【三部作】ギリシャ神話〜神々の物語〜ゼウス登場シーズン1 第2話

 

 

「ばぁーちゃん、やってくれるねぇーっ!」つって
テュポンvsゼウスが始まるんすよ
「テュポン強すぎるーっ!!」
グゥワァ ダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダン
うわぁー! テュポーン!
「ゼウス、いくんだぁーっ」つって
「キュプロクス叔父さん達の必殺技!」つって
ウワァ―ッ!! つて
「フルパワーいくぜ!」つって
「いかづち---っ!!」つって
ボン! バァァァァァァン!!
「ってか、飲む?」
なるわけですね
「ごめーん。飲むつもりなかったけど
飲んで……飲んでしまいましたぁー」
そしたら、「ほんっとに、もうーっ!!」とか言って
そう言ってる間に、次が生れるんですね
次男のポセイドンが生れるんですね
有名ですよね。このあたりはね
ポセイドンがですね。
「ポセイドンが良いかなぁ?」
「はぁーっ」つって
「今度こそー」
「ポセイドン来たぁーっ!! お父ちゃん」
あぁあぁぁぁぁ、ぁぅん、ゴックン
て、飲むんですね。
「オォォ!! 2度目!」つて
「ふざけんな!お前」
「全然、面白くない!その天丼
なんじゃそりゃ、お前!」
「飲むな!飲むな! 言ったよなぁ
私、飲むなって言ったよね」
「産んでも飲むな!って言ったよ」
「ああん……ぁっ、言ったけど
怖くてー、ピークに達してー」
「産む時はイケるかなぁと思ったけど
産まれた瞬間ピークに達して」
「もう飲んでしまいましたぁ」つって
「ホントにーっ」って。
で、3人目生まれるでしょ?
3人目、ポーン!産んで
「もう、これ本当だぞ!飲むなよ
飲むなよ!ほんとよ」
「分かった、分かった! 飲まないから」
バッ!グォルゴル。「飲んだ!3回目!」つって
もう、アンガールズみたいにね
「3回目!」なって
「お前、本当に」つってからに
5人、連続で飲んじゃうんですね
……ん…ほんともう……ダメですわ、もう
もう、ベビードリンカーですわぁ
分かんない……
その言葉、無いですけども
赤ちゃん、5体も飲んでしまいましたからね
「もう、どうしよっかなぁ、次」つってね
もう、レアも考えるわけですね
もう、絶対!子ども欲しいと
だけど、絶対!飲んでしまうと
絶対!産みたい私と
絶対!飲みたい旦那がいると
この矛盾の戦ですと
産みたーい。アイツ、飲みたーい
なんなん、アイツ!飲みたい、飲みたいって
「変態がぁー」とか言ってですね
「よし!産んだろーっ!」つって
「次、思いついたぁーっ!」つって
6番目に生まれた最後の子どもが
ゼウスなんですよ
それで、「よっしゃ!次こそは!!」
思い入れ深いですよ
「ゼウス、ゼウスと名付けよう」
「よし! 産まれたぁーっ!」って
言った時にですね
「オゥ!生まれたんかぁー」
「うん、生まれた、生まれたぁ」
「見せてくれぇーっ!」
「飲むなよ!」
「飲まへんからぁー」みたいな
「あなた、はーい」
「あぁぁ、6人目ゴクン!!」飲んだんですよ
飲んだんですけど、これね
レアがニッコリ笑ってるんです。へっへっへっへっ
「あはっ、また、飲んでもうた!」
「あぁ、もう 何してんのよー」
とか言いながらですね、実はですね
これはね、欺いていたんですね
実は、絶対に飲む!って
分かってたからですね
この、布にくるんでですね、こう
渡したのがですね、赤ん坊じゃなくてですね
石を渡してたんですね
いや、気付かない?
それぐらいパニック状態ですね
ウラノスも、いや、クロノスもね
「もう、アッカーン」
渡されたら飲む、っていうね。
産んだら飲む、ね。
あの、育つ前に飲むっていうね
そういうことになってまして
それで、ゴクーン!飲んで
「わぁーっ! また、飲んじゃった!」
「今回、結構……あの、ボリュームあるね」
とか言って
「なんか、もう……胃が、もたれるんですけども」
「気のせいよ!」とか言ってね
それからね
こっそりゼウス、育てるんですよ
「ゼウス、あんたはね」
こっそり、育てるからぁーっ!」つったら
「なんやー!」とか言ってね
家でこっそり、猫を飼うみたいな感じですね
こっそり、ゼウスを育て
このゼウスの出自、知らないでしょう?
ゼウスはですね、親父に飲まれる恐怖からですね
逃れてですね
こっそり育てられるんですね
そしてですね、ゼウスがですね
ちょっと、大きくなってですね
「かぁちゃん、何?話って」
「あんた、私が常々言ってることがあるよね」
「うん、分かってる」と
「非常に悔しいんでしょ?」と
兄ちゃん、姉ちゃん 居るはずだったけど
俺、一人っ子
「何で!5人、親父が飲んだから
そういう事でしょ? 俺、何回も聞いてるから」
「そうなのよ!どうしてくれよう
もう、どうしてくれよー」
「もうね、お父ちゃんだってね
色いろ苦労したのよー。なんかぁ。」
「その、鎌で切り落として、云々とかね」
「だけど、あんた。あんたもちょっともう
何とかしてくれんかなぁ」つって
「分かりました」
「俺、何とかします。ゼウスです。」
「うーん」
「何か、良いのないっすかね」
つったら、レアがね
「薬あります」つってね
薬、持って来るんですね
はい。大体、母親からなんか貰うって
流れなんですね
鎌じゃなくて、薬貰うんですね
「うわぁ、何この薬。」ってね
「これ、飲んだらね、気持ち悪くなって
胃の中のもの、全部出すっていう薬」
「これ、大丈夫? 胃の中の物全部出すとかで
な……なんとかなる?
「兄ちゃん、姉ちゃん
まだ、消化されてないかなぁ?」
「私は、消化されてないと思ってる
なぜなら、神だから!」
「あっ、確かに。神、死なないもんね。
消化されないから、ずっと残ってんだ」
「オヤジ、凄いなぁ」って
「6体ぐらい、ずーっと腹の中で育ててたの?」
「どういう状況? 5体か。」
「そうよ。5体って、1石が入っててね」
「1石が入ってる。じゃあ
飲ませなさい」って言ってですね
ゼウスが、こっそり行くんですね。
「父ちゃん、起きたぁ?」とか言って
「寝てるぅー」とか言って
「グァー」ってね
「寝てるなぁ。よしよしよし」ってね
朝、朝起きたら飲む奴にね
あの、いつも飲むやつあるから
それに、ちょっと混ぜときますからね
とか言って、入れとくわけですね
「グガァーッ、あぁっ!」つって
「朝の一杯、いきますか」とかね
なんか分かりませんけど、飲むんですね
ゴクッ! グゥヴヴヴゥ……グヴヴヴゥ…
ヴゥァゥァゥズ!!
「あぁっ、めっちゃくちゃ気持ち悪い。」
「これもうなんか、二日酔いとか
全然、比じゃないやつや」
アァァァァッ!ゴボッ!ゴボッ!ゴボッ!
5体、全部吐くんすよ
で、育ってたハデスとかが
出てくるんですよ
プッアァァァァァァッ!!!!
フゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
ポセイドンが ボォォォォォァァッ!!!
5体出てくるんですね
ドゥワァッ!!「ヤッバイ!
出てしまったぁーっ!」って言ってから
この、ゼウス軍 vs クロノス軍が
戦うことになるんですね
凄いことになるんすよ
クロノスとかね、この
ウラノスとガイアの子どもたちはね
「ティタン神族」と言われるんですね。この時代が
まっ、第一世代ですね
が、生まれてるわけですね
まっ、第一世代がウラノスだとしたら
第二世代の神々でね
第二世代のいろんな神々
仲間がいるわけですよ
クロノス軍 vs、このゴボゴボ出てきた
このゼウス軍の戦いになるわけですよ
ねぇ、そんな中
「ゼウス!あんたは、この地底にいた」
「キュクロプスとか、ヘカトンケイルとか」
「いろんな奴らを仲間にしなさーい!」って言われて
実はですね、クロノスは
ウラノスをやっつけたんですけど
ここはですね、まだ
解放されてなかったんですね
「あんたが解放したったらええねん。
そしたら、仲間になってくれるからー」って言って
「分かりましたぁー」って
ワァーッ!行って
その「キュクロプスさーん」って言ったら
「何?あぁ、何。クロノスの」って、弟のね
「弟の子どものゼウス君やないかぁー」つって
「大きくなったね」みたいな
「伯父さーん、やっぱ、一つ目なんですね」
とか言って、ガチャーン!開けて
「ありがとう」って
ここをですね、仲間に付けて
クロノスをやっつける、というお話になるんですね
この時に、この、地底の者たちからですね
受けた武器っていうのがありまして
それが、ゼウスがですね
「いかづち」を使えるようになったのは
そこなんすよ
いかづちをですね、出す道具を貰ってですね
「もう、いかづちを使えるぞ!」ってね
バァーン!
後ですね、この
クロノスとレアの子どもね
5人いるんですけども
重要なのが、この
ハデスとポセイドンなんですよ
この、ハデスというは、闇の神なんですね。
「冥界の神」なんですね
で、ポセイドンってのが
「海の神」なんですよ
で、ゼウスというのが
「天界の神」なんですよ
この三兄弟が主人公
あれに似てない?
そうなの
アマテラス、ツクヨミ、スサノオに
むちゃくちゃ似てるんですよ
で、「闇の神、ハデスには」
「姿を隠すことのできる
見えなくなる兜を授けよう」と
「私はもっと、見えなくなる」
なるわけですね
ハデスがもっと、闇に紛れるわけですね
ポセイドンには、あの有名な
「三叉の矛」あるじゃないですか
あれね、あのマセラティとか
車のあの、マークとかにもなってるでしょう?
なんか海つったら
この「三叉の矛」持ってるね…人が出てくる
あれがポセイドンの武器なんです
それも貰ったんですよ
そん時、「三叉の矛を授けよう」
「あぁ、よしよしよし!」とか言ってね
この3体が中心になって
この、クロノスをぶっ倒すと
いうところが、まず
1個の戦争として、あるんですね
で、ここ ぶっ倒したじゃないですか
「ヨッシャーッ! 俺が統べるぅー!」
「ゼウス!」「ゼウス!」なるんですね
「俺たちは、第3世代でやっていくぞぉ―!」
「オォォッ!!」なった時にですね
次、ガイアが来るんですね
「私の可愛い息子、クロノスを」
「孫であるお前が
そんな目にあわすなんて!」って
ガイアがやって来るんすよ
「えぇっ!婆ちゃん!」と
婆ちゃんがオヤジの
仇、討ちに来るんですね
ガイアがですね
「アンタ、やり過ぎよ!ゼウス」ってね
「調子こいてんちゃうぞーっ!」
つってですね。ガイアが
「元祖の力、見せたるわーっ!!」つって
最初の婆ちゃんですから
もう、私が私。元祖やからね!
もう、ウラノスはね
ちょっと色々あってから、元気ないんだけども
それ以降、元気が無いんだけど
「私は元気だからね!」とか言ってですね
その時に生まれた、タルタロスっていうね
闇の王みたいな、第一世代のその冥界の奴と
このガイアがですね、その交わってですね
とんでもないバケモノ生むんすよ
「見とけよーっ!とんでもないの
生んだるからなぁーっ」つって
ガイアとタルタロスが
交わって出てきたのがですね
最強、最悪の怪物
テュポンってのを生むんですよ
「ヴゥォィィァッ!!!」つって
もの凄いですね、数のですね
もう大蛇なり、竜なり
分かんない奴で巨大なんですよ
ヴゥェエエッ!!
こんなの、キュクロプスとか
ヘカトンケイルとか、目じゃない
もう、巨大なラスボス出てくるんですよ
「ばぁーちゃん、やってくれるねー」つって
「テュポン vs ゼウス」が始まるんですよ。
最後の闘い
テュポン vs ゼウス
ゼウスとテュポンの闘い もの凄い
スケールが壮大ですからね
うおぉぉっ!! 何もかも飲み込むテュポン
何をやっても食らわない うわぁぁぁっ!
「神々の力なんて、通じないよ!」
「あぁ、ハデス」
「うわぁっ、ポセイドン」
「うわぁぁぁぁっ!、何だコイツ!!!」
「テュポン、強すぎるぅーっ!」
グゥワァ ダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダン
「うわぁーっ! テュポーン!」
「ゼウス、行くんだぁーーっ!!」つって
「必殺技ーーっ!!」つって
「キュクロプス伯父さん達の必殺技!」つって
ウワァッ!つって
「フルパワー、行くぜ!」つって
「いかづち---っ!!」つって
ボン! バァァァァァァン!!
そのテュポンがですね
ヴワァァァァァッ!って しかし
テュポンを、そのいかづち
神のいかづちで
そのまま、息の根を止めるには
至らないのである
動きを…止めるに、過ぎないのである
みたいなね
ゥヴゥーーーゥルィ!!
「まだ、イケるぅーっ!」なった時にですね。
「じゃあ、イカせて貰うぜ!」って
言ってですね。ゼウスが
「最終奥義!」つって
「いかづちだけじゃねーっ!」つって
「ゼウス、最終奥義!」つって
ウワァァァァァァッ!!! って
何やったかっていうとですね
信じられないかもしれませんが
巨大な島をですね、落としてくるんですね
「ナンヤーッ!!」って上見たら
バン! 巨大な島が落ちて来てですね。
「島ごとぉーーっ!!」ってその
フリーザ 対 悟空の
最後の元気玉みたいなね。
「なぁ……私がぁーーーっ!!」
ドォーーーン!!つて
テュポンがですね
島に沈められるという
その島が、今も地中海に浮かんでると
言われるんですけども
「島落とし」というですね
最後のワザ
やっぱ、島ですね。もう
「島」単位に使っちゃうというね
あの日本でいうと、「淡路島、生んじゃう」
みたいなの、あったじゃないですか、ねっ。
そういう感じでですね
島を落としてですね
「ハァ、ハァ」とか言ってですね。
「あぁぁ、オラァ、やっただぁー!」みたいなね
「やったぜ!」みたいな
フリーザが死んだみたいになってですね。
「ヤッターッ!」って
その、「vs クロノス戦」「vs ガイア戦」ていうですね
えぇ、ベジータとフリーザを
やっつけてですね
それで、まぁ
ゼウス政権がなると
というところまで この
『天地創造ゼウス親子喧嘩編』なんですよ
凄いですよね。結局、運命どおりですね
お前も子どもにやられたな、と
いうことになるわけなんです。親子三代
もうその、オヤジを乗り越えて
権力を手に入れるというですね
王位継承のこの、血みどろの争いが
神話で描かれていると
いうブロックなんですね
さぁ、ゼウス!
もう、怖い者はありません
最高神ゼウス
もう、何もかもを統べていますから
天も地も統べていますし
もう、「全知全能」と言われてるんすよ
もう、頭も良いし
力も強いと。全てが集まってるね
この、ゼウスがですね
とにかくいろんな人と、子どもを生みます
もう、これ凄いんすよ。あのー
ヘラ、メティス、レト
マイア 、ダナエ
アルクメネ、レダ
これは、主要な元カノで
基本的には、もっといます
ワァァァァッてね
「私もゼウスさんと、色々ありましてね」という
感じがあるんですけどね
最初にですね、そのー
子どもを生んだのは、メティスというね
「思慮の女神」って
いわれてるんですね
あの、凄い
思慮深いそうなんですよ
その関係になって
生んだのがアテナなんですね
アテナ、有名なんですよね
「戦の女神」なんですよ。アテナ、はい
この、メティスとゼウスが
最初に生んだのがアテナなんですがぁ
この、アテナの時も
一揉めするんですよ
それが、この時と同じ揉め方なんですよ
クロノスの時を、やったでしょ?
その後にまた、予言を言われるわけですよ
「オイ!ゼウス」と
「お前も子どもにやられるぞ」って
言われるわけですよ
「ナニ!?」ってなって、生まれたのが
アテナだったんですね
「アテナ、生まれるーーーッ!!」って
メティスがなってる時に
「アカーーン!!」
これもね、オヤジとね
争えないんですよ。血は……
「アカーン!」 ブルブルブル 震えて
「どうしたの?」
「いや、俺怖いことあるーっ!」てね
なんかこれ、見たことあるシーンだなぁーって
レアがこうやって、見てるかどうか分かりませんけど
なんかコレ見たことある。イヤな展開、イヤな展開
これ、大丈夫?ゼウス、これ大丈夫?ってね。
「アカン!怖い怖い!怖すぎるぅーっ!!」
つってですね
今度はメティスごと飲んじゃうんですね
ゴボォーッ!って飲んで
「ウッソォー!!」
「オヤジ以上の飲み込み方ね」みたいな
飲む男です!みたいになってですね
「飲む家系なんです!」とか言ってね。
メティスごと、飲んじゃうんですね。
でも、それによってですね
ゼウスは、その後
思慮深さを吸収して、手に入れるという
非常にですね、都合のいい状態になるんですが
ただですね、アテナがですね
胃もたれ、大分するらしいですね
「ウワァッ!アテナがぁーっ!」ってね
で、それがまぁ、どういう状態か分かりますけど
あの、胃が痛いんじゃなくて
頭が痛いって言うんですね
「頭痛い!頭痛い!」つってですね
プロメテウスっていう
凄い奴がいるんですけども
この、プロメテウスっていうのはですね
後にちょっと、ゼウスと揉めるんですが
実はこのね、オリュンポス神族ではなくて
ティタン神族の末裔なんですよ
そういうこの、まぁ
オヤジの代の第2世代の末裔なんですけど
この、プロメテウスも
凄いある程度、力を持ってるわけですよ
その、プロメテウスがですね
「どうしました?ゼウス」って言ったら
「プロメテウスーーっ!! すまん!
ちょっとあのー、状況を説明するけども」
「あのー、メティウスが、あの
こうなってもうて、そのー」
「あーなったから、俺
ゴクンしてー、頭痛い!」つったら
「凄い、ザックリ!」って
「あのー、なんかそのー」
「あの、プロメテウス、頭…ちょっと
かち割ってくれないかぁーっ!」って言うんですね
かち割ってくれないか、と
俺の頭をかち割ってくれないか
by 最高神 なんですよ
「最高神、ゼウスからお前に命令がある!
俺の頭をかち割ってくださーい!」つって
「ホントですかっ!?」って
「良いんですか?」
「分かりました!」とかって、プロメテウスが
バァーン!かち割って出てきたのが
アテナなんですよ。ヴゥワァーン!つって。
生まれるんですよ。
ここから、パッカァーン!って
これもう神ですよね
アテナはですね、その 
美しく、強き戦の神なんですね。
それがですね、フル装備で出てきたそうです。
鎧と盾と剣を持って。
ヒュゥーーーン!って出て来てね
「通りで痛いわけですわぁーーーっ!!
あぁぁっ!」
あぁぁ、パカン!
閉じるんですね
最高神なんで、何でもありみたいなね
「あっ、閉じるタイプだったんですね」みたいな
あぁ、こういうタイプなんですね」みたいなね
「あぁ、そうですぅ」つって
「あぁ、ありがとうね」つって
メティスは、飲んで吸収しちゃったんですが
アテナは、生まれるわけですよ
後にですね、そのアテナは
オリュンポス…オリュンポス十二神っていう
12人の幹部の中の1人に
なるんですけどね
ただね、このメティスが最初の
子どもを生んだ神なんですけども
その、正妻ではないんですよ
正妻は、後に出てくるんですね
あの、色々浮気をしていて、まぁ
女遊びをしてたんですがぁ
この、ヘラというね。えー、神のことを
好きになるんですね。この女神のことを…
「オイ!ヘラー!」つってね
でも、ヘラは相手にしないわけですよ
「いや、あんた最高神やけど、全然浮気者だから
ちょっと怖い怖い!」つって
「もう、イイっす、イイっす。私は…」って
やってたんだけど
「何とかならないかなぁ」って言って
で、ある日ですね
なんかその、鳥に化けてですね
よくね、あのゼウスが
化けるんですけども
鳥に化けてですね
そのヘラの前に現れて
ヘラが可愛がってたら、あのなんか、
「なんか、可愛いね」とか言ってね
クゥクゥ とか言ってね クックゥ
「えっ!? どこから来たの?
最近、見ない鳥だけどもね」とか言って
クゥクゥ クゥクゥ とか言ってね
「うん…ん、あぁー」とか言いだして
「あっ!なんか、喋った!」つったら
ブゥォン! 「私だ!」
「あっ!ゼウス!」
「何してんの?アンタ!」つってね
「いや、ちょっと
こういう状況になりたかったもんでね」
「そんなやり方ある?
そんな能力の使い方、する?」
「あんた、ちょっと前まで島を落としてたのに
な…なに?鳩になって、こうなってるの」
「あのー、やっぱり、私と付き合って
欲しいんだけども」ってこうなって
「んんー、いやでもね
あんた、浮気者だからね」つって
「分かりました!
では、もう正妻に迎えたいと思います」
「もう、妻になってください!」
「まっ、そこまで言うんなら」
「分かりました。はい!妻にすんのね?
分かりました!じゃあ、イイよ」
って言って結婚するんですよ
だから、正妻はヘラなんです
これ、ヘラっていうのは
実はですね、「結婚の神」なんですよ
結婚の神なんですね
ですから、このね、あのー
ジュノーって、英語名だと
Juno なんですけども
それが June って6月の元になってて
ジューンブライドっていうでしょ?
「6月の花嫁」は縁起が良いってのは この
ヘラという「結婚の神」の名のもとに
結婚しているからと、言われるんですね
ところが、この結婚の神ですから
結婚したなら、浮気はするな
不倫は許さない、というですね
そういう一面がありまして
その後、ゼウスが
ガンガン不倫していくんですけども
それに対して、もの凄い
怒りを……鉄槌を下します
そしたら、ゼウスへの鉄槌は
基本下せないので
ゼウスと浮気した相手にですね
とんでもない呪いを掛けていくという
ゼウスの不倫と、ヘラの制裁という
恐ろしい夫婦が出て来ます
こ…これ、基本ですね。この後半の
『ゼウスとゆかいな仲間たち編』はですね
ゼウス、また不倫してました
ヘラ、それに対して
また、呪いましたというですね
それの連続で行われるんですね
はぁーい、凄いですよ
で、ココから生まれた子どもたちってのも
結構、個性的なんですけど
まず、生まれたアレスってのがね
これも「戦の神」なんですよ
かぶってない?ってまずね
「アレス」と「アテナ」、かぶってんじゃん!と
これもね、当人たち分かってるんですね。
かぶってんなぁー、キャラーつって。
アレス、男です
アテナは、女です
このアテナは、メティスの子どもなので、思慮深くて
正義のための闘いってものを
やろうとするわけですよ
アレスは、もっと気性が荒いんですね
ヘラも嫉妬深いんで
アレスは、もっと気性が荒いんですね
アレスは、「殺戮の神」なんですよ
ヤンキ―なんですよ。もう
「オォ!ぶっ殺しゃーいいんでしょう」
っていうのがアレスで
戦う!正義のためにっていうのが
アテナなんですよ
こうね、美しくて、兜を持ってね
だから、仲悪いんですね。あんまりね
「アイツのやり方は、私は
受け入れられない」みたいな
「アイツ堅苦しいよ!ぶっ殺しちゃえばいいんだよ」
みたいなね。アレスですね
で、またね。個性的な子どもを生むんすよ
ゼウスとヘラはね
もう一人生んだのはね
ヘパイストスってのが、生まれるんですね
ヘパイストスってのはね、この神々ね
美男美女が多い中で、美男じゃないんですよ
男なんだけど、不細工なんですよ
で、不細工に生まれたっていうのもね
別に良いじゃないですか
キュクロプスみたいなのもいるわけだから
可愛がればいいじゃないか!ガイアみたいに
って思うですけども、そうじゃないんですよ。
へパイストスを見て、ヘラはですね
「えぇぇぇっ!!」って言うんですね
「えっ、何か気にくわなーい!」って言って
へパイストスを捨てちゃうんですよ
「えぇ、私の子どもとしては、ちょっと
気にくわなーい」つって、捨てちゃうんですね
それで、ヘパイストスはね
その後、結構、いろんなストーリー生むんすよ
この、オリュンポス十二神の
一人に後になるんですけど
そん中でも唯一、「不細工」と明記されていて
その、恨みが強いんですね
母ちゃんに捨てられた!っていう
恨みが強いんですよ
この話とか面白いんですね
もう基本、いろんな小話の連続なんですけども
ヘパイストスはですね
その後、どうしたかっていうと
ヘパイストスは、不細工で
その、恋には、恵まれなかったんですよ
恋愛ではモテなかったんですけど
めちゃくちゃ、手先が器用だったんですよ
なんかね、そういう…そういう奴なんです
凄い。それで、鍛冶
刀鍛冶とか、その
「造形の神」になっていくんですね
物を作ってですね
「あぁ、よし!俺は、これの才能がある」
つってですね
段々、こう自分に
自信をつけていってですね
そしたらですね、ある日
ヘラ、お母さんに贈物をするんですね
「凄い。なんか、ヘパイストスから
贈り物が届きました」つって
「えっ!? なに?」みたいな
「あの子、不細工だから好きじゃない」とか言ってね
「お母さん、ちょっとあれじゃないですか?
開けてみたらいいですか?」
開けたらですね、もの凄い豪華な
黄金の椅子が届いたんですね
もう、ヘパイストスの
大傑作の「黄金の椅子」を母にってね
「えぇぇぇっ!! これ凄いじゃない。
私、あんな仕打ちしたのに凄い」
「良い子だったのね」みたいな
「こんな才能があったなんて、知らなかったわ」
「座ってみたらどうですか?
お似合いになると思います。」
「もうね、もうホントに もう
ゼウス様の王妃の、最高の、あれですからぁー」
「もう、そんなぁー」みたいなね
「座ろっかなぁー」なんつって座るんですね
すると、凄い細工が仕掛けられててですね
ガシャン!ガシャン!ガシャン!
ガシャン!ガシャン!「なにこれ!」
ガシャン!ガシャン!ガシャン!
「うわぁっ、動けない」というね
とんでもない物を
ヘパイストスがよこしたんですね
細工で、二度と
立ち上がれない椅子を作ってですね
「ヘパイストス
あーのー子、やってくれるわね」とか言って
もう凄い、凄い
「あっ!ヘラ様」
「ヘラ様、何ですか? この椅子」とか言って
「うわぁ、返品してちょうだーい」とかって
もう、とんでもないことになるんですね
で、来るわけですよ。
「ママ―」つってですね
「僕の椅子は届いたかなぁー?」とか言ってですね
「ヘパイストス、やってくれるわね」とか言って
「僕が不細工だからって
よくも、捨ててくれたよね」
「僕は、この力があるんだ」って言うわけですね
「あんた、何が望み?」って。地獄ですよ
本当にドロドロしてるんですよ
ラブコメディだからね
「何が望みなのーっ!アンタ」って言うんですね
そしたらね、実は
「愛と美の女神」っていうのがですね
アフロディーテっていうのがいるんすよ
めちゃめちゃモテるんすね
もう、とにかく恋多き女
もう、モテてモテてしょうがない
もう、いろんなイケメン漁り放題みたいな美女
アフロディーテてのがですね
「アフロディーテと、結婚したいなぁ」
って言うんですね
凄いこと言ってくるんですね
「アンタもうね、鏡見てから言いなさいよー」てね
「オイ!母ちゃんのわりに、酷いこと言うじゃないか
ママ酷いよー」とか言うんですね
「僕だってさぁ
僕はコンプレックスがあるからさぁ」
「その色々、恋愛してこれなかったわけだよ」
「これまで、ずーっと我慢してたんだから」
「アフロディーテじゃなきゃ、嫌なの!」って
言うわけですね
アフロディーテってのは凄いんですよ
アフロディーテってのは、実はこのね
ゼウスの子どもでもなければ
その、クロノスの子どもでもないんですよ
アフロディーテ、美と愛の女神
どこから生まれたと思います?
とんでもないんっすよ
基本的には、「ゼウス」という主人公が
主人公になるまでと、なってからの
いろんなラブコメディ
サァーッて黄金の雨が降って来て
「あっ、なんか雨が、何か雨が窓の中へ入ってきた」
「えっ、なに?
この黄金の雨は、なに?」
ヴゥオン!「私だ!」
「ゼウス様」
「あなただったのね」
「暇を持て余した、最高神の浮気」というね

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