【アメリカ大統領選2020②】日本への影響&菅新総理との相性は?(US Presidential Election) 投稿日 2020年9月14日 更新日 2020年9月20日 著者 nakata カテゴリー 授業 トランプの方とヒラリーの方で あの時、両方 嫌われてるって言われてたんですよね。 インテリから嫌われてるのがトランプで インテリ嫌いから嫌われてるのがヒラリーと。 そういう状態だった。 ところがバイデンはヒラリーほどエリート臭がない。 どっちかというとでも嫌われてない っていう人なんです。 だからいい。 マイナス点で言うと トランプより四つほど歳が上でね。 結構年いってるねっていうね。 だから大丈夫? っていう。 こっから2期やるっつったら 8年やるけど大丈夫? っていう。 ここがかなり問題ではあると言われているんですが こういう強みがありますね。 で、この国民医療保険なんていうのは まさに今、新型コロナで 医療に対するケア、もっとちゃんとしてくれ っていうところで言うとかなり追い風なわけですよ。 で、黒人差別問題においても マイノリティに優しいよっていう党ですから かなり、追い風なんです。 この状況が今、民主党の中道派に対しては かなり追い風に吹いている。 ここまでご理解いただけましたでしょうか。 でもそう聞くと、 トランプさん、おしまいですっていう そういう感じで思うかもしれない。 しかしトランプという人は なんとも侮れない人なんですよ。 これは、われわれ、ぼんやり見てると なんかわけ分かんないことやってる、怖い。 ツイートしちゃって激しい なんて思うかもしれないですけども 見る人が見れば、なんと計算高い男だ。 あのすべてが計算だったとしたら これ、侮れないですよ。 このトランプ、共和党保守派。 つまり支持基盤が農村部の貧しい白人 もしくはプロテスタント福音派といわれる キリスト教の伝統的な価値や アメリカ人の建国以来の価値観を大事にする保守派。 もしくはライフル協会ですね。 銃を持つという権利を アメリカ人は建国以来 文化として守ってきたんだと。 それはなんでか。 国家だけが武器を持ってたら いざというとき国家に歯向かえない。 個人も武器を持っとくべきだ。 これがアメリカ人の伝統だろという組織ですね。 この三つ。 なのでこの銃社会は、銃乱射事件とか ものすごい大きい犯罪も生むので ものすごい反発も得てるんですが、 政治家はなかなか言えないんですよね。 ライフル協会が大きいですから。 そういう大きい支持基盤を どうアピールできていくか。 これが政治家にとっては命脈なんですが トランプ、実はそこがむちゃくちゃうまいんです。 そこがむちゃくちゃうまいんです。 まず農村部に強い政治家って どういう政治家かっていうことが はっきり分かっています。 都市部のエリートに強い政治家というのは まずこういう考え方を持ってるだけじゃなくて 演説がうまい政治家です。 演説に行く政治家です。なんでか? 都市部だから政治家が行きやすいんですよ。 都市部というのはこの西海岸、 および北東部ですね。 西と東の端、このあたりは 民主党の支持基盤が強いと言われていますね。 ニューヨークがあったりLAがあったり サンフランシスコがあったり、 大都市があってさらに栄えてるんですよね。 そういうところっていうのは 演説行きやすいですよね。 だから地上戦と言われる、 そこに都市に実際に行って演説をするのは効く、 そう言われてきた。 じゃあ逆にどうか。 農村は空中戦が効くって言われてる。 つまり実際アメリカ、すごい広いですよね。 だって僕が一回シリコンバレー行って、 そのシリコンバレーの中で見学するよって言って 車で移動しただけでもう絶対やだっていう。 なんでこの会社とこの会社、こんな離れてんの? FacebookとGoogleこんな離れてんの? 同じシリコンバレーにあるのに車でこんなかかるの? アメリカめっちゃ広いじゃん。 あれ海でしょ、うそ、湖なの? そういう、日本人的には考えられないくらいの 国土の広さを持ってるんですよね。 このバカでかい国、アメリカのど真ん中 西部・南部なんていうのは 農村全部回ろうとか狂気の沙汰です。 だから元々は 新聞を制した人が強かったんですよ。 メディアですよね。 新聞からラジオになり、ラジオからテレビになり テレビからインターネット、 インターネットからSNS。 つまり農村部を制しようと思ったら SNSを制したらいいんです。 制さなきゃいけない。 だからツイートするんでしょ。 トランプがあんなにツイートするのはなんでか? 農村部の人たちにアピールするための 空中戦なんですよ。 つまり農村部にアピールしなきゃいけない 共和党からすると 最も必要なスキルをトランプは持っていた。 それが発信力。 SNSがものすごいフォロワーであり さらにその前は テレビ番組の司会もやってたんですよね。 そういう発信力の塊みたいな人間は 共和党の農村部、空中戦には うってつけなんです。 だからあんなにツイートしたら危ないよみたいな そんな日本の首相、あんなツイートしないよ みたいな思ってたら、 まだアメリカを分かってないってことですよね。 そのうえで軍事ですね。 これ何やったか。 メキシコとの間に壁を作るって言ってましたよね。 しかもその予算はメキシコに出させてやる。 案の定メキシコは予算を出してくれませんでした。 これ、当たり前なんですけどね。 そのうえで国防総省からの予算を使う といったんですけどもそれもなかなか 大きいお金が使えないですから ちょびちょびやってます。 でも壁はあるんですよ えっ? そうなんです。 壁って実はもうあったんです。 壁はクリントンとブッシュのときに テロのこととか麻薬の問題とかで メキシコとの間に壁ってもうすでに できてるものがあったんですよ。 トランプはそれをちょっと延長したんです。 ちょっと延長したことで なあ、公約守っただろってやるんです。 誰もわざわざメキシコの国境まで行きません。 メキシコの国境に国防総省の金使って 壁作ったんだぞって言えば そうなんだってなるわけですよ。 ただよくよく考えたら元ある壁、 クリントンのときに麻薬問題、 ブッシュのときテロ問題、 そのときに警戒心が高まって作った壁を延長した。 でもやってる感は出すんですよね。 そのうえで米軍の再編です。 オバマ政権が 軍備よりも福祉にお金を使ったために アメリカ軍の力は かなり弱まったって言われてるんですね。 だから世界じゅうの警察をやるっていうことは もう無理だと。 でもこれトラブルになったらどうすんの? 米軍強くなきゃっていうことで もう一回米軍を再編して 強くしたのはトランプです。 で、さらに外交でいうと 世界じゅうに、その軍を 主力を配置するというだけの パワーを使いたくないっていうことで 中南米に注いでるんですよ。 まさにメキシコとか。 地続きでしょ。 陸、近いでしょ これ、だからヨーロッパとか アジアとか中東とか、遠いから。 アメリカの最強の盾って遠さなんですよね。 とにかく遠いから、 第二次世界大戦だって第一次世界大戦だって 巻き込まれなかったんですよ。 ほとんど国土が巻き込まれなかったっていう 最大の防御がありますよね。 大陸丸ほど国家で、 この北米大陸丸ごと国家で。 そのうえでヨーロッパ、アジア、中東から めちゃめちゃ遠いっていう。 これが最大の盾でしょ。 だからそれを利用したうえで もうあまり外に打って出ずに 近い中南米に対してだけガード固めよ っていうやり方なんですよ。 で、これもやはり 移民に対して厳しくいくことで、白人、 農村部の白人から受けが良い。 特にこの西部、南部っていうのは 南のほうにありますから。 ここと移民との相性悪いということで、 そこにアピールすることができました。 じゃあ外交はどうか。 びっくりした事件が、エルサレムを イスラエルの首都に認定したってことですよね。 これ、宗教の動画とかも作りましたけど どえらい問題なんですね。 なんでかというとエルサレムっていうのは ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、 三つの巨大な宗教の 共通の聖地なんですよね。 だから「俺たちのもの!」 ってやったらものすごい反感があることは 間違いないにもかかわらず エルサレムをイスラエルの首都にする。 つまりユダヤ系の国家ですよね。 だからイスラム系の人たちが 黙ってないわけですよね。 どうすんの? と。 だってアラブと今まさにもめてるんですよ。 イスラエルとパレスチナがバチバチもめてて、 それでイスラム教とユダヤ教、 キリスト教っていうのがバチバチ揉めてる中で 「ここ俺たちの首都!」 なんてやって良いわけがないわけですよ。 それもアメリカの大統領が。 にもかかわらず、それした。 はい、矛盾点があると思いません? さっき言ったことと矛盾してるんですよ。 つまりアメリカは アジアや中東にはあまり手を出したくない。 中南米に注力することで 国防の費用を最小限に留めたい、 言ってましたよね。 なんで中東に首突っ込むの? だってもう石油問題でも もうあんま関係ないんですよ。 なんでかというとシェール革命によって アメリカは世界最大の産油国になったから。 石油が自国で作れるようになってから 中東の石油利権に関しては あまり追及しなくなってる。 じゃあ何でやったか? これは実はここなんですよ。 プロテスタント福音派に対して アピールしたって言われてるんですよ。 プロテスタント福音派っていうのは 元々、プロテスタントっていう アメリカの一番でかい宗教の派閥の中で 一番保守的なんですよ。 キリスト教の原理的なもの。 それはつまり、聖書に載っていることは全部正しい。 だから進化論とかそういうのを認めたくないし、 中絶。 妊娠中絶に関しても絶対認めない。 同性婚も認めないっていう 強烈な キリスト教の中でも価値観を聖書に 一番置いてるっていう、 そういう人たち。 これがものすごく プロテスタントの中でも台頭してきたんですね。 その人たちの票っていうのは大きいんですよ。 ここが喜ぶのが イスラエルに対して歩み寄ることなんです。 キリスト教とユダヤ教は違うんですけども キリスト教とユダヤ教の聖書っていうのは キリスト教において一緒なんですよね。 旧約聖書っていうのはユダヤ教の聖書なんで そこに書いてあることも正しいんですよ。 正しくなきゃいけないんです。 つまりあの土地は ユダヤ人たちのものでなければいけない っていうものを信じてるのが プロテスタント福音派なので そこに配慮した。 だからそんなのトランプやったら、 絶対裏切らないですよね。 プロテスタント福音派。 そのうえでさらにトランプがやっているのが 中東に手を出したのが イランの軍事指導者であるソレイマニを 無人戦闘機で殺害したという。 そこまで介入する、と。 中東に手を出したくないって言っときながら イランの軍事指導者を ピンポイントで殺害するんです。 これ、なんでか? これもイランと対立しているイスラエルに ご褒美という。 歩み寄るためなんですよ。 つまりここでバッチバチに プロテスタント福音派を取りに行ってるんです。 農村部、プロテスタント福音派。 そこをしっかり取りに行く。 これってなかなかできるようで、できないですよ。 だってむちゃくちゃ批判されますからね。 むちゃくちゃ批判されるから 共和党保守派といえど、できないということを バキバキにやってのけたんですね。 だからぼんやり見ていると 何やってんだよ、と。 メキシコとの間に壁作るって言ってみたり そのうえで軍事を もう一回軍事力を高めるって言ってみたり かと思えば、何? 中東アジアのことは勝手にやろう って言っておきながら 中東には、イスラエルには寄ってくるじゃないか。 何やってんだ。 次の選挙、受かりたいです。 ここに勝つために やれることを全部やってきたんですよ。 だから4年間トランプは しっちゃかめっちゃかなようでいて 全くぶれてないんです。 次の選挙に勝つために、 自分を支持してる層が 一番喜ぶことをやってきたんです。 ぶれてないんですよ。 で、このトランプ大統領が次にやっているのが 連邦裁判官に保守的な人を呼ぶってことなんですね。 州の裁判官は州で選ぶんですけども 連邦裁判所の連邦裁判官は大統領が選ぶんです。 だからそこでの判決は 価値の問題に加わりますよね。 つまり中絶OK 同性婚OKになっているものを 覆す裁判も出してやるぞ、と。 そうすることによってやはりプロテスタントや プロテスタント福音派、ここに 訴えかけていく。 国家大事、保守派。 国家大事、伝統大事っていうほうに ものすごくアピールする連邦裁判官を選びました。 こういうのもやってます。 だから全部、トランプ、ぶれてないんですよ。 だからこの新型コロナと黒人差別の問題がなければ ものすごい票固めをしてた4年間だったんです。 侮れないんですね。 そのうえで、じゃあでもバイデンが有利なんでしょ。 じゃあもう勝つんじゃない? でもまだ分かんないって言うんですよ。 これが、このアメリカの地図が 見えてますかってことですね。 この西海岸、北東部に関していうと やはり民主党が優位だろうと。 で、追い風もあるから かなりここは取れるんじゃないかと言われている。 で、西部・南部でいうと やはり農村部でありプロテスタント福音派。 で、ライフル協会に関しても、 銃は規制は進めないぞという方向でいくので ここも取れるだろうから 西部・南部はいけるだろうと。 ただ、激戦区っていわれてるところなんですね。 それがこの中西部なんですね。 この中西部、五大湖とかのあるあたり。 ラストベルトっていう地域があるんですよ。 ラストって最後のじゃないんですよ。 錆びたっていう意味。どういう意味か? かつては工業地帯として賑わってた。 自動車工場とか、 そういう工業地帯として賑わってたけども アメリカの工業部門っていうのが 今、ITでものすごいいってますけども、 工業が主の産業じゃないでしょ。 もう、つまり 錆びついちまった工業地帯ってことなんですよ。 景気があんまり良くない工業地帯。 ここに、だから不満を抱えた労働者の人たちも いっぱい居るわけですよね。 ここの層は、 本当に優位なことをやってくれるのか どうなのかっていうので かなりそこで変わってくるんですね。 状況によっても変わってくる。 つまりこの中西部に激戦区の州が多い と言われています。 で、この激戦区の州を 重点的に今、回ってるのがトランプなんですよ。 あの空中戦が得意なトランプが 地上戦をゴリゴリに頑張ってるんですね。 じゃあなんでバイデン頑張んないの、と。 バイデンは医療的な観点から 密になってはいけないということを守って あまり演説に行かず、 オンラインで頑張ってるんです。 それに対してトランプが 関係あるかいということで ここの中西部の激戦区に行って、 バイデンはあなたたち、 この州の人間を軽視ししている。 来てないじゃないかっていうことを ボロクソ言ってるんですね。 で、悪口もかなり言ってるんですね。 このバイデン、ジョー・バイデン っていうんですけども バイデンはもう完全に俺よりも年上でジジイだって。 四つしか違わないんですけど ジジイだって言うんですね。 で、バイデンは副大統領時代に ちょくちょく失言もしてたので ジジイでちょくちょく失言するのも ボーっとしてんだろうっていうことで スリーピー・ジョーっていう、 寝ぼけたジョーというあだ名をつけてるんですね。 あのスリーピー・ジョーはまた失言犯すぞ。 そのうえで福祉に力を入れるだなんて言ってる。 じゃあどうするか? 増税するぞ。 いいか、バイデンを選ぶってことは 増税するアメリカを選ぶっていうことだ。 福祉に力を入れて軍事費を削るぞ、あいつは。 そしたらアメリカの軍隊が弱くなる。 警察が弱くなる。 そうなったら今起きてるデモとか、 そういうもので犯罪が起きたときに 誰が取り締まるんだ? バイデンは増税で完全に不景気を呼びます。 不景気と治安の悪さと弱い軍事。 弱いアメリカとぐちゃぐちゃな ぐちゃぐちゃなアメリカを バイデンを選ぶということはそういうことなんだぞ。 なんでバイデンを信じるんだ、 来てないじゃないか。 この州に来てないぞ、お前ら、あいつを信じるのか。 もうボロクソ言うんですね。 これによってバイデンとトランプが 激戦区をどう制するのか、 まだ予断を許さないと言われてるんですね。 このポイントからじわじわ、 トランプが復調しているという情報も 日に日に入ってます。 さあここからが面白いですね。 さあこの状況下の中でバイデンが トランプ政権がやり過ぎただろうという怒りを くみ取れるのか。 それともくみ取らせないのか。 ここですね。 ポイント、面白いのが、 トランプは元々、自由主義の 自由競争と国家主義 これを求めてきているんですけども 今どこに訴えかけているかというと こっちなんですね。 実はこの斜めのラインだけ言ってましたよね。 じゃあ大きい福祉と大きい国家を求めてる人たちって こういう人たちはナショナリストって言うんですよ。 国が全部やってほしいし国が大好きだっていう。 国、国、国っていうのがナショナリストですね。 逆に自由に競争して 自由に生きればいいじゃんっていうのが リバタリアンっていうんですね。 このナショナリストとリバタリアンは正反対です。 正反対です。 国家の考え方だよ、 日本人とはどういう人か。 で、日本のために国家がっていう人と いやいや、自分の力で生きればいいじゃん、 自由に生きればいいじゃんっていうのは もう真逆ですから、ここバチバチ。 このリバタリアンとナショナリスト、 動きが変わってきています。 このナショナリストは福祉を求めて 民主党に歩み寄ることがあったんですが この国家の価値観を 強く打ち出している共和党が ここを取り込みに来てます。 だからトランプは このナショナリズムってものを煽って ナショナリストを取り込もうとしてますよね。 アメリカとは、と、アメリカとは、で、 おう、来い来い来い来い来い来い、と。 こっちに来い、と。 逆にトランプ政権から今離れてるのが リバタリアンなんですね。 リバタリアンは自由な経済が好きなので 民主党の福祉国家は あまり好きじゃないということで 共和党支持だったんですが このトランプのやり方に対して これはちょっとナショナリスト取り込んでいる っていうことで逆いってるなということで リバタリアンが共和党から離れて 民主党を支持するという動きにもなってきている。 さあそんな中、 この激戦区、どう制するんだ。 これはまだまだ予断を許さない。 このラストベルト、中西部だけでなく 西部・南部の下のほう、サンベルトっていう 移民が多い地域も激戦区という場所が 何州かあると。 この二つの激戦区をどっちが制するのか。 で、激戦区っていわれてる州を どっちかしっかり頭に入れてて その1州がこっちに行った、1州がこっちに行った、 ここが一番面白いところ。 だから激戦区、絶対頭に入れておいてください。 それでニュース入ってきたら、 うわ、激戦区がこっちに、あっちにっていう、 その時期、 この11月の時期がものすごい面白いですから。 で、どう面白いか。 日本に対する影響もかなり大きいってことですよ。 さあこれ、どうなるか。 先ほど言いましたけども このトランプ大統領と安倍首相、 元々ものすごく路線が似てるわけですよね。 国家主義的で競争主義的なわけですから かなりガッチリと、 やり方を一にしてたわけですね。 で、今、総裁選、最中ですけれども おそらく菅さんだろうという動画、 私UPしましたよね。 で、菅さんが言っているのが 安倍路線の継承なんですよね。 で、まさに自民党において こっちの福祉系のことを言ってるのは 野田聖子さんぐらいで、 基本的にはどの人も競争主義、 小さい政府いってます。 で、菅さんは安部さんの下に居るときは かなり国家寄り。 だけど菅さん自体はこの価値の問題に関しては あまり重要視してないというルーツがあるので もしかしたら少し真ん中のほうに戻るかもしれない。 そこも継承するかもしれない。 なので、いったらこのあたりで うろうろするだろうと。 ということだったとしたら 菅政権になったとしても トランプ政権との相性は良いわけなんですよ。 これ、分かりますよね。 じゃあこれが逆にバイデン政権になったとしたら。 バイデン政権としては トランプ政権と仲の良かった流派の方々ですよね、 というかたちになるので 今までとは違うやり方を求められる。 今までとは違う要求を 突きつけられるかもしれない というふうに思っている。 なので日本の政府関係者は どう考えても今、 トランプ政権になってほしいと考えているだろう。 そういうふうに読むことができます。 なので基本的にはメディアの情報とか 政府の発表的なものでいうと トランプのほうからの視点っていうのが 大きくなることが予想されます。 ただ、どっちが良いか分かりませんよ。 トランプ政権、バイデン政権、 どっちが良いかっていう問題は個人の問題ですね。 ここはね。 いやいや、だってアメリカでも 同性婚とかそうでしょ。 だってこれ同性婚とかやっぱり駄目、 人工中絶も絶対駄目ってなった場合、 日本でのマイノリティの人たちからしても ええ、と。 だったらトランプ政権続くんだったら 日本でも同性婚ってのは なかなか厳しいのかな、とか。 なかなかマイノリティに厳しいかな という時代が来るかもしれない。 だけどそうじゃない未来になったら アメリカの影響を多分に受ける国家ですから、 日本は。 だからバイデンのようなルートで 日本もじわじわ こっちの政治家が増えるかもしれないな。 それがうれしい日本の国民の人も居るかもしれない。 なのでまずは皆さんが何を考えているのか。 福祉大事ですか? 強い日本が大事ですか? そういう個人が大事ですか? 伝統が大事ですか? この中で自分がどのあたりに居るのかな というのを見つつ、 今ナショナリストに近づこうとしてる 共和保守なのか、 リバタリアンが歩み寄っている民主中道なのか このどちらに近いのかと思えば バイデン、トランプどっちを応援するか ってのが決まってくるわけですよ。 そうなると面白いですよね、11月。 どっちが投票、取るのか。 そのうえでこのアピール時期で、 この後何が起こるか分かりませんよ。 スキャンダルとかもね。 ネガティブキャンペーンも連続していきますから そういうところを見て 楽しむといいんじゃないでしょうか。 このアメリカ大統領選が いよいよ自分のものとして楽しめる、 そんな時期が来たんですよ。 全く勉強してなかったところから もう解決しましたね。 そうです、もうスケジュールも分かった。 民主党中道派だからね、バイデンは。 合言葉はこれ。 では、また。 この記事を書いた人 nakata 記事一覧