韓国や北朝鮮という国は
どういう成り立ちなの?
どういう歴史を経たの?
という事を今回ガッツリやります
同じ国だったわけじゃないですか?
38度線で分かれた
それだけ
それ以降、どうなった?
ぜんぜん違う国になった
同じ民族だ
どうも!中田敦彦です
さぁ、さっそく参りましょう!
エクストリーム現代社会!
朝鮮半島現代史編!
韓国!北朝鮮!
ありがとうございます
さぁ、まずはお伝えさせて頂きたいと思います
中田敦彦のYouTube大学
登録者
90万人突破致しました!
ありがとうございます!
ありがとうございます
えー、一つの目標であるところが 100万人登録者に
もうすぐということで
本当にありがたいなと思っております
その上でですね
前回アップ致しました日韓関係
これがですね非常に注目頂いて
というか
前編に至っては
もう完全なる炎上のようなですね 状況になって
バッドボタンがですね
史上初ですね
グッドボタンを上回る数付く
というほどにワーッとこう
なったわけなんですけれども
その上でね、僕自身もね かなり
やっぱりそうなんだと
非常にこう…
センシティブな問題なんだから
エクストリーム授業向いてないんじゃない?
一冊だけの紹介は逆に違う情報を
あの、印象を与えちゃうんじゃない?と か
いろんな議論があったんですよ
そんな中で
わかります
それ非常にわかります
で 、そういういろんな配慮を
しなければいけないからこそ
テレビはこういう話題を
どんどん扱えなくなって行ったわけじゃないですか?
ですよね?
そんな中でYouTubeで僕がやってきたことっていうのは
もうこのスピードで
この話術で
もうとにかく本を参考に
どんどんどんどん
教えていく
知る切っ掛けを作る
そういうことでやってる
そう、だとしたらですよ
至らない所とか
逆にそのまぁ ミスってしまうところ
言い間違えとか
単純なミスいっぱいありますし
その上で
対立する意見もあるわけですよね?
そういうものはコメント欄で
ぜひ書いて頂きたいですし
それに関して僕ね
削除するしないって問題
カジサックさんとも話したんですけれど
削除しないことにしました
はい
ただここでお願いしたいのは
コメント欄でなるべく削除しないよというのは
あくまでも建設的な意見の交換に限り
とさせて頂きたいんですよ
やっぱりこういう問題ですと
いろんな考え方の人がいますから
かなりですね
ヒートアップしてしまう方もいて
まぁ非常に人を傷つけてしまうような物言いですとか
失礼な物言いですとか
ちょっと差別的な発言ですとか
そういうのもですね
往々にして含まれてしまったりするんですね
ま、何々人はこうだとか
何々という会社はこうだとかね
そういう物の言い方というのはどちらかというと
差別的と判断されることが多いと思いますので
そういうコメント欄に関してはなるべく
フィルタリングしたり削除したり
ということはするんですが
対立する意見とか
そういうものの提案に関しては受け入れながら
それごと含めてコンテンツであると
これも動画を見て頂いて考えて頂き、しかも
コメント欄も見ていただいて
色々検証していただくというツールで
まい進していきたいなと
そう私、思っております
そんな中で、まだまだ
韓国・北朝鮮についての情報が欲しいというですね
ご要望を頂いたので
日韓のセンシティブな問題
行きましたよね?
従軍慰安婦問題 竹島問題 徴用工問題
色々ありました
その上で北朝鮮は北朝鮮で、ミサイルとか
核兵器とか拉致とか色々な問題があります
そういった日韓の関係性を押さえた上で
じゃ、その韓国や北朝鮮という国は
どういう成り立ちなの?
どういう歴史を経たの?
という事を今回ガッツリやります
はい
そのガッツリやることでですね
あ、なるほど
そういう成り立ちの国なんだ!
というのが分かるとともに
反日感情の由来が
理解出来るのではないかと
私は思っています
反日感情
っていう言葉怖いですよね?
まず反日という言葉自体が怖いじゃないですか凄く
「反」しないで
「ウェルカム」して頂戴と
ねぇアンチジャパン嫌でしょ?
ウェルカムジャパンにして欲しいじゃないですか?
だけども
どうやら
国民性というよりはですよ
その国の成り立ちや歴史から
そういうものが醸成されざるを得なかったのではないか
ということが明らかになっていきます
その国 固有の
論理
考え方
そういうものを理解出来る
授業になるのかもしれません
それでは早速参りましょう
前置き長くなって申し訳ない
行きましょう!
まずですね
日本が日韓併合で
統治していたという話
その前から話してくれよというですね
お話が前の「日韓関係」の時にありましたので
そこから話ますと
えー、その前も色々とあるんですよ
高麗とかね
そのいっぱいあったじゃないですか?
色んな国があって
高麗があって
コーライって言葉が
コリアの語源なんですよ
これ意外と知らないですよね?
高麗という響きが
コリアになっていったというのがあります
で 高麗とかね
1回あのモンゴルの元がね
全部を支配していた時代もありました
元に支配されていた時代もあります
そんな色々があって
ある時 李氏朝鮮という
朝鮮半島でですね
まぁ最後の統一王朝が出来るんですが
そこの王朝はですね
中国で言うところの「明」
及び「清」ね
明の時にですね
朝貢を行いまして
属国として
まぁ言ったら、ちょっとね
まぁそのなんだろね
上下関係の上で服属しますよ
という関係にあったわけですね
明が清になってもそれは続いていた
ということなんです
李氏朝鮮というのは清の属国として
まぁそこに統一王朝があったんだという
時代がありまして
それがかわったのが
日清戦争だ
ねぇ
まさかという言葉が正しいかどうかはわかりませんよ
ただね
日本が眠れる獅子と言われていた清に
「勝つ」ということは
世界的にもちょっと驚きの現象だったわけですよね
あの後で日清・日露というのはですね
早めに
明治維新が起こって近代化してたわけですよ
西洋化していたわけですよ
そこの歴史やりましたね
世界史でもやりましたし
日本史でもやりましたよね?
そういう日清日露というのは
早めに開国していた日本が
まだ近代化していなかった中国に
撃ち勝つというね
これも裏にはイギリスやフランス
色んな国の思惑があるんですが
日清戦争にてこれで勝利したことよってですね
清からの支配を逃れるわけですよ
そこで初めて
ここで大韓帝国という国が出来上がります
はい
で この大韓帝国が
続くんですが
このままですね日清・日露
第一次・第二次と
どんどん
戦争の時代に突入していきますよね
そんな中で日韓併合が行われます
さぁここが揉めるポイントだ!
赤くちょっと点を打っておきました
ここね
あの 前回私はね
「日本がその当時韓国を支配していたんですが」
と言ったところ
コメント欄にですね
「支配じゃないだろ?」と
「植民地支配なんかしていないよ
条約を結んで併合したんだから」
という意見が多々見られました
そういう歴史観の方もいるんですね
日本の言い分としてはですね
条約で
「併合していいですか?」
「良いですよ」
と言ってですね併合したわけだから
戦争もしていなけりゃ 侵略もしていないし
ましてや植民地支配なんかしていない
そこから日本が
教育改革をしたりインフラを造ったり
色んなふうにしてですね
「整えたじゃないか!」 「守ったじゃないか!」
「そういう良いことをしたじゃないか!」
という日本の主張もあります
これもあります
その上で
「いやいや条約を結ばされたんじゃないですか!」
それはもう武力でね
武力を持っていて
「併合しなかったら
どうなるかわかっているだろうな?」
という圧力をかけられたから
併合したのであって
それはもう
「“ 植民地支配”ですよ」という意見もあります
これをどっちと取るかは色んな立場があるとしても
“ 日韓が併合した”というのは事実
あと徴用工と慰安婦問題もね
色んな意見がある2つは
言ったほうがいいかなと思うのが
徴用工問題もね
コメント欄で「あれは募集工です」って
意見もあるわけです
強制してません
募集して働いてもらっただけです
それを強制されたって、後から言っているだけでしょ?
証拠あるんですか?ってね
“従軍慰安婦 ”
「慰安婦!」「いや違う あれはお金を払って
プロの人達を雇っていたんです」
「商売としてその女性はやってました」ってね
慰安婦問題っていうのは
日本だけじゃないんですよ
戦争するところにはどこにでもある
アメリカ軍にも イギリス軍にも
どの軍にも慰安婦っていうのはいたらしいです
逆にいない軍は
もっと悪い事をしてたっていう話もある
かつてのソ連軍とかはそういうものを作らずに
現地で占領したところの女性を襲っていた
「それと比べたら慰安婦のシステムはいいでしょう?」
っていう人もいる
ねぇ?
そういう「黙認している」「強制している」
「そうじゃない仕組みがいる」
色んな意見がある
ねぇ?
難しいところなんですよ
ただ 東南アジアでは
しっかり強制性があったという証拠が
残っていたりして
そこには賠償金もしっかり払っていたりもする
「強制の証拠が無いのは焼き払ったんじゃないか?」 という意見もある
終戦直後に霞が関に
とにかく何日間も煙が立ち上っていた
それは書類を無茶苦茶
焼き払っていたからだと言われている
だから証拠がないからと言って
被害者の声明が上がっているのに
それを無視するのは人道的にどうだという意見がある
かたや
証拠を焼いたからと言って
全部の証拠が無くなっているわけがない
ひとつの証拠がないのだから
それは証拠が無い
と言っても過言じゃないんじゃないか
という意見もある
色んな意見がある
最初に報道したところ、そのリソースがどうだったか
そこら辺も色んな議論がある
誤報だったとか
その出自がわからないとか
根拠がないとか
言ってきている人は本当に慰安婦だったの?
それとも嘘をついているだけ?
お金が欲しいだけ?
色んな意見がある
なので そこも揉めるところ
竹島も揉めるところ
ここも揉めるところ
だから安易に支配とか 植民地だったと言うと
怒る人もいるし
でも そうじゃないでしょ?って怒る
韓国の人もいっぱいいると、いう状況でございます
その上でですね
これもまた第二次世界大戦によって状況が変わる
似てますね
日本と清の戦争で
まあ
独立して
また日本と他の国との戦争の状況で
日本が負けるんですね
敗戦しまして、それによって
日本がいなくなるわけですよ、ね?
つまり自分達の力で
独立を勝ち取った
戦ったということではないんです
ここが物凄い大事!
ここが物凄く大事になります!
はい、で
じゃあ
「良かったね」韓国からすればね
「日本が負けたから
もう朝鮮半島から日本人がいなくなるね」
「我々 朝鮮人で朝鮮半島を治められるね!」
そうなっていないんですよね
それ皆さんご存知ですよね?
何度もご説明しましたが
世界史でもご説明しました、ね
そこからソ連が朝鮮半島に
なだれ込んでくるんですよね
戦争の終わり間際にソ連が
日ソの中立の条約を破ってですね
攻め込んでくる
ここで行けるんじゃないか?
グググッと攻め込んで来る
それをヤバイなと思ったアメリカが
国連軍を差し向けて
下から押し上げる
その結果出来たのが、上は北朝鮮
下が韓国、そういうことですよね
それは何度もご説明したんですが
ここを深掘ると無茶苦茶面白いわけですよ、ね
トップに立ったのは誰なのか?
北朝鮮 初代は?
金日成
名前を知ってますよね?
そして
前回の動画でお伝えしました韓国は
李承晩という方なんですよ
じゃ、この二人ってどういうふうに
トップに立ったの?ここ!
ここ凄い大事、ね
実は金日成というのは
元々は朝鮮でですね
日本が統治していた時に
抗日運動とかをしていたんですが
弾圧を受けてですね
ソ連軍の朝鮮人部隊にいた人です
ソ連軍にも軍隊がありまして
ソ連軍の中にもですね
朝鮮人がいる部隊ってのがあったんですね
そこに入っていた人なんです
ソ連軍大尉だった金成柱という人がいる
あれ?名前違う?
あれ? 金日成じゃなくて金成柱だった?
ここも物凄く大事なんですよ
はい
金成柱という人が金日成と名乗って
北朝鮮のトップに立った
何故 立ったか?
ソ連軍の後ろ盾があったから
ソ連軍に居たから
つまり金日成という人はソ連軍が作ったんです
そして
李承晩という人はどういう人か?
この人は
アメリカに留学していたクリスチャンなんです
クリスチャン? 朝鮮半島で珍しい!
と思うかも知れません
でもこの時
朝鮮半島にはですね
非常に宣教師の布教が盛んで
クリスチャン無茶苦茶多かったんですよ
李承晩はそんな流れで
アメリカに留学していた
その流れで帰って来たところ
アメリカに目をつけられるわけですね
彼はアメリカにも留学しているし
クリスチャンならアメリカ式のやり方が
わかっているだろうと
こちらの言うことを聞くだろう
そういうことでアメリカのバックアップを受けて
トップに立っていた
つまり両トップは
ソ連軍およびアメリカ軍のバックアップ受けて
立てられたトップだった
そういう事なんです
だとしたら何が足りない?
何がこの2人には欲しいか
それが建国神話です
この国はこのようにして作られました!
という言葉が
国民の誇りになるわけですよね
国民のストーリーになるわけですよ
「我が国はこのようにして出来た国です!」と
ね?そういう風なものがあるわけじゃないですか
日本で言うところの古事記とか、ね
こういう風な神々とこういう風な神々が
こうなって ああなって
こうなって
そこからずっと続いて
今の日本国民というものがあるんですよ
ストーリーですよ
アメリカで言うと独立戦争だ
イギリスと戦って戦って勝って
勝ち取った俺たちの新大陸
それがアメリカだ! 自由の国だ!
そういうストーリーがある
そういったストーリーが欲しかったんだ
金成柱は
これを利用した
それが金日成伝説
金日成伝説というのは
あくまでも民間伝承のお話だったんですって
金日成という朝鮮の兵士が
日本からの支配に
何度も何度も対抗して
全戦全勝をしている男がいるっていう伝説が
あったんだって
無敵の将軍 金日成
これは誰も顔を見たことがない
ただ
コンプレックスとか辛い気持ちとか
朝鮮の人達の憧れとか理想とかが
そういうストーリーに、一つに纏まって行ったんだって
言われているらしいんですよ
で
その
フィクションのような存在 金日成を
金成柱が名乗り始めるって話なんです
私こそが金日成である
あの
日本に対して
全戦全勝で立ち向かった男
金日成こそが私であり
それが故に
国を立ち上げたのである
これが建国神話 北朝鮮側のね
そしてもう一つ
李承晩が使った建国神話は
三・一 独立運動
これもある時です
韓国の人達が
反対運動を行ったことがあった
ね かつてあった
三・一 独立運動
それで弾圧されて
それは日本の、ね 朝鮮総督府に
弾圧されて
収まっちゃったわけ だけど
俺達は、ね
韓国の政府なんだ!って
名乗ったことが かつてあった
でもそれは
公式なものではなくて、一つの運動
一つのムーブメントに過ぎなかった
でも
李承晩はその韓国の憲法の最初の文の中に
これを入れたんです
我々は三・一独立運動によって
ね、生まれた 韓国
臨時政府の
正当後継者ですっていう文章を入れたんです
なんでか?
「アメリカに押し上げられて作った国です」では
全く盛り上がらないでしょ?
我々は自分の力でちゃんと日本に対抗して
ちゃんと国を作ったんです
そういう言い方をしたい
だから
やり方は違えど
同じことを言っているわけですよ
我々は民族としてきっちりと
日本に対抗して
その上で国としての独立を勝ち取りました
こういう事を言っているわけです
これを建国神話にしたんです
だから
どうしても国の始まりが
反日なんですよ
どうしたって自分たちの
アイデンティティを持つには
日本に支配されていたけど そこから
独立したんだよというストーリーから
始まる物語なんです
それを皆
教わって育つのです
だとしたら
いきなり日本の事を好きになるかっていうと
それは難しいですよね
それは
民族の問題というよりも
この流れの問題だったわけです
でも一つ言えるのは
悲劇でもあるわけじゃないですか
自分たちで独立を勝ち取れなかったんですよ
ずーっとね
この大韓帝国の時だって日清戦争の影響
この朝鮮戦争だってアメリカとソ連の影響
ずーっと大きな国に翻弄されてきた半島なんです
その半島が国を持つ時に
自分たちを鼓舞するために作ったストーリー
その中に我々は
敵役として存在しているということなんですね
さて
そう言って始まった国がどのような歩みを見せたか
ここも凄い大事なわけですよ
そうやって始まった事はわかった
だったらそれがどういう風な
2つの似た国じゃないですか?
同じ国だったわけじゃないですか
38度線で分かれた
それだけ
それ以降どうなった?
全然違う国になった
同じ民族が
元々ね
その押し引きも激しかったんですよ
朝鮮戦争
ね?
朝鮮戦争って、ね
まずはソ連がグワーッと
ね?
押し込んできたって言ったんだけど、これね
ソ連の力で
北朝鮮が押し込んでったんですよ
これね
金日成的には何がしたかったというと
金日成ここで国を持ったでしょ?
まだ何も成し遂げてないわけ
本当にやりたかったのは中国共産党のような事
中国共産党というのはソ連のバックアップを受けて
中国を支配したんです
武力で
それをうちもやれば、中国共産党と同じように
しっかりとした実績が持てる
そういったですね
ソ連と中国に打診したんですね
金日成が
攻め入りたい
最初はここで38度線で
決まってたソ連・アメリカ
止まってた
そこに
北朝鮮が出来てから攻め入りたい
統一して実績を作りたい
中国共産党のように
統一することでこのストーリーは完成するから
言ったわけです
中国とソ連は最初止めたんだ
止めたらしい
だけどいや俺はどうしてもやりたいというわけで
じゃあ
戦車貸してやるよと言ったのがソ連
じゃあ 戦車貸してやるから
そう言って戦車を与えたんですって
一方 国連軍だったアメリカは
戦車を韓国に与えてなかった
なんでかって言うと朝鮮半島は狭いし
山間部も多いから戦車はそこまで
駆使するようなフェーズじゃないだろう
そういうフィールドじゃないだろうと
戦車はもっと広いところで使う戦術のものだからって
思い込んでいたんだって
ところが
攻めてきた
戦車が先頭に立っていたんだって
ガン ガン ガン ガン ガン ガン ガン ガン
あれっ?
攻めてきたぞ!
攻めてくるなんて全く思ってなかったらしい
韓国軍は国連軍とですね
ちょっと飲み会とかやって
普通に酔っ払っていたんだって
「まぁ来ないっしょ」みたいな感じで
そしたら「来ましたー!」っていうんで
「嘘だろ!?」
だからだいぶ
しかもね その日曜日だったかな?
お休みの日だったんだって
もうある程度
かなり油断していた時に
酔っ払っていて「まぁもう来ないだろう」
という時に戦車が来た
これで一気にソウルが陥落した
首都のソウルが一気に陥落した
それでもうダメだってなったところで
国連軍が発動する
動いたのは日本にいたマッカーサーだ
「マッカーサーお前が行け」こうなるわけですよ
それで「わかった」と
「俺に任せておけ」となるわけですね
パイプが、流し目で
それで作戦を立てるんですね
マッカーサーは
どこから上陸するかっていうのを立ててですね
「よし、あそこから行くぞー」ってですね
北朝鮮の補給ラインを絶つようなところから上陸し
補給ラインを絶ちながらですね
もうガンガンガンガン設備費を投資してですね
押し上げていく、ね
おぉ 国連軍が本気出してきた
その事によって北朝鮮は押し返されるわけですよ
ドッ ドッ ドッ とね
そして いよいよ元の38度線まで
押し返されたんですって
さぁ 今回の話 ここでだが、出典はこちら
「朝鮮半島 池上彰の世界の見方 朝鮮半島」 です
ありがとうございます
出典に関して、ね
池上さんばっかり多くないか?という意見があります
これに関しては申し訳ない
僕は池上さんが好きなんです
その上でね
前回、あの「韓国の本音」というお話がですね
あの朝日出版だったかな?
で、まあ、朝日出版っていうのも
色々な意味を持つらしいんですよ
朝日ってのはどうなんだ?と
ね、色々 韓国との関係で色々あるわけですね
なので、今回は小学館です
そこだけちょっと味変えはしてますけれども
なにかお勧めの出典があったら
また教えて下さい お願いします
というのもですね
まぁやはり池上彰さんが非常にネームバリューがあり
信頼感がやっぱりあるわけですよね
それで僕も非常に好きなので
取り扱ってしまうんですが
こっちも読んでくださいという意見に関しては
募集しておりますので宜しくお願いします はい
そんな中 マッカーサーが
ガンガン ガンガンと押し進めてですね
38度線まで戻すんですよ
ここで池上さんは言います
ここでマッカーサーが
38度線で軍を止めていたら
世界は変わったかもしれない
えっ? どういう意味?
マッカーサーはですね
そこからさらに北へ向かうんですよ
あわよくば
北朝鮮を潰そうって
ガン ガン ガン ガン ガン ガン ガンって
「うわー」
もう押し戻すだけじゃなくて
攻めてきたっていう
それでもう北朝鮮の人を抑えられて
もうほとんど制圧されかけた時に
どこが動いた?
中国が動き出すんですよ
このままアメリカの言う通りにしていたらヤバい
アメリカがここまで来たら
アメリカの思惑通りになっちゃうかもしれない
ヤバイヤバイっていってですね
ソ連は
戦車を貸しただけ
ね、動いていない
中国はどうしたか?
これね 難しいところなんだけど
ソ連と中国
もう 国連常任理事国でしょ?
拒否権があるから
色々出来るわけなんだけど
その当時の国連軍の朝鮮への派遣っていうのは
ソ連と中国 ボイコットしているんですよ
ソ連は意見を言っていない
中国も言っていない
ね?
中国もソ連もだから軍を出していない
えっ? 中国軍が来たって今言ったよね?
中国は正規軍という扱いではなく
人民義勇軍という名前で派遣した
つまり
民間の人が勝手に
行きましたっていう議論
軍は派遣していないよ
国連軍が来ているんでしょ?
国連常任理事国
軍は派遣していないよ
でも人民義勇軍がとてつもない
訓練された状態で来た
「嘘だろ!?」
だからその
予想だにしていないわけですよ
マッカーサーとか国連軍も
「なんだ?向こうから見たこともない
軍が来るぞ!?」
「中国の軍だ!」
こうなるわけですね
それで泥沼化する
「うわぁぁ」
拮抗してまた戻される
そして38度線付近に戻って
休戦するということなんですよ
かなり揉めたわけですよね
だから金日成の野望っていうのはここにある、ね
そして李承晩もそこにあった
ね
そんな中ね 朝鮮戦争が行われたことで
日本も凄い変わるんですよ
それが
警察予備隊だよね
これ朝鮮戦争に国連軍が行くわけです
アメリカ軍がバァーッて行ったら
日本が手薄になるわけだ
それで何が恐ろしいかというと
ロシアが攻めてくるかもしれないって
まぁそのソ連だね
ソ連が日本に行っちゃうかもしれない
というのはアメリカは怖かったんだって
だから軍を作らなきゃー
日本国 日本軍作る… あれ?
軍作っちゃ駄目ってやったの
俺たちだなーってなって
はい じゃあ
警察を補強する状態のやつって言ったんですよ
「警察予備隊作りまーす」って言われて
「はい」 って言って
「じゃぁ この装備を…」
「これ軍のやつでしょ?」ってなったらしいんですよ
「あぁ でも…」
「あの 軍って絶対に言わないでくださいね」
「警察ですから」って
それが警察予備隊
それが後に保安隊になって 自衛隊になっていく
日本に自衛隊があるのは
朝鮮戦争の影響なわけですよね
まぁ あまりにもやはり
アメリカとかソ連の都合で
色々ルールが変わっていくということが
明らかになっている
その上で
この朝鮮戦争によって
アメリカ軍が色々と物資が必要になる
そんな中でオーダーが色々
日本の企業に入るわけですよね
あれ作って これ作って
これ売って あれ売ってってね
それによって朝鮮特需
と言われる好景気が訪れるんですよ
皮肉なもんですよ?ね
日本が負けて その上で今度は朝鮮半島が
戦場になって
その事によって焼け野原だった
日本に好景気が訪れる、ね
ここにもね 赤丸打っているのは
ここもね、ちょっと朝鮮の人からすると
んー、どういうことなんだろう ?って
納得しないところなんじゃないかと
ね?
なんでこっちはこんな目にあっているのに
それの影響で好景気になったんだろう日本はっていう
反感もやっぱりある
そういう風に池上さんは仰っているわけですよ
ここ と ここ は色んな言い分があるんだよと
そういう事でございます
さぁここからはエクストリームに北朝鮮
エクストリームに北朝鮮
ザーッと説明していきますよ
北朝鮮はですね
三人しかトップがいないわけですよ