のものを大量に受けるというのがあって ラピダスは先端だけど いろんな会社から
少量受注するとかいろんな棲み分けは考えている らしいんですけども そういった先端の
製造工場まで作るというとこまで 今 踏み込んでるのが日本なんですよ さあどう
思います? 日本 成長産業とかねそういうものが ないかな なんかあの世界的に有名な企業
ってなかなかね うん古の感じ うん いや すごい良いんだけどさ
なんていうところから一転 時代が変わった 時代は一気に変わっていくんですよ
家電の時代 大型コンピューターの時代から パソコンが現れて世界が変わった
iPhoneスマホが現れて世界が変わった そしてAIの時代になり また世界は
変わっている 今 AIとか半導体が とっても重要なんですね それは何でかというと
電波や通信が途切れてもその頭脳が高性能であれば 自立性があるからなんですね
つまり電波がないところでも翻訳機能が 使えるっていうのは 半導体が優秀だから
らしいですね これは何に重要か もちろん軍事なんですよ 軍事活動となれば
ですね ものすごいジャミング 電波妨害が あるわけです ですからもう戦争の戦場に
行ってスマホでGPSをつけたら 違う国にいることに なってる そういうことがあります
だからデータを狂わせるために ものすごい電波を妨害するものが
戦場では飛びかうんです そんな時に相手を きっちり検知して センサーで感知して
撃墜することがで きるのは 高性能半導体の 自立性がないといけない 軍事の要 それが半導体
そしてそれを製造する工場を持ってるか どうかというのも国防上大きな抑止力に
なると考えての日本での この半導体製造工場分野の進出です ラピダスの命運
そしてTSMC熊本工場の命運は 日本とアメリカ そして中国との
関係を睨んだ東アジアの未来を 担うニュースなんですね ですから この熊本に
来た工場のニュースっていうのは理解しているだけで 世界のニュースが分かるようになります
何故こんなにも半導体で騒がれているのか その裏にはアメリカvs中国
そのアメリカと日本との関係が大きく変わってきた ということがあるわけなんですよ いやあ円安でね
ものすごいしょげかえっていた日本の皆さん まだやれることはある 何なのか 半導体だ
それは人類が生み出したものすごく小さい 史上最小のデバイスであり 最強のデバイス
もしかしたらそれのキープレーヤーに日本が なるかもしれない かつて下請けだった
インテルが TSMCが 世界を牛耳るように TSMC誘致で喜んでいて 装置を納めていた
日本が もしかしたら世界を牛耳るなんていう 未来も来るかもしれない
ではまた