『古事記』と通じるところ
キリスト教と通じるところ
いくつ見つけられましたか?
火は凄い強い力だけど、トラブルの元にもなるよ
と、いうのが必ずここの話に含まれていたとか
「開けてはいけないよ」とか
「見てはいけないよ」というものを
見てしまうことで、何かトラブルになるとか
「一度、一回チャラにされるぐらい
滅ぼされる」とか
「霊界のものは、食べてはいけない」とか
そして、町の名前になりました、辺りから
現世とつながっていくわけですね
アフロディーテってのはね、凄いんですよ
アフロディーテってのはね、実はこのね
ゼウスの子どもでもなければ
その、クロノスの子どもでもないんですよ
アフロディーテ「美と愛の女神」
どこから生まれたと思います?
とんでもないんすよ
実はですね、ココに遡るんですよ
ウラノス、クロノスの
あの「大鎌事件」に遡るんですよ。
「オヤジー!!」つって、スパン‼
「ギャアァァァァ!!!」って
その後、そのイチモツをですね
このクロノスがね「投げたるわぁーっ!!」って
ビューーン!!!シュルシュルシュルシュルシュル
つってですね
それが、海にドォボーーン!!入るんですね
海にドォボーーン!! 入ったら
ボゴボゴボゴボゴーて、泡が立ってですね
その、ウラノスっていう天空の神の
そのイチモツってのは
とんでもなく、神聖なものだったから
海に入った瞬間、プハァーーーン!!
光を浴びてですね
そこから出てきたのが
アフロディーテだったんですよ
どういう状態⁉っていうね
サイドストーリー、エグイねっていうね
イチモツからふぁーんってね
イチモツ + 海水 = 美と愛の女神だったんですね
なので、このアフロディーテはね
凄い力を持ってるんですよ
憧れなんですよ。もう、ここら辺の神のね
「アフロディーテと結婚したいんだよ、ママ!!」
とか言ってね
「もぅー、あんたもう、どんどんコレ
食い込み激しくなって来るやないのー」って
「鼻もこんなもぅ、曲がってるけどもー」
つってね
「時間は無いよ。ママー」とか言ってね
「危ないよぉ 僕の細工はハンパじゃないからね」
とか言って、うわぁぁぁっっ!!
「アンタはもう、これとんでもないことになってる
ボン……ハムみたいになってるからぁ」つって。
「わかった!わかった!わかった!」つって
「ちょっと、電話する!!」つって、うわぁぁぁ
電話してるわけじゃないんですけど、伝えてですね
「アンター、私、あのゼウスの奥さんやから
権力いっぱい持ってるの知ってるでしょ?」みたいな
「あっ、知ってますけどもー」みたいなね
「私の言うこと聞ける?」
「聞きますよ、基本的にはね」
「あのー」
「ヘパイストスと結婚してちょうだい」
「えー!!」って言って
「イヤダァーーっ!!」って言うんですけど
もうその
「一生のお願いだからぁー!!!」
って言うわけですね
「一生のお願いって嘘でしょ?
大体、みんなそう言うの」
「本当の時の」
「本当の時の一生のお願いだから」
「ちょうだい、お願い。もうこんな
関節、こんな事になってるから」つって
なって、「もぅー、わかりましたよ」って言って
この、結婚することになるんです。ヘパイストスと
あの、アフロディーテでね
美女と野獣的な感じなんですよね
ヘパイストスとアフロディーテね
結婚するんですね
「良かった!これで、僕の奥さんだね」
なんてですね
「何よ!!!」みたいなね
「アンタ!! そんな非道なやり方で
私と結婚して何が嬉しいの?」とか言うんですね
だからね、気にしないでですね
アフロディーテは、浮気をしまくるんですけども
この、ヘパイストスがね、悔しいのは
アフロディーテの浮気相手が
このアレスだってことなんすよ
このヤンキーですね。軍神
「もう殺しちゃえば、イイんだよぉー」
とか言ってね
なんか、オモシロクナカタラ、ピシャン!!!
シャシャシャシャーン!モモモモモゥゥゥ
「全身にタトゥー入れたいなぁ」みたいなね
分かんないすけど。そういうね
もう要するにイケイケのアレスとですね
アフロディーテがですね
浮気をしていてですね
それが、悔しいとかね
そういう、こうドロドロが
あるわけなんですね。面白いですよね
そんな中、まぁ、そういういろんなエピソードを
色々、調べていただければ面白いなと思うんですけど
主要なものを言いますと
その後ですね、世界の元になるものをね
作ったストーリー、並べました。ちょっと喋ります
「プロメテウスの火」って話があるんですね
これ、何かと言いますと
プロメテウス、先程ね
頭、カチーン!! かち割って
パカーン!! 開けてアテナをね
出してくれた、あの
プロメテウスってのはですね
まあ、非常にですね
こう、良い奴なんですよ
こいつ、頭良くてイイ奴
何がイイ奴って
「人間の味方」と
言われてるわけなんですよ
神々で、ゼウス相当厳しいんで
一回ですね、その
人間に対して、何かあったら
あの「いかづち、やっちゃうよ」
みたいな 感じの厳しさを持ってるんですが
人間をですね、元々作ったのも
この、プロメテウスじゃないかっていう
話があるわけですよ
人間自体を作った
プロメテウス。そう言われてる
その辺、ボヤけてるんですけど
そのプロメテウスは、常に
人間の側に立とうとするんですね
そして、ゼウスとよく揉める
一番揉めたのが、この
「火の話」であったということですね
人間と神、どっちがどれくらい
動物の肉を食うか、っていうですね
その、揉めた時にですね
こう、プロメテウスがですね
「こっちと、こっち
どっちが良いですか?」
あの、「どっちかを神で、どっちかを人にします」
って、分けようとした時にね
プロメテウスがですね、人にいっぱい肉
食べさせてやろうと思ってですね
その、騙すんですね。ゼウスを
一見ですね、なんか骨付き肉の、もう
むしゃぶりつきたいみたいな、このやつはですね
中は、骨だらけなんですよ
ほとんど肉は付いてないけど
外側は、なんか美味しそうなもの
と、もう一つは、なんか
胃袋にですね、見えるんですけど
その胃袋の中にですね
肉の美味しい部位を詰め合わせた、っていうですね
その偽装するんですね
どっちが美味しそうでしょう?
みたいな感じでね
「こっちは、骨付き肉だろう?
こっちは、なんかパンパンな胃袋だなぁ」と
「こんなん内臓の臓物と、こっち
…こっちに行くだろう」ってね
ゼウスが「こっち!!」ってね
「こっちのが、イイよ。もうこんなの
こっちを人に食わせとけよ」って言ったらですね
「かしこまりましたぁー」つって
良い方をあげるんですね
「私はこれ、人間に配ってきます」
て、言うんですね
そしたらですね、ゼウスがですね
「アヴッ…ング…ヌヌヌッ……イタッ…イタタッ
これ、ほとんど骨?」っていう
「えっ、これもう、外れも外れのやつじゃないかっ!
あんのヤロウーッ!!」つってですね
プロメテウス、あのヤローってなるんですね
プロメテウスは、そっからですね
人にこう、肉をもっと食べていいよと
だから、この話からですね
人が肉を食べた後に
骨を神に捧げると
いう風習があったらしいんですけど
その風習は、この時にできたのである
という風に言うわけですよ。
で、その後ですね
「コノヤロー、騙しやがったな!プロメテウス」
って言ってですね
「よし!わかった!
肉はやろうじゃないか。俺も言ったらなぁ」
「もう、最高神だから
一度……二言はねぇーよ」
「だけどなぁ、火は、やらねぇぞ」
って言ってですね
火をですね、人間界から奪っちゃうんですよ
そうすると、人間界はですね
肉はあるんですけども、火が無いんで焼けないって
で、生肉食って、真っ暗っていう
地獄の状態が始まるんですね
「暗い!!」つって、モゴモゴ
「生肉‼」って
「なんすか?これ、プロメテウスさーん」
みたいになって
「いや、ごめんなー。そういうつもりじゃ、
なかったぁー」つって。それで
「どうしよっかなぁ、ゼウス怒らせ過ぎたなぁ」
と、思うんですけど
このままだと人間が、とんでもないことになるから
この、火を盗みに行こう!つってですね
こう封じていた火をですね
盗みに行って、人間に分け与えると
だから今、人間が火を使えるのは
プロメテウスが盗んで、分けて来てくれたんだと
こういう超常のチカラなんだよ、というね
火を凄く、大事に扱ってるわけなんですね
そこから、人間はいろんなものを
作ることができるようになったし
料理も食べるようになりました、って言うんだけど
それの罰でですね、プロメテウスは
とんでもない目に遭うんですよ
「お前、火を盗んだだろう」って
「盗みましたよ。でも、人の為ですから」つってね
「人間の為ですから」
「お前、人間と俺、どっちが大事なんだ」
「それはまぁ、その、場合によりますよ。
人間は今、大変になってるわけですから」つって
「オマエよぉー!!」つって
「俺に歯向かったらどうなるのか
思い知らせてやるーっ!」つって
その岩につながれてですね
その後、ずーっとですね
鷲だか鷹だか、鳥にですね
ずーっと内臓をですね
食われるという、罰を受けるんですね
ただ、食われるんじゃないんすよ
しかもですね、食われ終わったらですね
神の力で、再生させられるんですね
そして、また、食われるというですね
永遠の苦しみというのをですね
プロメテウスに与えるという
とんでもない話なんです
このプロメテウスが救われるのは、後に
その神の血を引く英雄が
プロメテウスを救いに来るまでというね
『プロメテウス救われる編』
ていうのもあるんですけども
そんな罰を受けたりとかですね
あるわけなんですね
結構ゼウス、激しいんですよ。ゼウス激しい
あと「パンドラの箱」って聞いたことありません?
なんか、開けたらとんでもないことになる
みたいなね
その箱もですね、このエピソードの
プロメテウスつながりなんです
プロメテウスの弟ってのがいるわけですよ。
で、プロメテウスの弟はですね
プロメテウスから伝言を授かったんですね。
「オイ!プロメテウスの弟よ」と
まぁまぁ、そういう呼び方はしないですけど
「弟よ」と
「ゼウスから何か贈り物を送られても
決して受け取るなよ、と
「ゼウスというのは、恐ろしい神だ」と
「我々は、また違う種族だから
少し、睨まれているからな」
て、いう風に言われるわけですよ
「でも、人間の味方ではいような」
みたいな感じで言ってるんですね
その、プロメテウスの弟のところに現れた
美しい女というのは
パンドラという女だったんですよ
そのパンドラというのは、実は
「人類で初めての女」と言われてるんです
これは、キリスト教の話でいうと
アダムとイヴの「イヴ」ですよね
人でいうとね、この
ギリシャ神話では、パンドラなんですよ。
これをー、パンドラはね
でも、パンドラ
プロメテウスが、人間を作った
って言うんですけど
パンドラを作ったのは
ヘパイストスだ、ていうんですよ
いろいろ作れるでしょ? こうやって
クッシャンってね。でね、ある日
「あれ? これ生命体イケる気がするぅー」つって
ワァーッやって、依頼されて、もっと作る。
「うわぁぁ!! 女作ったんですけどーっ!」ていうね
とんでもないキャラですよね
何でも作れちゃうヘパイストスが
パンドラというですね、人間の女を作ってですね
で、それをですね、プロメテウスの
弟に送り込むんですね
で、そうとも知らずに
「美しいじゃないかぁ」つって
これはね、ただ、ヘパイストスに作らせて
ゼウスが送り込んでたんですよ
で、「人間の女、美しい」って言ってですね
それで、まぁ 結婚するんですけど
つまり、「ゼウスからの贈り物を受け取るな」という
プロメテウスの教えを破っちゃうわけですよ
「これには必ず、裏があるから
ゼウスはただただ、優しい神ではなーい!」
「だから、気をつけろ!ゼウスにはーっ!」
っていうのはですね
「弟よー!」とか言いながら
「アッ!イタィ!!!」
「弟よー」とか言ってね
「気をつけてくれよーっ!」とか言いながらですね
弟がですね、「いやー、可愛いですね」とかね
全然、分かんなくってね
受け取っちゃうんですね
そんな中ですね、その
パンドラが、持って来たのかなぁ?
なんか、箱があるんです
これね、あの
後に箱になったんですけど
最初に書いた頃は、「壺」だったらしいんですね
生活様式が変わって
段々、箱になってったらしいです
で、箱をですね
「開けちゃいけない」っていう
箱があるわけですよ
「なんかこれ、開けちゃいけないやつらしいんです」
ってなって
「えぇっ!そうなんですか?
あの、プロメテウスの弟さーん」ってね
「いや、旦那でいいよー」みたいなね
「あっ、そうなんですかぁ」とか言って
でも、気になっちゃうんですね
大体、開けちゃーいけないっていうやつ
大体、直ぐ開けちゃうんですよね
「えぇぇ、気になるぅ。でも
開けちゃいけないけど、気になるぅー」
「ごめんなさい!旦那さん」
パカーン!って、開けちゃうんですね
そしたら、ブゥワァァァァァァ!!その
災いがですね、その世界中に散らばって
悲しみとか、怒りとか、災いが
世界中に広まったのは
パンドラのせいなわけですよ
これもなんか
旧約聖書に通じるところありませんか?
いったら、アダムとイヴのうちですね
イヴがですね、食べてはいけないという
「知恵の実」を食べたことによって
「楽園」を追放されると
いうお話がありましたよね
それと、凄い似てるわけですよ
最初の女性というものが
「ダメだよ!」と、いわれているものに手を付けて
そこで、災いが世界に広がる
という、お話なわけですね
「うわぁぁぁっ!」て
で、「閉めてぇーっ!」つて
「なんか、それ、パンドラちゃん閉めてぇーっ!
なんか、もの凄い事になってるから閉めてぇーっ!!」
「あぁぁぁぁ!」バカン!って閉じた時に
最後に箱に残っていたのが
「希望」だったというお話なんですね
そこから、我々人類 はですね
とんでもない悲しみや、苦しみ
災いがある世界の中を、希望だけを持って
生きなければいけないと、いうお話になっていた
食べるものとか、火の始まりとか
災いとか、希望の始まりとか
そういうものが
ここに、描かれてるわけですね
その後ね、旧約聖書と凄い似てる話もあります
この「人間、アカンわぁーっ!」ってなった
この、銀の時代のゼウスがですね
「人間、もう全然堕落してる
ね、争ってばっかりでね」
誰が言うてるんや!って、話ですけども
「オイ!お前もじゃねぇ―か!」っていう話で
争ってるし、お前、ものすごい恋しとるやないかっ!
って、いう話なんだけど
「アカン!あいつら堕落してる!」つって
大洪水を与えようとするんですね
すると、その神のですね
ゼウスたちの子孫の一人、二人がですね
「じゃあ、舟造ろう」つって
大洪水から逃げて行く
これは正に、『ノアの箱舟』の話に
凄い似た、話があったりとか
後ね、また『古事記』とね、凄い通用する話があって
これが「ハデスの恋」っていう話なんです
ハデス、覚えてます?
闇の神ですよ。ねっ
『古事記』でいうと、このツクヨミですよね
このハデスがですね
恋をしちゃうんですね
その、恋をした相手ってのが
ゼウスと違う女神との間に生まれた子ども
豊穣のですね、穀物とかを司る
その、デメテルっていう
十二神の内の一人がいるんですよ
その、豊かに稲を育てます、みたいなね
そういうのと、ゼウスとの
まぁ、また浮気してるんですけど
…の間に生まれた、そのペルセポネって いう
女の子を好きになっちゃうんですよ
「ハデス兄ちゃん、どうした?」
「あっ、ゼウスか」
「ゴメン!んんー、ちょっと
あの、気になる子がいる」つって
「誰?」つってね
「お前と浮気相手の子ども」
そんな状況?というね
「凄い、地獄みたいな話だな」ってね
「いや、俺の初恋なんだぁ」とか言ってね
ハデスは、そんなに恋多くないわけですよ
ハデスは、あんまり出てこないんす
あんまり出てこないところも
ツクヨミと凄い似てるわけですよ
「ハデスさん、このエピソード終わったら
クランクアップです!」はい
「ハデスさん、クランクアップです!」
「あっ、お疲れさまでしたぁー!」
「僕、またですか?闇の奴って、あんまり
出てこないですね」みたいなね
そういう状態なんですけども
ハデスはですね、気になって
ペルセポネをですね、
冥界に連れて来ちゃうんですよ
で、それで気付いた
デメテルお母さんがですね
「私の娘、どこ?」つってね
「えぇっ!? ハデスの冥界に?」
みたいな。ゼウスから聞いて
「ウッソォーっ!そんなの、おかしいでしょ!!」
つって、もう怒るわけですよ
「私に何の相談もなく
取ってくなんてヒドイ!!」つってね
「ハデスさんに言って!」つって
「兄ちゃーん!」
「ごめん、ごめん。ちょっと、なんかあの
色々、コミュニケ―ション不足で」
「むちゃくちゃブチ切れてるから
デメテルが」
「あのー、デメテルが怒ってるから、
もう帰してぇー」って言うわけですね
で、帰ってくるんすよ。ペルセポネが
だけど
「あーぁ、帰って来ました」
「私も何か、さらわれたような
感じなんですよ。ハデスさんにー」
みたいな感じで、帰って来るんだけど
「あぁ、良かった。向こうで何かおかしなこと
なかった?」って言う時にですね
「ごめんなさーい、でも、なんかあのー
これでも食べといてーって言って」
「あの、ザクロ食べたんですよ
ハデスさんに出された」
「まぁ、それをね、3分の1ぐらいちょっと
かじってしまいましたけども」って言ったら
「あぁぁぁぁぁっ!! もう
それ、絶対ダメなヤツーっ!!」って言うわけですよ
「冥界のものを食べたら、現世
戻れないのよーっ!」って言うわけですよ
これ、滅茶苦茶似てるでしょ?
イザナギとイザナミの話に
めっちゃ似てるんですよ
イザナミは、冥界にいって
黄泉の国で物を食べたから
もう、戻れないっていうストーリー
それと、ものっ凄い同じなんですね
「戻れないのっ!」
でも、違うところがあるんですよ
「戻れないのよ。それを食べたらー 全部食べたの?」
「いやだから、3分の1だけっ!!」
「あっ!3分の1ね。
じゃあ、3分の2は戻って来れると」
「どういうこと?」って
あの、時期的な問題と言って
「時期的な問題よぉー」って
「年間の内、3分の1はハデスさんの
冥界、いかなきゃいけないけど」
「その、3分の2は
こっち、戻って来れるからぁ」ってね
「もうー、まぁもう不幸中の幸いね。
3分の1だけ行っといで」って言って
3分の1だけ、冥界に行くことになるんですよ
この
豊穣と、その「穀物の神」の娘が
3分の1の期間だけ
冥界に行く間、もの凄いお母さん
悲しむわけですね
お母さんが悲しむと
穀物が採れないんですよ
これが、「季節の始まり」と言われてるんですって
不作の時期と、豊作の時期があるのは
実は、不作の時期に、娘が
冥界に行ってるからである、という始まり
面白いですよね
そういう話でいうと
『ポセイドン vs アテナ』の話があるんですよ
ポセイドンって、海の神だよね。
ポセイドン、海の神
アテナってのは、戦の神だよね
その、ポセイドンとアテナで
1回、喧嘩するんですよ
両方、勝気なんですね
戦の神と、この荒くれ者のね
海の神ですからね
ポセイドン、むちゃくちゃ
スサノオに似てるから
その後もめちゃくちゃ、暴れるんですけど
「オイ!」とか言って
その、海の近くの街がありまして
で、その街にですね
「ここ、俺の領域ですからねぇー」
とか言って、ポセイドンがですね
アテナが
「いや、私の領域でもありますよ」と
「おぉぉっ!言ってくれるじゃん!」
「弟の娘がよく言う.。なんだ
俺、ポセイドンだぞ!」とか言ってね
「いや、でも関係ないですから」
シャキーン!! みたいに言うんですね
「お前、勝気だなぁ。戦の神だからって。
俺は海の荒神だぞ!」って言ってね
「私、怖くないです」ってね
「じゃあ、民に聞きけば良いじゃないですか!」
とか言ってですね
「じゃあ、民に聞きましょう」つってね
「そうだなぁ、じゃあ人気投票やろうぜ!」
とか言うんですね。面白いですよね
「よし!えぇー、ここの街の民よ!」
「俺は、あのー、海のトップだからよぉ、もう」
「もう、海水、あげ放題!どうですかっ!」
って言うわけですね
「海水、あげ放題。ねっ、もう泉作っちゃって」
「海水がガンガン湧いて来るみたいな
泉、作っちゃうよ」
「海水、あげちゃう」とか言ってね。
「ふぅーん」とか言って
アテナはですね、「私は、オリーブの木よ」
とか、全然違う話ですよ
「オリーブの木って何だよ」
「オリーブって、凄いんですよ。
乾燥帯に強いですからね」とかって
そしたらね、民たちが
「へぇーっ!」とかって。「いやぁー」
「いや、それは、やっぱ、オリーブっすね」
「何でだよ、海の水、欲しいだろう?
お前ら、水分欲しいだろう?」
「いや、水分は欲しいんですけど、
海水、飲めないんっすよ」
「そうなの?」とか言って
「知らないんっすか」
「ポセイドンさん、知らなかったんすか
いや、塩っ辛くて飲めたもんじゃない」
「でも、塩大事じゃない」
「いや、でも塩よりは、オリーブは
凄い良いんですよ」って言って
その、ギリシャの地中海地方に
オリーブがもの凄い増えたのは
アテナとポセイドンの闘いで
アテナが勝ったからだと
それで、この地中海を支える
主要な植物は、オリーブになった
オリーブはオリーブオイルにもなるし
オリーブとして、普通に食べれるし
その後ね、油が石鹸とかにもなると
何にでも使えるねという、丈夫な木
オリーブが広まったと
で、このオリーブを広めた中心の街
「アテナさん、ありがとう。アテナの領地です」
っていうことで
そこが「アテネ」になったそうなんすよ。
面白いっすよね。オリーブとか、アテネとか
季節とか、肉とか、火とか
最初の土地と、価値観と
善悪とか、災いとか、希望とか
それから、町の名前
主要な町の名前
そういうのも全部、ここの
ギリシャ神話で出来たんですよと
いうお話が、広まるわけですね
そうこうしてる間にも
ゼウスの浮気は、止まらないんですね
この、レトっていう人と浮気して
アポロン、アルテミスっていうね
その、双子を生んだり
マイアと浮気して
ヘルメスっていう、あの「エルメス」ね
あの、高級ブランド「エルメス」ってあるでしょ?
あれは、ヘルメスって神様から取ってるんですよ。
このヘルメスが、良いキャラしてるんっすよ
この、 ヘパイストスも面白いんですけど
ヘルメスもむちゃくちゃ面白くて、頭イイんですよ
これ、「vs アポロン」っていう戦があって
アポロンってのはね、もの凄く
結構ね、太陽神なんですね
だから、ゼウスとかなり似てるんですよ
だけど、全知全能ではないけど
光の神で、結構バランスがとれてるんです
イケメンですし、いろんな能力あるし
光があるし、凄いんだけど
そのアポロンからですね、ヘルメスがね
ヘルメスってのは、「商売」とか
「メッセージ」とかの神らしいんですね
頭がイイんですよ。凄く
アポロンから牛をですね
ヘルメスは、盗んじゃうみたいなあるんですね
牛を盗んで
「オイ!ヘルメス。お前、牛を盗んだよなぁ」
「あっ、あぁでも」とか言ってる時にですね
「ゼウスさんには、言うからなっ」
とか言ってですね
「アポロンを舐めるなよ。俺はゼウスに
一番近いんだ。言うからな!」とか言って
「でも、そんなの勘弁してくださいよぉーっ!」
って言うんですけど
それで、あのゼウスがですね
「ホンマに盗んだの?」とか言うんだけど
めちゃくちゃ、口が上手いんですよ。ヘルメスが
「いや、でも、こうで、こうで
こうじゃないですかぁ。ゼウスさん、どうですか?」
「うーむ、コイツ、絶対盗んでるけど
めちゃめちゃ口上手いなぁー」て思うんですね
「こいつ、色々使えそうやなぁ」つってね
「まぁ、許したれやぁー」とか言って仲裁されて
で、そこからですね、色々あって
ヘルメスは上手いことやってですね
牛をもう一回、奪い返されるんだけど
最終的にはですね
アポロンの気に入りそうなものを
もう一回あげて、牛を貰っちゃうみたいな
無茶苦茶、頭の良いところを見せてですね
ゼウスに気に入られて
その後、何していくかっていうと、ヘルメスね
いろんなところに出てくるんですけども、基本的には
ゼウスの「浮気の尻ぬぐい」しに来るんですよ
「アカン!ヘルメス。ちょっと
上手いこと言っといて」とか
「ヘルメスでーす」ってね
「いやいや、こうして、こうして
こうですからね」とかって
「上手くまとめときましたから
言っときましたらかね、ゼウスさん」とか
そういう役割なんですよ
あのブランドのエルメスからすると
凄い、意外なんですけどもね
結構、コミカルな立ち位置で
いろんなところで調整してですね
「また、ゼウスさんの浮気の後始末だ!」
とか言って、やるわけですね。
これも面白いですね
そんな中、人と交わっていった時に
「英雄」が生れると
その後のですね、この『英雄の物語編』の
もう、ホント主要な人物
全部、ゼウスの子どもなんです
この『ペルセウス・ヘラクレス編』も
ペルセウスも、ヘラクレスも
ゼウスの子どもなんですよ。
人と交わってるんですね
そして、この「トロイア戦争」の
元になったヒロイン
その、女性をですね
奪ってしまったがために、ギリシャとトロイは
戦争になったという、ヒロインも
ゼウスの子どもなんですよ
その子どもたちを生む為にね
人間と交わる時にですね
必ずですね、変身をするんですね
あの、ハトにも変身したでしょ?
「私だ!」ってなったでしょ
あれと同じようにですね、ダナエっていうですね
なんか、囚われの女の人がいたんですね
囚われてたんですよ。中に
「私、外に出させて貰えないの。ダナエです」
って言った時にね、ザァーッ!!って
黄金の雨が降って来て
「えっ!?なんか雨が」
「何か雨が、窓の中に入ってきた
えっ!?なに この黄金の雨は何?」
ヴォン!!!「私だ!」
「ゼウス様!!」
「あなただったのね」
「暇を持て余した」
「最高神の…浮気!!」
っていうね。そういう
「凄い!そうなのね」つってやるわけですね
で、アルクメネっていう女の人と
やる時はですね
まぁ、やるっていうか
まぁ、そういう、あの ははっ
不倫をやる時はですね
今度は、アルクメネの旦那に化けるんですよ
ズルいんですよね
逆に、それでいけば良いんじゃないの?
って思うんですけども
旦那に化けてね
気づいたら生まれてたヘラクレスとかね
あと、白鳥に化けてね
私だったっていうね。「あっ、ゼウス様」ってね
それも、あのー、化けて
ヘレネを生む、と
化けて、化けて、浮気をしまくって
人間と交わってできた英雄たちが、後に
『英雄の物語』になってくる
それは、すべてゼウスの子どもたちなのであると
いうところに、つながってくるわけなんですよ
いろんな恋愛をしています
いろんな神が、いろんな世界を創りました
そんな中でも、人と交わって生まれた
ゼウスの子どもたちが
後に、とんでもない運命をギリシャで
巻き起こしていくことになります。しかし、それは
また、別の話!ベベン
ということでございます
面白いですね
基本的には、ゼウスという主人公が
主人公になるまでと
なってからの、いろんなラブコメディ
そして、その後に
生まれてきた人との間のゼウスの子どもたちが
後に英雄になっていくという
大枠を知っていただいたでしょうか。
面白かったですね
はぁーい!! では
次の授業ではいよいよ
『英雄の物語編』をやっていきたいと思います
これも、面白いっすよ
みんなが知ってる、あの話あるよ
メデューサ
見たら石になるパキーン!!
「メデューサとの戦い」とか
迷宮にいる。迷宮にいる、あの
ミノタウルスっていう
牛の顔をした奴がいて
そいつを倒す話とか
あと、「トロイの木馬」とかあるでしょ?
「デカい木馬がぁぁっ!!」とかね。
あの話、全部ここなんですよ
メデューサも、ミノタウロスも
「トロイの木馬」もぜーんぶ
ギリシャ神話の『英雄編』の話なんですよ
その話、なんだっけぇ?って思い出せない方
次の動画を観れば、全部分かるから
ねー、全部つながって来るでしょ?
「エルメス」だってそうだった。
「ナイキ」だってそうだからね
ニケっていうね、勝利の女神からきてたりとか
もう、いろんなものが
ぜーんぶ、言葉がつながってくる
ねっ、面白い!
『古事記』と通じるところ
キリスト教と通じるところ
幾つ見つけられましたか
そこを色いろ、コメント欄に
書いていただければと思います
もの凄い、面白い話。
次も待っております
では、また!